お題……『マスクド上海』(WIN)
イギリスに端を発した産業革命。
元となる資本の蓄積云々の背景はさておき、欧米諸国における生産の拡大は、その拡大に応じた消費者を必要とした。
インド、中国……とアジア世界をのみこんでいった植民地政策は、そもそも産業革命によってもたらされたと言っても(以下略)。
特に人口4億人と言われた中国大陸は欧米諸国にとって垂涎のマーケットであり……ただ、欧米諸国にとって必要だった貿易という行為は、当時の中国にとっては必ずしも必要ではなかった事が悲劇を生んだ。
自分たちの国でさえ吸食しない阿片を持ち込み、貿易品目とし……阿片の浸透によって、当時の中国における購買力は半減したとまで言われてる。
イギリスの海軍力を承知で、負けることがわかっていながらも、『阿片に対してきちんと抗ったという歴史を残す』ために、戦争に踏切った中国(清)は……欧米諸国の食い物にされたのは、悲しい歴史である。
その、歴史の顕著に現していたのが……このゲームの舞台ともなる、第二次世界大戦前の上海である。
都市の中にフランス領などの外国領が存在し、中国人のすむ場所とは、住む人間も法律も違う……そう、当時の上海は、魔都と呼ばれていた。
と、これはあくまでも教科書の歴史。(笑)
このゲームの歴史は、1928年(昭和3年)6月3日を境に、ちょっと異次元空間に旅立っており、まあ、封印されていた悪仙人を主人公がちょっとした手違いで解き放ってしまった事が原因なのですが、それから10年……上海は、悪仙人の関与によって立派な魔界都市へと変貌を遂げていたり。
魔都と、魔界都市……うん、ちょっとした違いだよね。
だって、ライアーソフトだもん。
まあ、簡単に説明すると……そんな意図はまったくなかったにせよ、封印されていた悪仙人を解放してしまった主人公に、『貴様が責任をとれ』と、西王母の名で呼ばれる女仙に詰め寄られ…。
悪仙人を倒し、封印するために、仙人となるための長くつらい特訓を……続けていた主人公に、西王母が容赦ない一言を。
『ありゃ、アンタ才能無いわ。いくら頑張っても仙人には、なれないみたい』
『うそおっ!?』
じゃあ、どうやって悪仙人を倒して封印するんだよぉっ…と膝をつく主人公。
そこで西王母、にやりと笑い。
『アンタは仙人にはなれない……だったら、アタシが、アンタを仙人に改造してやるわ』
……主人公、左文字俊作は、危険が迫ると水虫が猛烈にかゆくなるという、ちょっとした能力を持つ普通の帝国軍人だった……が、それもこの時まで。
既〇外仙人西王母によって、左文字俊作は、改造仙人に生まれ変わったのである。
左文字俊作は改造仙人である。
上海の平和を守るため、日夜悪仙人と戦うのだっ!
まあ、そんな感じで。(笑)
ラオウ:「また、ライアーかよ(笑)」
高 任:「すまんのう」
吉 井:「まあ、ギャルゲーとバカゲーに特化した人間にとっては、ギャルゲーがでなかったら、バカゲーしかないですし(笑)」
ラオウ:「つーか、ライアーソフトにしてはおとなしめというか、『ライアーソフト初心者向け』とか一部で批評されてるようだけど」
高 任:「甘いな」
ラオウ:「甘いですか」
高 任:「満州事変というか、なんというか……かなり洒落にならないぐらい、歴史で遊んでるんですけどね、このゲーム。いろんな意味で、右の人には見せられないと言うか(笑)」
吉 井:「あ、やっぱりそうなの?」
高 任:「つーか、辻参謀の『いや、私はどうも補給とかいう概念に疎くてな』の発言でふいたよ俺。腹筋ねじ切れるかと思った(笑)」
ラオウ:「……まあ、参謀がそれはまずいだろうけど、何がそんなに面白い?」
高 任:「……」
ラオウ:「もしもし?」
高 任:「ひょっとして、辻参謀はもちろん、男装の麗人こと川島芳子とか、戦車のチハ坊とか、『ばんじゃーい』のかけ声とか、全然わかってなかったりする?」
ラオウ:「……」
吉 井:「チハ坊は、戦車のチハ車だよね?」
高 任:「ですよ……砲弾が、相手の戦車に弾き返されるという、素敵戦車(笑)」
ラオウ:「いや、ダメだろう、それ(笑)」
高 任:「まあ、笑い話に使われますけど、違いますからね。そもそもチハ車は、対人用戦車として開発された戦車ですから。設計時に対戦車を想定しなかっただけのことで」
ラオウ:「いや、それはまずいんじゃないのか?(笑)」
高 任:「じゃなくて……何と言えばいいのか、第二次世界大戦の頃って、戦車を生産できる国って、世界で8つぐらいしかなかったんですよ。当然アジアでは日本だけね……まあ、日本の戦車は一応戦車というレベルに過ぎなかったわけだったけど。でも、そういうレベルですら、生産することが出来なかった国ばっかりだった」
吉 井:「へえ」
ラオウ:「ああ、なるほど……そりゃ、中国とかにいくなら、対戦車を想定する必要はなかった、と」
高 任:「……あれだよなあ、小学校とか中学校とか、歴史教科書の、戦時とか戦後のあたりにさしかかるところで、3学期の最後って、教師連中の逃げだよなあ」
ラオウ:「何をいきなり」
高 任:「いや、戦争中の日本の態度とか、政治的な絡みが含まれる内容だからって、教師連中はそんな部分を教えたくないわけですよ。だから、3学期の最後で、そういう部分の授業は適当に流しちゃう」
ラオウ:「うん、まあ、言ってることはもっともだと思うが……よーするに、そういう知識があると、このゲームのシナリオは、より一層楽しめますということで?」
高 任:「つーか、辻参謀というか、辻少佐もしらんのか…」
ラオウ:「え、ひょっとして実在するん?(笑)」
高 任:「まあ、ナルシストではないと思うが……いや、あの作戦は、精神的ナルシストでないと建てられないか(笑)」
注……某辻少佐の行為および、事象に対する関与に関しては、不明の部分が多いのであしからず。
吉 井:「あ、じゃあ、オープニングの爆破事件って…」
高 任:「ばんじゃーい(笑)」
ラオウ:「…?」
吉 井:「…?」
高 任:「もういいです……そっか、俺もそれほど詳しいわけじゃないんだけど、2人がこうって事は世間一般的にはこういうレベルなのか。そりゃ、『ライアーソフト初心者向け』とか評されるわけだ…」
吉 井:「え、そんなコアなネタなの、これ?」
ラオウ:「つーか、インディアンの迫害の歴史とかならどんと来いなんだけど(笑)」
高 任:「いや、自分の生まれ育った国の歴史というか、戦争歴史ぐらいはおさえとこうよ。学校では教えてくれなくても(笑)」
ラオウ:「いろんな意味で、戦争を知らずに育った世代だから(笑)」
吉 井:「というか、じゃあ、川島芳子って、実在するの?」
高 任:「まあ、色々あってスパイ容疑で、中国で死刑になったけど……」
吉 井:「……え、このゲーム大丈夫なん?」
高 任:「だから、ライアーソフトなんですよ?(笑)」
高 任:「しかし、オープニングムービーは、マサルさんを彷彿とさせてくれましたね」
吉 井:「平成ライダー、勢揃いって感じだったね(笑)」
ラオウ:「……?」
高 任:「いいです……まあ、見てる奴にしかアレはわかりません」
ラオウ:「そうか」
高 任:「まあ、後半の地平をかける姿とか、都市をバックに肩を揺すらせながら歩く姿とかは別のアレですが……つーか、何でラストが青い地球をバックに、サン〇イズやねん(爆笑)」
青い地球を背景に、登場人物が現れ……のサ〇ライズお約束のアレ。
吉 井:「……今思うと、あれはゲーム全体にわたって、パロディだらけですよというメッセージなのかな?」
高 任:「と、思いますよ……つーか、主人公にしたって、とりあえず仮面ライダーですよね。改造仙人ですし、左文字俊作って名前もそれっぽいし(笑)」
ラオウ:「最初の敵が蜘蛛は基本ですか(笑)」
高 任:「まあ、名前こそ『マスクド上海』ですが、仮面とかマスクの問題じゃない変身ですし(笑)」
吉 井:「そもそも、普段の格好は探偵物語(笑)」
ラオウ:「相変わらず、どの層をターゲットにしているのかわからないメーカーだ」
高 任:「まあ、陸王乗り回す探偵はいやだなあ、俺(笑)」
吉 井:「それは、ドーベルマンのイメージだと……というか、主人公乗ってないよ」
ラオウ:「自転車2人乗りで、戦車から逃げ回るネタとか懐かしいよな(笑)」
高 任:「もう、何が何のネタやら(笑)」
ラオウ:「つーか、外見的にはごっきーだが」
吉 井:「きちんと、触覚までありますし」
中略。
高 任:「そっか、2人がこの手のネタについてこられないなら、『将軍8(エイト)』とかの方が良かったか…」
ラオウ:「何それ?」
高 任:「幕府の財政を立て直すために、8代将軍がものすごい借金をして最新鋭の宇宙戦艦を購入し、それで宇宙海賊となって金を稼ぐという…」
ラオウ:「……(ちょっとツボにはまったらしい)」
吉 井:「武田信玄が1人で戦場に乗り込んでいって、山賊行為で金を稼いで、上杉謙信を倒すゲームを豪華にした感じ?」
高 任:「?」
吉 井:「ごめん、わからないならいいや…ファ〇コンのゲームだし」
ラオウ:「むう、何はともあれ、ライアーソフトは何年経ってもライアーソフトなんだな。安心したよ(笑)」
高 任:「時の流れが速い世の中ですからね、こういう路線がぶれないメーカーは、消費者が大事にしないと」
吉 井:「いや、ここのメーカー、ちょっとぶれた方がいいんじゃ…(笑)」
高 任:「まあ、シナリオ書きが何人かいて、それによって、カラーの違いを出してるという体制ですかね……ちなみにこれは、前に対談でやったアレのライターのようです」
ラオウ:「ああそんな感じだね、文体とか構成が」
吉 井:「……ラオウさんって、文章とか読むだけでいろんな事わかったりします?」
ラオウ:「それは、わかりますよ……ある程度は」
高 任:「……」
ラオウ:「例えばどこかの誰かが、ペンネーム変えて、文体も変えて、こっそりとどこかのHPを借りて文章とかのっけてても、読めばわかります。巧い人と、下手すぎる人だと話は別ですが」
高 任:「へえ」
ラオウ:「うん、わかるよ」
高 任:「だから、何故俺を見て言う?(笑)」
ラオウ:「いや、わかる程度に下手じゃないよと(笑)」
高 任:「わーい、誉められたあ(棒読み)」
吉 井:「いや、怒っていいのでは…」
高 任:「今の攻防は、それがメインではないのです吉井さん…」
ラオウ:「1つの言葉に2つも3つも意味を乗せる。そうじゃないと文章書きなんてやってられません(笑)」
脱線。
高 任:「まあ、例によって人類滅亡の危機に対して、主人をはじめとした登場キャラクターが、愛と勇気と友情と努力と勝利と…(笑)」
ラオウ:「おいおいおい」
吉 井:「あの、日本人パイロットあたりのネタは何となくわかるんだけど(笑)」
高 任:「パロディはともかくとして、基本的に前に対談したアレの舞台が変わったと言うノリで、ある意味手堅いシナリオが展開されてるから」
ラオウ:「まあな」
高 任:「つーか、このゲームの場合、一番問題なのは戦闘システムかなあ、と」
ラオウ:「んー」
吉 井:「下手すると、というか……かなり高い確率で、泥仕合に突入するよね(笑)」
中国、仙人……あたりのイメージを活かそうとしたのか、火・水・土・金などの五行の概念を取り入れたシステムなんでしょうけど。
まず、攻撃はターン制。
頭、右腕、左腕、右脚、左足の5ヶ所それぞれに五行の力を取り込んでそれを利用した技を出すわけですが……五行の球が順番に流れてくるのを、どの場所に入れていくかという選択が重要。
火なら火、水なら水で、同じ球を3個分以上(2個分の容量を持つ大玉もでてきますが、最高5個まで)集めると、技が出ます……が、同じ要素でも、それが身体のどの部分かによって出る技が違ってきます。
で、水を入れた箇所に違う要素を取り込むことは出来ません。
どこにも取り込む箇所がない場合のみ、それを捨てることが出来ます。
この球をここに入れて……などと、次に出てくる球が5個ほど見えてますので、戦略的に……相手に必要なさそうな球が連続してるときは、ターン終了させるとか……やっていくあたりを睨んだモノと思われますが。
いかんせん、1つ1つの攻撃力が弱く……えっと、最近はゲームですっかりおなじみですが、五行の相克関係とか色々ありますが、連続技というか、後半になると、五行それぞれの技をそろえてから攻撃しないと勝負がつかないことがほとんどです。
ついでに言うと、時々スペシャルな球が出てきて、自動的にそれを取り込んだ部分が麻痺を起こして動けなくなったり、相手の技で封印されたり……5体満足で戦えることがほとんどありません。
悪いことに、カウンターや回復技もありますので、攻撃、回復、回復、攻撃……などと、どちらも相手に致命傷が与えられないまま、かさぶたをはがしあうようなしょっぱい戦いが1時間以上続くことが(以下略)。
高 任:「俺、ラスボス手前で3時間以上戦って、強制終了したですよ(笑)」
吉 井:「勝てるときは一瞬なんだけどね」
ラオウ:「つーか、相手の行動を封じる、自分を五体満足にする、かつ運がよい……の条件がそろわないと、勝負つかないもんな」
高 任:「自分のターンの間、7割ぐらい水が出てきたときは殺意を覚えました」
吉 井:「捨てるわけにはいかない球が、ことごとく麻痺を起こさせてダルマになったり(爆笑)」
高 任:「前に対談やったあのゲームは、一度やった戦いはスキップできたのに、これは全部やり直さなきゃいけないでしょ……シナリオ全部読むより、戦い5回か6回にかかった時間の方が遙かに長い(笑)」
ラオウ:「まあ、これもまたライアーと言ってしまえばそれまでだけど、ちょっとなあ」
高 任:「と、いうか、この戦闘システムだけでユーザーの満足度はかなり減少したと思います……将来性だけはありそうなシステムだとは思うんですが、このレベルで商品化されると、ユーザーにストレスしか与えないだろう、と」
吉 井:「一撃が5ポイントとか10ポイントのダメージで、回復が50とか200とかそれ以上とか(主人公のヒットポイント200、相手は500とか600とか)ですからね……結局、連続技を決めて最終奥義発動でしか決着がつかない」
ラオウ:「まあ、相手に麻痺と毒と毒と毒と毒と…(大爆笑)」
吉 井:「ラオウさん、初期マ〇ックとかで緑デッキ組んだ人間でしょ」
ラオウ:「いや、俺やってないです」
脱線。
高 任:「結局、ヒットポイントとか破壊力とか無視して、行動力重視ですよね。いかに早く、最終奥義を繰り出せる状況に持っていくか」
吉 井:「それやると、相手の通常技で瞬殺されない?」
高 任:「されますねえ…だから、最初のターンで相手の重要部分を麻痺させて、次のターンで勝負をつける……サーブ&ボレーが決まらなかったら長期化」
ラオウ:「改造仙人のせいか、スペックおとりまくりだし(笑)」
吉 井:「というか……勝負の決め手は運だけのような」
高 任:「そうともいいます」
ラオウ:「つーか、勝手に連続技が発動してしまうのがイヤだったけど」
注…スペシャルな玉を取り込んだとき、行動力が回復したり減ったり、麻痺したり、毒に冒されたりする特殊効果の一種。
後1つで最終奥義発動とかの状況で、勝手に技が暴発してしまうことが。
ちなみに、五行の関係で技が連続するので、プレイヤーの意志とは関係なく、連続する技は全部発動してしまいます。(笑)
高 任:「あれは、改造仙人ゆえのバグと思えば(笑)」
ラオウ:「なるほど。プレイヤーの意志とは関係なく、改造された身体が勝手に」
吉 井:「そう考えると、なかなかに熱いシチュエーション(笑)」
高 任:「いきなり、膝からミサイルが出て『俺って一体…?』とか」
ラオウ:「それ、仙人違う(笑)」
吉 井:「このゲームの仙人の定義って?」
高 任:「オープニングだけ見ると、神道でいうところの神おろしっぽい感じですが」
ラオウ:「あまり深く考えない方がいいと思います」
高 任:「まあ、仙人の定義自体が難しいからなあ……人里離れた場所で、飄々と生活し、人間離れした力を持っている……ぐらいのイメージが、日本だと最大公約数って感じですか」
脱線。
ラオウ:「さっき、高任さんは『手堅いシナリオ』とか言ってたけど…」
高 任:「ノン、ちゃんと『ある意味』って言った(笑)」
ラオウ:「前に対談やったあのゲームと同じで、大きな意味では、破綻してるシナリオだよね」
高 任:「バカゲーだから、別に気にはならん」
ラオウ:「いや、そういう事じゃなくて……結局、同じライターだから、同じようなミスをしてるというか。アレが割と受けたから、敢えて同じような展開にしたのかどうかまではアレだけど」
高 任:「ああ、そういう意味ね……つーか、2人と話してて、この話って読み手を選ぶんだなあ、と初めて気がついた次第で(笑)」
吉 井:「元ネタがわからない分、高任君ほどには楽しんでないような気がする(笑)」
高 任:「笑える人間は、オープニングだけで大爆笑できると思います……そこで笑えるけど大爆笑できないって事は、あんまりこのゲームには向いてないのかも」
ラオウ:「そういや、ヒロイン3人のなかで1人だけ優遇されてたな」
吉 井:「このシナリオライターには間違いなく眼鏡娘に対する愛情がありますね」
高 任:「まあ、それはさておき……あそこまで露骨だと、他の2人がかわいそう」
ラオウ:「高任さんの口から、そんな言葉がっ?」
高 任:「いや、俺は公平な人間だから(笑)」
ラオウ:「……」
吉 井:「……」
高 任:「ああっ、2人の視線が冷たい(多分、別の意味で)」
吉 井:「最近、高任君から眼鏡娘に対する愛情が薄れているような…」
高 任:「吉井さんちょっと待って…(背後の雑誌を手にとって)……この眼鏡娘が、今俺の中では赤丸急上昇で…」
しばらくお待ちください。
吉 井:「(雑誌から顔を上げて)……良いモノですな(笑)」
高 任:「でしょうっ」
ラオウ:「……」
中略。
高 任:「俺は好きです、こういうゲーム……つーか、太平洋戦争あたりの本を三冊ほど読破して、平成ライダーシリーズを見て、ジョン・ウーの映画とか見て…」
ラオウ:「えらい手間のかかるゲームだな、おい(笑)」
吉 井:「まあ、確かにリヤカーに乗せられて無限に二丁拳銃打ちまくるキャラとか爆笑したけど(笑)」
高 任:「どれだけ自分の知識が広範囲に偏っているかが勝負の分かれ目だ」
ラオウ:「なんか、日本語おかしいぞそれ」
吉 井:「でも、言いたいことが理解できる表現だけど……まあ、基本的にパロディ満載のシナリオみたいだから、自分がどれだけ反応できるかというゲームなのは間違いないよね」
ラオウ:「個人的にはそこそこ……つーか、同じバカゲーならオリジナリティ溢れるバカゲーをそろそろ紹介した方がいいような」
高 任:「オリジナリティ溢れてるかどうかはさておき、じゃあ某うぃのあのゲームを買うしかないな(笑)」
ラオウ:「…?」
吉 井:「……あまりゲームに免疫のない客層を取り入れてるせいか、某DSも含めて、とんでもないゲームがわりと出てるようです」
ラオウ:「な、なるほど…やはり歴史は繰り返されるのか(笑)」
高 任:「本格野球ゲームを謳い、実際に一試合2時間以上かかるゲームとか(爆笑)」
吉 井:「高任君、それタイトル言わなくてもバレバレだから(笑)」
高 任:「というか、『2』出るんですよね?いや、出たんでしたっけ?」
吉 井:「つーか、DSでも出たよ。1月がうぃ、7月がDS、そして12月で再びうぃ……同ジャンル、クソゲー三部作完結編と噂されてるし(大爆笑)」
ラオウ:「や、野球ゲームだろ?」
高 任:「最新のスペックを、30年前の技術でゲーム化」
ラオウ:「それは……あれか。センターフライをキャッチャーが取りに行ったり、外野がフェンスを突き抜けたり…」
高 任:「まあ、バカゲーじゃなくてクソらしいけどね」
吉 井:「今の時代では、違う意味で新鮮だとか」
ラオウ:「そういうのはちょっと…(笑)」
お買い得度…… 6
音 楽 …… 7(主題歌の歌詞がちょっと…)
操 作 性…… 3(戦闘システムの不備による低評価)
再プレイ度…… 3
絶対値評価…… 3
どうやら、万人受けじゃないゲームなのが判明したので、当初よりも評価は低めで。
高任は好きですけどね。(笑)
最後で述べている某ゲーム……某所で、ク〇ゲー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたとか。
シナリオを重視し、ゲームの上で負けたのに勝ってしまうとか、外野手がフライをお手玉して、1つのフライで2死とってしまうとか。(笑)
バグで、キャッチャーがプロテクターを外し始めるとか、審判が後ろを向く(投手に背を向ける)とか……高任は未確認ですが、ゲーム以前の出来らしいです。
制作元は、某ドリーム……やっぱりお前らか。(笑)
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