お題:『シスタープリンセス・ピュアストーリーズ』(PS)
……まあ、早い話が去年の3月に出た『シスプリ』を妹サイドの視点でお話が進むバレンタインストーリーと今回オリジナルのクリスマスストーリー(ただしプレイ時間はどれも10分程度のボリューム)およびパズルや神経衰弱などのミニゲームが入ったソフトなんですわ。
発売は去年の12月。
妹の各声優さんによるクリスマスメッセージおよび、前作の全CGのハイレゾ版が閲覧できるなど、新作と言うよりはアクセサリーの一種と思った方がよろしいかと。
ただ、対談の中でも述べますが、このゲームに手を出すなら覚悟だけは決めた方がいいです。
ちなみに、ただいま中古価格はじわじわと上昇中。(笑)
余談ですが、当初の対談予定は誰かさんの強い要望で『シスタープリンセス・タイピングソフト』でやる予定でした。
他のタイピングソフトとの比較のために『激打…』等のソフトの用意は万端だったのですが……ご存じの人もいらっしゃるかも知れませんが、12月に発売予定だったそれが1月に延期となり、また3月に延期となり……ついには発売中止に。
何やら作品の世界観において原作者とかなりもめたご様子。(噂および推測)
で、同時に対談予定もパー。
しかしラオウさん、『それならこれだあっ!』と押しの一手。(笑)
『シスプリの対談やってからちょうど一年じゃないか?』等と、良くわからない理屈をこね始めたので、高任と吉井氏はおとなしく肉で黙らされた次第でございます。(笑)
吉 井:「……で、ラオウさん。お肉は?(笑)」
ラオウ:「一応時間指定配達しといたのでもうすぐ届くと思いますが……」
吉 井:「は?」
ラオウ:「いや、正直に白状すると証券会社から特産物クーポンを貰ってね。1人で食うのもなんだかなーという量だったので(笑)」
高 任:「……ちなみに、私、高任がシェフを担当させていただきます(爆笑)」
ラオウ:「シェフって顔かよ…(笑)」
吉 井:「せっかくの素材も価値が半減になってしまうのでは?」
高 任:「じゃあ、吉井さんが焼きます?」
吉 井:「高任君におまかせするっス(爆笑)」
ラオウ:「まあこの3人で比較対照すると……人一倍薄味好みではあるが、高任さんが一番上手かなと(笑)」
高 任:「心配無用、ちゃんと本屋でステーキの焼き方を立ち読みしてきましたから(笑)」
吉 井:「なんか、むっちゃ不安なんですけど…」
高 任:「いざというときは関西人の魂の調味料、お好みソースでどうにかしてしまいましょう(大爆笑)」
吉 井:「まさか、焼き肉のタレで食べさせるつもりじゃないでしょうね…」
高 任:「自前でデミソース作るのも面倒だし、この後一生使うことないとは思ったんですがステーキソースを買ってきましたあ。ついでに、香辛料関係も(笑)」
吉 井:「あ、なんかちょっと安心(笑)」
ラオウ:「とりあえず、さくさくと対談やってましょう」
ラオウ:「高任さん……どうでしたかこのゲームのオープニングは?」
高 任:「前作で何が足りなかったのかだいぶわかってきたようやな(一同大爆笑)」
ラオウ:「よし、高任さんにオープニングでオッケーが出れば貰ったも同然!」
高 任:「何をよ?(笑)」
吉 井:「高任君、何様ですか?(笑)」
ラオウ:「残念なことと言えば、初回特典にシスプリ時計がついてなかったことぐらいか(爆笑)」
高 任:「どうせこのゲーム初回特典で購入するような人間は前作で貰ってるんじゃないでしょうか?(笑)」
吉 井:「いや、それ以前に人として使えない目覚まし時計を2個も3個も貰ってどうするという意見が…」
高 任:「ラオウさん使ってるとか?」
ラオウ:「さすがにアレは使えないですね(爆笑)」
高 任:「なら貰ってどうする?」
ラオウ:「とりあえず、発売日特典でテレカは貰いましたが」
吉 井:「……(助けを求めるように高任を見る)」
高 任:「ま、『チョコキス♪』を発売日に購入した俺がどうこう言うのもなんですか……ラオウさん、アンタすげえよ。確かこれって、赤穂浪士が討ち入りした日に発売されたんだっけ?(爆笑)」
ラオウ:「素直に12月14日と言え……でも、あれって正確に現代暦換算できてるのか?」
高 任:「む、当時って太陰暦だったっけ?少なくとも、イスラムの純粋太陰暦じゃないことは確かだったはずだが」
ラオウ:「純粋太陰暦って確か、太陰暦の100年が太陽暦での約97年だから、イスラム教圏では年代によって断食月が季節を越えて変わっていくんだったっけ?」
吉 井:「すいません、話が豪快に横滑ってます!(笑)」
ラオウ:「どこから滑ったんでしたっけ?」
吉 井:「特典のテレカだか、トレーディングカードだかの話から思いっきり…(笑)」
ラオウ:「ああ、ちなみにテレカが2種類あったせいか、1人で2本買って行く人間が多かった……だから、今になって中古価格がじわじわと上昇中だったりする(大爆笑)」
高 任:「……そこまでやるんだったら、自分でテレカぐらい作ればいいんとちゃうの?もちろん、個人として楽しむ範囲で」
吉 井:「高任君、君はコレクターの気持ちが分かってない(爆笑)」
ラオウ:「……私にもわかりませんが、吉井さんにはわかりますか?」
高 任:そういや、昔ひたすらチョコレート食べてましたな(笑)」
吉 井:「あれとこれとはまた話が違うんですが…」
高 任:「はあ……で、ラオウさん、どんなテレカよ?」
ラオウ:「俺が貰ったのは……って言うか、12人の妹が6人ずつ別れた2種類なんだわ(笑)」
吉 井:「やることがあざといな(笑)」
高 任:「タイピングソフトも4人一組で3つ売り出す予定だったらしいし(笑)」
ラオウ:「人気投票の1から3位、4から6位……と4つのカテゴリーに分けてその中から1人ずつ分散させる予定だったらしいですな……やだね、資本主義って(大爆笑)」
高 任:「資本主義って言うか、単にデッドストックを作らないための販売戦略にすぎないんだけど……」
吉 井:「……ラオウさん、もしタイピングソフトが3本発売されてたら全部買うつもりだったんですか?」
ラオウ:「ふ、2つで充分ですよぉ(笑)」
高 任:「2つ買うつもりだったんかいっ!(一同大爆笑)」
ラオウ:「冗談ですって……まあ、内容が面白ければと言う気持ちはありましたが(笑)」
吉 井:「しかし、懐かしいフレーズですねえ。『ふ、2つで充分ですよぉ』にあそこまで反応しちゃうところが年寄りの証拠ですなあ(笑)」
高 任:「そのギャグを成立させるためには、ソフトが4種類でないと……って、あれ?何が元ネタだったっけ?(笑)」
ラオウ:「……って、話を本格的に戻しますが……このオープニングの出来はなかなかいいでしょう」
高 任:「うん、少なくとも高任の感覚的にはいい出来です……それが普遍的な感覚かどーかってのは疑問が残りますが(笑)」
吉 井:「前回の対談の高任君の言葉を借りれば、『妹達がユーザー相手に個別に戦ってなかった』という事かな?(大爆笑)」
高 任:「前作はね、妹達一人一人の間が長すぎたんですよね……このぐらいスピーディーに進むと、ユーザーの精神に余裕を与えずにすむ(笑)」
吉 井:「なかなか気恥ずかしい感じに仕上がってました(笑)」
高 任:「ラオウさんはどうよ?」
ラオウ:「……こっちのオープニングの方が出来がいいと思った(笑)」
高 任:「で、今になって前のオープニングを見たら……やはり『ぬるい』の一言が浮かんでくるだろ?」
ラオウ:「一画面に2人、そしてフラッシュバックのように入れ替わっていく妹達……そうか、当時高任さんの頭には既にこのような理想型が浮かんでいたのか。ふ、知り合いながら恐ろしい男よ(爆笑)」
吉 井:「ちょっと話の腰を折るけどさ……」
高 任:「折りますか?(笑)」
吉 井:「オープニングの出来がいいのは認めるけどね、このオープニングでは笑いが取れないと思いません?」
ラオウ:「(低い声で)……吉井さん、あなた何が勘違いしてませんか?(大爆笑)」
吉 井:「いや、恥ずかしくて口元がにやつくという意味ではこっちの方が凄かったんですけどね(笑)」
高 任:「……あのね、人間は刺激になれる生き物なんですよ」
ラオウ:「何が言いたいのかな?」
高 任:「前作を知らない人間にこのゲームのオープニングを見せてみたんですが……」
吉 井:「……で?」
高 任:「大爆笑してました(爆笑)」
ラオウ:「なぜに?」
高 任:「はあ、つまり2人は前作での経験で心に耐性がついてしまったのではないかと(笑)」
吉 井:「『辿りつかなければ見えない景色がある』ということですか?」
高 任:「多分間違ってるでしょうけどおおむね間違ってないと思います(爆笑)」
ラオウ:「どっちや?」
吉 井:「し、知らない間にレベルアップしてますか、俺?(笑)」
高 任:「人は刺激に馴れちゃいますからね……それがいいことなのか悪いことなのかは別にして」
吉 井:「まあ、オープニングの話はおいといて…」
高 任:「と言っても、ミニゲームや声優さん達のクリスマスメッセージはおろか、前作のゲームの妹サイトのバレンタインストーリーだろうが、クリスマスストーリーだろうがプレイ時間はどれもこれも10分足らずですけど」
ラオウ:「それはともかく、プレイ時間が短いのに終わるたびにメモリーカードを読みにいくのがちょっとストレスでしたね(笑)」
高 任:「ラオウさん」
ラオウ:「何?」
高 任:「……はっきり言うけどさ、こんなゲームやってたら人間が駄目になる!(一同大爆笑)」
吉 井:「またそうやって誰かを敵にまわす発言を(笑)」
高 任:「だって、これはゲームでも『妹ソフト』でもなくって、『ユーザーを妹属性へと洗脳するソフト』ですやん!(一同悶絶)」
ラオウ:「……(腹を抱えて床を叩いている)」
吉 井:「……(壁に突っ伏して肩を震わせている)」
高 任:「……そこまで笑うって事は、同感なんですよね?」
ラオウ:「つーか、俺が言うのも何ですがすごいわこのソフト(大爆笑)」
高 任:「……いや、このゲームの場合そんなことが全然重要じゃなくて」
ラオウ:「ゲームじゃなくて前作以上に『妹ソフト』だってば(爆笑)」
吉 井:「前から気になってたんですが、ラオウさんの言うゲームとソフトの違いって……」
ラオウ:「文字通り、ソフトハードのソフトですって。いわば人間をハードにしてこのソフトを立ち上げることによって、妹属性が構築されるの(爆笑)」
高 任:「そりゃ、全編を通じて『お兄ちゃん大好き!』とか延々と囁かれ続けるわけですからね。精神的に弱っている人間だと間違いなく洗脳が完了してしまうでしょう(爆笑)」
ラオウ:「……穏やかじゃない言いぐさだな(笑)」
吉 井:「(ナワヤ調で)…なんて恐ろしいゲームだ!」
ラオウ:「ディアブロ様ですか?(大爆笑)」
高 任:「ラオウさん、あまりに身内限定のネタは……」
ラオウ:「確かに……しかしさ、『妹属性洗脳ソフト』のどこが悪いの?(一同大爆笑)」
吉 井:「か、艦長!ラオウさんの心に魚雷が命中してます!(爆笑)」
高 任:「駄目だ、やっぱりこんなゲーム野放しにしてちゃあいけないよ!(爆笑)」
ラオウ:「…って、待てコラ」
吉 井:「大体、このゲームやってると脳味噌が溶けて流れそうになりますよ(笑)」
高 任:「軍人さんの座右の銘、『洗脳を防ぐためには自殺するしかない』という言葉を君に贈ろう(大爆笑)」
ラオウ:「……あのさ、人間の心は所詮ピラミッドであって、てっぺんだけでは存在できないんだよ、わかってる?」
吉 井:「は?」
高 任:「駄目だ吉井さん、耳を貸してはいけない!」
ラオウ:「いや、そうじゃなくてね……人間はいろんな経験を通じて心のピラミッドのすそ野を広げていかなければいけないんだよ。そうすることで、結果的に広く大きな心のあり方を獲得できるわけで…だからそういうことを言ってはいけないし、そういう経験から自分を遠ざけることは人間として成長する機会を自ら放棄することなんだよ?」
吉 井:「何というか、言葉だけ聞いてるとすごくいい言葉ですよね(爆笑)」
高 任:「……某ゲームの注意書きじゃないけど、『現実と虚構の区別が付かない人間』はこのゲームをプレイしべきじゃないと思う(笑)」
ラオウ:「じゃあ、高任さんこのゲームプレイしたら駄目じゃん(一同大爆笑)」
とか、騒いでいるとドアホンが…
高 任:「おおっ、来たか……」
吉 井:「肉ですか?」
ラオウ:「来ましたか?」
高 任:「(受け取りのはんこ押して)……来ました!本日の特選素材!(笑)」
吉 井:「この肉……明らかに見た目が違う」
ラオウ:「……どうする?」
高 任:「とりあえず、下ごしらえにかかるわ……対談は休憩しましょ。お二人さん、焼き方の好みは?」
ラオウ:「焼く前でいいんとちがう?」
高 任:「焼き方によって火加減が変わるから、下ごしらえの塩胡椒の量も変えなきゃいけないのだが…」
吉 井:「むう、高任君が本気だ……」
高 任:「さすがに、敬意を払わずにはいられない素材だし…」
と、しばらく休憩。
高 任:「駄目だ、こんな肉食ってたら人間が駄目になる!(大爆笑)」
ラオウ:「高任さん、それはひがみというモノだ……っていうか、もりもり食っといて何をぬかす(笑)」
高 任:「だってどこぞの大臣が『うん、美味い!これなら安全だ!』とかのたこいてた時の肉ってこんな感じだったぞ!」
ラオウ:「高任さん、会話が成立してない。ちょっと落ち着け(笑)」
吉 井:「っていうか、こんなの毎日食べてたら絶対体に悪そうだ」
等といろいろと大騒ぎしながらの食事後、対談を再開。
高 任:「……まあ、この食事で俺の心のピラミッドのすそ野は確実に拡がったよ(爆笑)」
吉 井:「これで、ちゃんとした料理人が調理すればどんなことになるのやら」
高 任:「……1枚目はともかく、2枚目は注文通りに焼いたつもりですが」
ラオウ:「や、肉の話はもういいから対談。2人とも義務を果たすように(笑)」
吉 井:「じゃ、用も済んだし俺帰るわ(大爆笑)」
高 任:「おいしいですね、そのボケ」
吉 井:「ラオウさんを前にして、実行する勇気はないですけど(笑)」
ラオウ:「なんか、えらい言われようですね……」
高 任:「しかし、対談たってもう話すことないでしょう?大体、バレンタインストーリーは『前作のイベントでこんなことがあったねー』てな感じで延々と洗脳されるだけだし、クリスマスストーリーは、あってなきがごとしだし(笑)」
吉 井:「……何というか、破壊力は抜群でしたが(爆笑)」
高 任:「あの内容垂れ流しはある意味犯罪ですって(笑)」
ラオウ:「素晴らしい(爆笑)」
高 任:「どのキャラ選んでも、延々と『大好きだよ、お兄ちゃん…』てな話を聞かされるだけで…」
吉 井:「……何というか、『炎の転校生』ででてきた洗脳装置を連想してしまいました(大爆笑)」
感覚的には、ギャルゲーの告白シーンが延々と続く感じ。
ただしボリュームは半端じゃなくて、1人だけでギャルゲーの全キャラ分はゆうに越えます。
そしてそれが12人!
声優さん、お疲れです。
高 任:「部屋は明るく、テレビ画面から離れて休憩をとりながらプレイしないといけませんね、これは(笑)」
ラオウ:「暗い部屋で長時間プレイしてると、自分に妹がいるような気分になってしまうとでも?」
吉 井:「いや、このゲームを延々プレイできる人間はよほど精神力が強いか、または既に属性を持ってる人でしょう(大爆笑)」
ラオウ:「……お二人の言葉に所々引っかかるモノはあるんだけど、『このゲームはすげえ!』という一点において反論はないわけだよね(笑)」
高 任:「それは認める……ただ、ギャルゲーとか恋愛的な甘ったるいお話が嫌いな人間には悪趣味だと一蹴されると思うが」
吉 井:「……あの、もしもし。元々前知識無しにこのゲームを購入する人間っていないと思うんですけど」
ラオウ:「筋肉をつけようと思ったら筋肉に負荷をかける……心を強くしようと思ったら心に負荷をかける。うん、僕の言いたいことはわかるね?(大爆笑)」
高 任:「違う、何かラオウさんが僕の知ってるラオウさんじゃない…」
吉 井:「季節の変わり目って言うか、花粉が飛び交う季節って言うか…」
ラオウ:「だからね、このゲームは人間を駄目にするんじゃなくて、人間として一皮むけるんだよ!(一同大爆笑)」
高 任:「そうか、ならもう何も言うまい…」
吉 井:「高任君、そこは突っ込んであげないと。ラオウさんが困ってるよ(笑)」
高 任:「こういうときは放置プレイが一番効きますからね(笑)」
ラオウ:「あのな…」
高 任:「しかし、吉井さんって結局前作をほとんどプレイしてないでしょ?このゲームプレイしてわかりました?」
吉 井:「照れくさいという意味で聞くに堪えなかったので、内容を考える余裕がなかったというのが正直なところかな(爆笑)」
ラオウ:「一応選択によって結末が変わる……と言うか、前作でストーリーに関連する選択肢はこれだったのかという発見もあるんですが」
吉 井:「いや、去年高任君が選んだマイシスターのストーリーは覚えてますけど、はっきり言ってそれ以外はさっぱりでした(笑)」
高 任:「まあ、前作を知らなくてもプレイしてたらこういう話だったのかってのはわかる作りになってますけど」
ラオウ:「んー……なんか、2人ともこの作品に違うモノを求めているような気がする(笑)」
吉 井:「あ、そうそう……あの時は気がつきませんでしたが『一緒のベッドで寝ていい?』という選択肢は、ほとんどの妹に対して存在したんですね(大爆笑)」
ラオウ:「今更何を言ってるんですか(笑)」
吉 井:「いや、だから対談の時に見物した2回だけなんですよ(笑)」
高 任:「……思い出した」
ラオウ:「何を?」
高 任:「あの時妹と同じベッドで寝る事を選択した俺のことを二人して散々笑いまくったけどさ、あれって『それは駄目』とか選択したら『一緒にお風呂に入る』なんつーストーリーが展開されるんだよな(一同大爆笑)」
吉 井:「そ、そうなの?(笑)」
高 任:「そうなんです!つまり、あの時の俺の選択はまだましな選択だったんですよ!(爆笑)」
ラオウ:「高任さん、それは結果論(笑)」
吉 井:「……一緒にお風呂って、あのキャラ齢はいくつなんだろう?」
ラオウ:「吉井さん……それ以上は詮索しない方が身のためです(爆笑)」
高 任:「しかし、この前知人からいろいろと資料を見せて貰ったんだけど……なんで亞里亞はあんなゲーム設定になってしまったんだろうねえ?(笑)」
吉 井:「……クリスマスストーリーでの亞里亞は笑わせて貰いましたよ。送ってきたメールを開いたら『兄やにお知らせがあるの……なんだったっけ、忘れちゃった、くすんくすん』ですからね(笑)」
ラオウ:「……暖かく見守ってあげないと(爆笑)」
高 任:「ゲームのキャラ人気では最下位独走らしいですが、本来設定だと最上位クラスの人気らしいですし」
ちょっと脱線。
吉 井:「何というか、ある意味アクセサリー集みたいなソフトですよねこれ」
ラオウ:「まあ、オリジナル……って意味ではね。でも、濃縮果汁ジュースみたいに、美味しいところがぎゅっと煮詰められた一品(笑)」
吉 井:「美味しい……のかなあ(笑)」
高 任:「合成着色料がばりばりに入ったどぎつい彩りのような気がしないでもないが(一同大爆笑)」
吉 井:「あ、いいねその表現。『合成着色料』という1つの単語の中に高任君の心境がぎゅっとつまってるよ(爆笑)」
ラオウ:「あんたら…」
高 任:「そりゃ、気恥ずかしいという点で面白いとは思うけど……個人的には、ちょっとやり過ぎかなと心のどこかで反発してしまう」
吉 井:「(首を傾げて)……ちょっと?(笑)」
高 任:「いや、だいぶ(笑)」
ラオウ:「……2人とも恥ずかしいゲームが好きだったのでは?」
吉 井:「いや、この恥ずかしさはちょっと違うかなと(爆笑)」
高 任:「俺が好きなのは1対1の恥ずかしさで、少なくとも1対12の恥ずかしさでは……(大爆笑)」
ラオウ:「妹が個別にユーザーと戦っていては意味がないとかぬかしてなかったか?」
高 任:「家族愛だ、それはあくまで家族愛の話だ(爆笑)」
ラオウ:「注文が細かいな…」
吉 井:「そういう問題でしょうか?」
高 任:「大体……去年の今頃はシスプリなんてほとんど知らなかったから、『ん、妹が12人?複雑な家庭環境の中でちょっといい話が語られていくのかな?』とか思ってたんだよ(爆笑)」
ラオウ:「求める方向が違いましたか?」
高 任:「……個人的には、家族愛的ないい話が希望だったのだが(笑)」
ラオウ:「じゃあ、妹じゃなくてもいいじゃない(笑)」
吉 井:「身も蓋もありませんな…」
ラオウ:「並み居る家族の中で何故わざわざ妹が選ばれたのかをもう一度冷静になって考えてみよう(爆笑)」
高 任:「そりゃ、父が12人とかだとどうにもならないからだろう(笑)」
吉 井:「……そう言えば、お母さんが5人のアニメが4月から始まります(一同大爆笑)」
ラオウ:「何というか……疲れた身体を引きずりながら誰もいない家の玄関を開けた瞬間に忍び寄る5つの影……」
吉 井:「今日から私達があなたのママでぇーす!(大爆笑)」
高 任:「俺があの主人公の立場なら、間違いなく1人残らず外に叩き出しますが…」
ラオウ:「同感ですな…」
吉 井:「 妹だったらいいんですかラオウさん?」
ラオウ:「さて、そろそろまとめますか!(笑)」
高 任:「ごまかしてる、ごまかしてるぞこの男!」
ラオウ:「じゃあ、お約束と言うことで……このゲームは買いです!(大爆笑)」
吉 井:「お勧めですか?本当にお勧めですか?前作をプレイしてない人やシスプリを知らない人でも本当に楽しめるとお思いですか?(笑)」
ラオウ:「もちろん、シスプリを知っているという前提で(笑)」
高 任:「ある意味、世界観を知らない人の方が割り切って楽しめると思うが(笑)」
ラオウ:「で、お二人は?」
吉 井:「黒毛和牛おいしゅうございました」
高 任:「おなじく」
ラオウ:「話がすっごくそれてますけど?」
吉 井:「……まあ、主人公は努力する必要がなくて12人のキャラクターにモテモテという状況を何の苦痛も無しに受け入れられる人なら買ってもいいのでは(笑)」
ラオウ:「さ、最後の最後でさらっと辛辣な意見が飛び出てきましたね」
吉 井:「間違ったことを言ってるとは思いませんが…」
高 任:「んー何というかね……俺、主人公が必要以上に甘やかされているのって嫌いなんですよ(笑)」
ラオウ:「……なんか、肉を食べ終えてから2人とも手のひらを返してません?(笑)」
高 任:「いや、これは凄い破壊力を秘めたゲームってのは認めますよ……ただ、値段は安いですけど、明らかに全体としてボリューム不足でしょ。さっきラオウさんが濃縮果汁云々喋ってたけど、ボリュームを少なくして味を濃くしただけじゃないですかね?」
ラオウ:「だからこれはゲームじゃないと何回言えば気が済むのかな?(爆笑)」
高 任:「……まあ、そういう意味なら洗脳ソフトとしてはかなりのモノだと思います。個人的には、寝ぼけながらの長時間プレイは避けた方が良いと思うけど」
お買い得度…… 9(いろんな意味で一見の価値はある)
音楽…………… 7
操作性………… 6(ゲームを終える度にメモリーカードをよみにいくのが苦痛)
洗脳度………… 9(やばいっす)
絶対値評価…… 4
んー……早い話、ゲームじゃないんですよね。
対談の中ではカットしましたが、何というか、ミニゲームの1つをとっても事ある毎に『凄いね、お兄ちゃん!』ってな感じで囁かれて……精神的に凄く甘やかされているような感じを受けるのは高任だけでしょうか?(笑)
妹の独白を4人ほど連続して聞いていると、いろんな意味で脳味噌が溶けて流れそうになっている自分を発見したりします。
だからこそ、人間が駄目になるゲームと言ったんですけどね。ラオウさんはラオウさんで、確信犯的に騒いでいるような感じを受けるし。(笑)
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