お題……『神業』(PS2)
 
 
 開幕から200年あまり……長きに渡る鎖国は日本独自の文化の爛熟と、政治形態の有様と現実との間における齟齬を大きくし……はさておき。(笑)
 
 時は文政(西暦で言うところの、1818年から1830年)……東北地方において銀鴉衆(ぎんがらす)と呼ばれる盗賊集団があった。
 殺さず、犯さず、独り占めせず……の3戒を守り、悪人どもから奪い、貧しいモノ達にそれを分け与える……義賊の集団。
 その集団に拾われ、隠れ里にてみっちりと1年に渡り盗みの技を磨き、ついに本日デビューを迎える主人公の名は海老三(えびぞう)。
 兄貴分である藍之助のアドバイスを胸に、学んだ技術を十分に発揮しているさなか……なんと、この家の娘らしい幼子に姿を見られてしまう。
 荒んだ世の中、『へっへ、運が悪かったな』などと、子供でさえも刺し殺す強盗団とは違い、義賊銀鴉衆……海老三と藍之助はその子供を部屋へ戻らせようとしたのだが。
 なんと、義賊であるはずの仲間達が、屋敷の主人を殺す場面を目撃してしまう。
 
『どういうことだ、兄貴。俺たちゃ義賊だったんじゃねえのか?』
『わからん…が、このままではその子供も仲間達に殺される。海老三、その子供を連れてここから逃げるんだ。後は俺が何とか引き受ける』
『兄貴…』
『いかん、仲間達に気づかれた…早く行け、海老三』
 
 幼き子供を連れて、その場から逃げる海老三……逃れに逃れ、数十里。
 銀鴉衆の本拠である東北地方から離れたある城下町にて、海老三はやっと一息をつけ……わけもわからず、それでいて無垢な信頼の視線を向ける幼子を見て、固く心に誓うのであった。
 
 この子を不幸にしちゃいけねえ。
 
 自身が捨て子であった海老三は、大工というまっとうな仕事に就き、幼子…すずなとともに暮らし始めたのであった。
 
 それから十年、時は文政から天保へと移り変わり……すずなは海老三にことのほか懐き、親子として慎ましくも幸せな暮らしを送っていた。
 大工として働く海老三のために毎日お弁当を作り、海老三を送り出してからは小間物細工の内職に励むすずな……そんなある日。
 
『すずな、今帰ったぞ』
『……』
『……すずな?』
 
 海老三が帰宅すると、すずなが家の中で高熱を出して倒れていた。
 突如すずなを襲った病気……医者は、何の病気かわからぬといい、いろんな療法を試してみてはどうか……などと。
 いろんな療法と言っても、医者にかかるのにも、薬を買うのにも金が必要で……
 
『すずな…』
 
 この子を不幸にしちゃいけねえ、カタギになろう……10年前の、あの日の誓いを思い出しながら、海老三は夜空の星を見上げ……ふっと、自分の右手に視線を落とし、呟く。
 
『だが、すずなが死んじまったら元も子もねえ……やるしか、ねえか』
 
 すずなのため、再び盗みに手を染める覚悟を決めた海老三は……しまい込んでいた盗み道具を取り出し、夜の町に消えていくのだった…。
 
 
 ……と、オープニングストーリーを追うと、とんでもなくシリアスな流れなのですが……なんというか、その。(笑)
 まあ、早い話……盗んで盗んで盗みまくって、すずなの薬代を稼ぎつつ、余ったお金は貧しい人々に分け与え……という、ある意味、痛快なアクションゲームです。
 
 
ラオウ:「とりあえず…なんだよ、素敵ポイントって(爆笑)」
高 任:「そりゃあ、素敵なポイントだろう(笑)」
吉 井:「説明になってるような、なってないような…」
高 任:「まあ、何というか……義賊ってのはアレだろ。どこかナルシストな部分がないとやってられないモノじゃないのか?(笑)」
ラオウ:「はい?」
高 任:「いや、そりゃ行動は同じだとしても、悪いことをしているという後ろめたさとか、自分の悪事をカムフラージュするためとか、あくどい商人が許せないとか、困ってる人を何とか助けられないかとか、いろいろな理由が複雑に絡んでるんだと思うんだわ」
ラオウ:「すまん、要点だけを簡潔に頼む(笑)」
高 任:「まあ、例外もあるけど、人間って生き物は、自分の行為を他人に認めてもらいたいものだから」
ラオウ:「それが要点か?」
高 任:「いや、だから……自分が義賊ですとは名乗れないストレスを解消するために、『俺って素敵だぜーっ!』と、事あるごとに叫んでる姿ではないかと(爆笑)」
ラオウ:「そ、それは…あれか。人の財布をすり取って、素敵。錠前を一発で開けて素敵…と?」
吉 井:「それは、ナルじゃなくて、バカでは…(笑)」
高 任:「某漫画でも言ってたように、オレサマ素敵、オレサマ最高などと言い続けていると精神が歪むから。ちょっとバカなぐらいでちょうどいいんですよ多分」
 
 脱線。
 
高 任:「つーか、素敵演出見て、デカレンジャーの第一話思い出しちゃいましたよ(爆笑)」
ラオウ:「……?」
高 任:「あ、えーと……まあ、デカレンジャーの一話でな、レッドが決めポーズを取りながら悪人を銃でばったばったと撃ち殺すシーンがあって」
ラオウ:「なるほど…?」
吉 井:「そういや最近、高任君の日記で戦隊モノとかライダーとか書かないね」
高 任:「まあ、仮面ライダーは心の中にしか存在しないってわかったので」
ラオウ:「言ってることは間違ってないが、そこに辿り着くまでの道筋を著しく踏み外してるような(笑)」
高 任:「まあ、それはそれとして……一『盗』両断とか、正『盗』防衛とか、なんというか、やりたい放題の、素敵バカゲーというか(笑)」
吉 井:「エンディングを見る限りでは疾風怒『盗』とかもあるみたいですね……出したことないけど」
高 任:「俺も出したことないです…連続で複数人からすり取るとかそんな感じのイメージなんだけど、でないし」
ラオウ:「それにしても、人の視界に入り、このままでは発見されるという緊張感が時の流れを緩やかに感じさせ……るのはいいけど、自分の身体能力が限界越えちゃイカンだろ(笑)」
吉 井:「まあ、ラオウさん。それは演出というか」
ラオウ:「いや別にけちを付けてるわけでは……ただ、あの瞬間の主人公の動きは人間越えてるな、と(笑)」
吉 井:「あのジャストステルス発動した瞬間って、こっちの操作にやたら敏感に反応しますよね。もう体操選手みたいに、タンブリングかましたり、いきなり足下でブレイクダンス始めたり、フィギアスケートのようにスピン始めたり(笑)」
高 任:「スピンの後、壁にもたれるようにして決めポーズとか取りますからね。バカ過ぎ(笑)」
吉 井:「口に薔薇の花でもくわえてそうな勢いですし(笑)」
ラオウ:「足下にしゃがんだり、空高く飛び上がったりするのはともかく、絶対に隠れてないよな、あれ(爆笑)」
高 任:「いやいやいや……俺らも、日常生活でふと人の気配を感じて振り返ったりしても誰もいない……とか、経験しますやん。あれは気のせいではなくて、どこかの誰かが、俺らに対してジャストステルスを仕掛けてきてるんですよ」
ラオウ:「そ、そーだったのか(笑)」
吉 井:「でも、いきなり自分の部屋の片隅で、ブレイクダンスとか踊ってる奴がいると考えると滅茶苦茶怖い(笑)」
高 任:「別に部屋の中のブレイクダンスに限定しなくても」
吉 井:「というか……仕掛けられてると言うことは何か盗まれてる?(笑)」
ラオウ:「なるほど、財布を落としたんじゃなくて、実は盗まれてるのか……うむ、この前散歩中に小銭入れをなくしてなあ、調べてみたらポケットに穴が空いてたからてっきり落としたのかと」
吉 井:「いや、落としてるでしょ、それ」
高 任:「財布丸ごとじゃなくて、財布の中の100円玉とか、千円札だけを選んで抜き取ってるケースもありますよね?だから『あれ?もうちょっと入ってたような…』とかいう時は、気のせいじゃなくて実は盗まれてるんですよ。競馬場にいって、1時間ぐらい経って財布の中のぞいたら、『あれ?もっと入ってなかったか?』と首を傾げた事が(爆笑)」
吉 井:「負けただけでは…」
ラオウ:「なるほど……世の中ってのは油断がならないよなあ」
高 任:「でもまあ、どこかで、恵まれない人のために使われてるはずだから良しとしましょうよ、ラオウさん」
吉 井:「……」
ラオウ:「まあ、それはさておき……こう、一見バカシステムでありながら、アクションゲームとして必要というか、爽快感に溢れたシステムだよね
高 任:「確かに、爽快ですね……町人の間を、気配も残さず風のように駆けていく快感はちょっと、経験してみないとわからないと言うか
吉 井:「普通、泥棒というか、忍びモノの場合、いかに他人の視線から隠れつつ行動するか……に重点が置かれることが多いけど」
高 任:「その壁を突き抜けてますね」
ラオウ:「というか……人の視線を避けて、どういう風に動いてってのはある意味、待ちの姿勢ですよね。なのに、このゲームは攻めなんですよ。待ちの姿勢で地味にクリアしていってもいいけど、とにかく突進で、ステルス。この発想が何よりも素敵(笑)」
高 任:「つーか、最初はとまどいますけど、慣れてくると人の視界から隠れようなんて意識がどんどん薄れていきますよね。画面がスローになった瞬間、R1ボタン一発でジャストステルス発動(笑)」
吉 井:「もう、最後の方は面倒くさくなって、真っ昼間の町中を、変装したまま(当然怪しまれる)駆け抜けていきますもん。やばいときはジャストステルスで」
ラオウ:「というか、モノを盗むときはステルス中に盗んだ方が効率いいし、価値も上がる(1.5倍)もんね。盗賊レベルが低いときとか、20回ぐらい盗みのアクション起こさないと盗めないモノでも、ステルス中なら一発で盗めるし」
高 任:「しかし、素敵スティールというネーミングがまたすごいというか……
ラオウ:「どこか壊れてるよな(笑)」
高 任:「まあ、天誅を作ってたころから、所々にそういう気配はあったけど」
吉 井:「あれ?これって、天誅作ったメーカーだっけ?」
高 任:「ええ。……でも、俺は天誅の操作になれてたからそうでもなかったけど、ラオウさんの場合いきなりこれはちょっときつかったのでは?」
ラオウ:「うん、結構面倒くさかった……前へ進もうとしてつい、前ボタンを押して変装したり、解除してしまったり(笑)」
 
 注…このゲーム、何かを盗んでるところを人に目撃されると、人相書きがものすごい勢いで主人公の顔にそっくりになっていき、町中を歩けなくなります。
 つーか、盗賊改が主人公の家で待ちかまえてたりして捕まっちゃう。(笑)
 そのため、手拭いを被って変装する(十字ボタンの上か下)ことで素顔をさらすリスクを多少回避する事が出来るわけですが、当然町中で変装してると周囲の人間に怪しまれて通報されたりします。
 
高 任:「いや、己の腕を信じるなら、手拭いを被って変装はしない……というのも、1つの美学でしょう」
吉 井:「まあ……確かに、何のために変装するかと言えば、万が一目撃されたときに、素顔を見せないためですし。見つからない自信さえあれば、変装しなくても」
ラオウ:「というか、あの人相書きが主人公の顔に似ていく過程がやたらリアルだよね(笑)」
高 任:「リアルですよね、あれ。最初にプレイしたとき、なんかいきなり町中で商人とか攻撃してくるんで、何、なんなの、これ?とか慌てちゃって(笑)」
ラオウ:「風呂敷の大きさが、ある一定以上大きくなったら怪しまれる……ってのも、最初わからなかった。色々盗んで、変装解いて、さあ、帰ろうか…とか歩いてたらいきなり、『商人(あきんど)の敵めー!』とか怒鳴られましたし(爆笑)」
吉 井:「『風呂敷が目立つようになった…』とか、メッセージが出てきませんでした?」
ラオウ:「いや、ステルスとスティールをばんばんやってるような最中には無理です(笑)」
高 任:「まあ、左上に表示されてる警戒信号(緑は安全、赤は危険)チェックしても、何故警戒されてるのかがわからないと対応できませんし(笑)」
吉 井:「『商人の敵めー』といえば、脇役……というか、いろんなボイスが結構面白くないですか?」
高 任:「面白いって言うか、なんか笑えます。武士とかのばあい、『いっちょもんだろかっ』とか『おいっ、ちょっと待てよ、こらあっ』言いますし、つぼにはまるとめちゃめちゃリアル(笑)」
ラオウ:「俺は、あの風呂敷をおいて人に注目させるときのあれかな…『でかっ、でかすぎっ!?』で、かなりふいた(笑)」
高 任:「町人の娘なんかは、『大きな風呂敷…』とか、『何なの…気味が悪い…』とかで結構落ち着いてる(笑)」
吉 井:「リアクションも結構細かいですよね、その場で飛び上がったり、腰を抜かしたりしますし(笑)」
高 任:「つーか、風呂敷の種類にもよるけど、膨らみすぎですよね、あれ」
吉 井:「プレイヤーの視界が遮られるぐらいまで膨らむし……つーか、伸縮性の高い風呂敷だと、アドバルーン並に(笑)」
ラオウ:「そりゃ、怪しいか(笑)」
吉 井:「でかっ!(爆笑)」
ラオウ:「吉井さん、さすがにそれは(笑)」
高 任:「声と言えば……こう、民衆に施しを続けて人気が高くなると怖いですよね」
吉 井:「何が?」
高 任:「いや、町とか歩いてると女性がぞろぞろついてくるでしょ。『海老三さま。途中までご一緒しませんか?』とか、『素敵…』とか言いながら」
ラオウ:「ああ、あれな……落とした財布を回収するクエストの時とか、はっきり言って邪魔(爆笑)」
吉 井:「ですよね……あ、探してた財布がここにあった、で、その財布を拾い上げようと思ったら、女性がぞろぞろついてきて、じーっと主人公見てるんだもん」
高 任:「俺は最初ね、他人の家の中のモノを盗むんじゃなくて、落ちてるモノを拾うんだから大丈夫だろ……と思ってやってみたら、いきなり悲鳴あげられて、盗賊改がどこどこ湧いてきて(大爆笑)」
 
 注…盗みだったり、不法侵入だったり、暴力行為を見とがめられることが続くと、おそらく通報されてしまうのか、他の地域や非番の盗賊改に動員がかかり(通常レベルを1とするとレベル4まで)、町中は盗賊改や与力で溢れかえり、しかも町の隅から隅まで走り回って探索するので、盗みを働く余裕がなくなる上に、店のでの買い物が一切出来なくなるので、基本的にはデメリットだらけ。
 
ラオウ:「ダメに決まってるじゃん、そんなもん」
吉 井:「だからもういっそのこと、ずーっと変装したまま町中を駆け抜ける方が、モノを盗んだりするのに都合がいいというか」
高 任:「あと、人相書きを確認するのに○ボタン押しますやン。でもあれって、攻撃兼用ボタンでしょ」
ラオウ:「ああ、盗賊改めがいる前でいきなり、人相書きの立て札を蹴り飛ばして追いかけられるんだろ(爆笑)」
吉 井:「まあ、御上からのお達しの立て札を、目の前で蹴り飛ばしたんだから仕方がないと言えば仕方ない……けど、確認しようとしたはずなのにやっちゃうよね(笑)」
高 任:「やはり、誰もが通る道ですか……って、すいません、ちょっと話逸れましたね。人相書きもそうだけど……盗みが見つかって盗賊改に追われてるときとか、変装してるのに『海老三さま、負けてはなりませぬ』とか町娘が応援しますやん」
 
ラオウ:「ああ、めちゃめちゃ正体ばらしてるよね、あれ(一同大爆笑)」
 
吉 井:「確かに」
ラオウ:「というか、人相書きに町民が落書きしない?『海老三参上!』とか(笑)」
高 任:「ばればれやんっ!めっちゃばればれやんっ!
ラオウ:「しかも、零(こぼれ……海老三とすずなは零村に住んでいる)の旦那とか書くの勘弁して欲しいよね。名前だけじゃなく住んでるところまでばらされたら、もうここにはいられないと言うか(笑)」
高 任:「確実に手が後ろに回る(笑)」
吉 井:「最初はそうなったらもうゲームオーバーなのかな…と思ったんだけど、各地に立ってる人相書きを盗み続けたらそっくり度が下がっていく(笑)」
ラオウ:「まあ、コピー機とか無い時代ですし」
高 任:「手配書が回ってきたら、またそれの写しを取って、各地に貼って、別の場所に届けるわけですから。まあ、早い話、コピーによる劣化現象ですよね」
ラオウ:「一旦盗まれたら、復元が出来ないということで(笑)」
吉 井:「なるほど……バカシステムかと思ってたら、ちゃんと時代に即したシステムなんですね」
高 任:「いや、それはどうかと」
吉 井:「というか……オープニングの文政っていつごろでしたっけ?開幕より200年あまりだから、1800年代ってのはわかりますが」
高 任:「天保の前ですよ。ちなみに、天保は1830年からはじまるから覚えやすい」
吉 井:「ああ、そのぐらいなんだ…」
ラオウ:「本編が天保7年だったっけ……天保の改革のちょっと前ってところか」
高 任:「そうっすね……ちょうど天保の飢饉(天保4〜7)の頃で、翌年の天保8年に、大塩平八郎の乱がある」
吉 井:「なるほど…」
ラオウ:「妙に詳しいな、地理選択のくせに」
高 任:「悪代官の件で勉強したもん。当然、大塩平八郎は、悪代官を倒しにやってくる正義の味方候補の一人ですから(笑)」
ラオウ:「ゲームって勉強になるよなあ」
吉 井:「いや、高任君だけかと(笑)」
高 任:「つっても、江戸時代前期はともかく、江戸時代後期の大飢饉は、作物の不作レベルはそれほどじゃないけど、商人の売り惜しみや、幕府交換との癒着云々の絡みで貧しい人間が大勢苦しんだ……ってのが、実態じゃないのかなという気がする。つーか、そもそも大塩平八郎の乱からして、奉行所が商人と手を組み、大阪の民衆を無視して江戸に米を送ろうとしたあたりが引き金になってるわけだし。これなんか現代で言えば、『利益がより上がる方で売って何が悪い』とか言われそうですけどね(笑)」
ラオウ:「利益の上がるベクトルが違うけどな(笑)」
高 任:「まあ、そんな感じで商品経済というか、貨幣経済というか……江戸時代後期は、経済の暗黒面がやたら幅をきかしていた時代だなという感じでして。そりゃ、武士に政治力というか、権力があれば無理矢理商人に供出させるという手段もとれたんだろうけど、もうそのあたり、政治執行に必要な権力の元となるヒエラルキーが破綻してるし」
吉 井:「それは定説なの?それとも、高任君独自の見解?」
高 任:「定説でもないけど、目新しい見解でもないです……ただ、江戸時代の前期、中期、後期に分類して、各地の飢饉の報告数を比較すると……そりゃ、1800年代というか、19世紀という時代が世界全体で寒冷期へと移行していった時代ってのはわかってますけど」
ラオウ:「なるほど……まあ、商人のせいで飢饉を後押しされたってのはうなずけなくもないけどな」
吉 井:「世間胸算用……は、元禄でしたっけ?」
ラオウ:「元禄だったと思いますが」
高 任:「まあ、それはそれとして人相書きに話を戻そう(笑)」
ラオウ:「……民衆の人気が高かったり、民衆のためのクエストをクリアしたりすると、各地で民衆が人相書きを荒らしてくれたりするよね」
高 任:「そのくせ、『海老三参上!』とかかきやがる(笑)」
ラオウ:「マジで、『こいつら、俺に捕まって欲しいのか?』とかツッコミ入れましたもん(笑)」
高 任:「零村の住人は、『いつもお世話になってます』とか言うし……盗んでるところを見られてない以前に、ばればれですよね」
吉 井:「……というか、人気が高い状態だと、家の前に色々届けてくれますよね。おにぎりとか柿とか、ジャガイモとか、かぼちゃとか(笑)」
高 任:「ごんぎつねか、おまえら(爆笑)」
ラオウ:「最後は殺されちゃうの?、お前だったのか…とか言いながら(笑)」
高 任:「誰によ(笑)」
吉 井:「あれ、ごんぎつねって殺されるんでしたっけ?」
ラオウ:「殺されますよ、また悪戯をしにきたのか…と勘違いされて」
吉 井:「……ああ、手袋を買いにと混じってました(笑)」
ラオウ:「手袋を買いに来て、反対の手を出して殺される(笑)」
吉 井:「いや、そうじゃなくて…」
高 任:「子供には読ませたくない絵本としてナンバー1に輝きそうですね(笑)」
 
 
ラオウ:「結局、このゲームってエンディングはいくつあるん?」
高 任:「多分4つ」
ラオウ:「4つ……ってことは、まだ俺の知らないキャラが…」
高 任:「いや、すずなが2つあるから」
吉 井:「え、2つあるの」
ラオウ:「ひょっとして……すずなをクリアしたのはいいんだけど、結局主人公の海老三は盗賊改めに捕まって、すずなは姿を消して、その行方を知る者はいない……って、めちゃめちゃ切ないエンディングだなと思ったんですが?」
高 任:「まあ、それはバッドエンドの方ですな」
ラオウ:「とすると、グッドエンドはやはり元気になったすずなが、『私、おとっつぁんじゃなくて、海老三さんって呼びたいの』などと頬を赤らめたりするわけで?
 
高 任:「プリン〇スメーカーのやりすぎです、ラオウさん(大爆笑)」
 
吉 井:「……というか、シナリオってどこで分岐してるの?なんか、牢獄に閉じこめられた後にセーブすると、そこで分岐してるようではあるけど」
高 任:「あの時点での何らかのパラメーターが分岐の条件になってると、すぐに推測は出来ますけどね」
ラオウ:「……で?」
高 任:「俺もきっちり検証はしてませんが、最初の4日ぐらいですずなの病気が治ったケースの場合は、真すずなのシナリオ。牢獄に閉じこめられたとき、すずなの健康がゲーム開始時より良くなってたらすずなシナリオ、悪くなってたら藍之助シナリオ、ゲーム前半で民衆の人気があがって百紋の登場イベントが発生した上で、開始時と同じ健康レベルだったら百紋シナリオ…に分岐するんじゃないかと」
ラオウ:「4日で治るか、あの病気?」
高 任:「二周目以降はアイテムを持ち越せるし……一応一周目でもなんとかなったよ」
吉 井:「すずなの状態って、放っておくとどんどん悪化するよね?多分1時間か2時間おきだと思うけど」
高 任:「あの薬を一日一回飲ませたら現状維持になりますよね……で、一度に三個のませたら健康レベルがあがるんですよ。だから多分、細かい数値があるんでしょうけど、一日で健康レベルの3分の1が減少、薬三個で健康レベルが1つ上に……だから、金があるときは無理矢理全部つかって、それを急いで全部のませるついでに、昼夜を問わず盗んで盗んで盗みまくりで、なんとか間に合うレベルではないかと」
ラオウ:「なるほど……神社にお守り売ってるよね?あれは?」
高 任:「あれはね……多分、減少率が3分の1ぐらいになる。薬を一回のませたら、三日ぐらい保つようになるから……だから、健康レベルは大体数値が100を越えたらあがって……じゃないかな?薬がプラス30ぐらいで」
吉 井:「なるほど…」
高 任:「まあ、細かい数値はわかりませんが……それこそ、ネットで攻略とかしてるんじゃないですか?」
ラオウ:「それもそうか……っていうか、結局高任さんは全部自力か?(笑)」
高 任:「そんな面倒なシステムでもないですし、どうしてもわからなくなったら調べる…ぐらいでいいんと違います?」
ラオウ:「むう、性格はねじ曲がっているのに、ゲーマーとしてはまっすぐだ(爆笑)」
高 任:「おいおい」
ラオウ:「いや、誉めてるよ?」
吉 井:「誉めてませんよ(笑)」
高 任:「というか、いい加減何年もゲーマーやってたら、システムはすぐに予想つくでしょう?ギャルゲーなんかで、このキャラだと多分この台詞…みたいな(笑)」
 
 ちょっと脱線。
 
高 任:「それはそれとして……個人的にはちょっと攻略本買ってみようかなあ、などと」
吉 井:「何故?」
高 任:「いや、結構このゲーム謎の部分が多すぎるというか……盗人の湯の隠し部屋がどこにあるかとかわかってませんし」
ラオウ:「あれは……元締めの部屋の襖を開けたところと違うの?」
高 任:「いや、あの部屋は全然隠れてませんし……(紙切れに書きながら)1階はともかく、2階の間取り図はこんな感じですよね」
吉 井:「……うん、そんな感じだったと思う」
高 任:「で、一階部分の判明してる部分はこんな感じで……とすると、隠し部屋が存在するスペースは…」
ラオウ:「高任さん、考えすぎ(笑)」
吉 井:「というか、女湯には入れませんし(笑)」
高 任:「ああ、追い出されますよね(笑)」
ラオウ:「ジャストステルスがあったら無敵だぜ……と、勢いごんで女湯に突入したプレイヤーは多いでしょうね(笑)」
吉 井:「女湯でブレイクダンス(爆笑)」
高 任:「というか、俺は最初女湯があるなんて気づいてなかったんですよ」
吉 井:「え?」
高 任:「いや、天保の頃は微妙ですが……そもそも江戸時代は、男湯と女湯の区別なかったですから。まあ、男女別に入れってなおふれが出されたことはあるんですが」
ラオウ:「え、そうなん?」
高 任:「まあ、どこぞのメリケンが日記でこんな破廉恥な場所があるなど、文明国ではない……などと書いてますがね。つーか、風呂にも入らないのに、そこを見学して絵を描かせたアンタは何なんだよとかツッコミ入れたいですけど。(笑)まあ基本的には、この頃も男女同じ湯船だったはず……つっても、風呂の中はまともな明かりもなく、薄暗い上に、湯気で視界は最悪だったみたいですが」
吉 井:「へえ」
高 任:「風呂から上がって……汗が引くのを待つ部屋なんかでは、男が褌一丁だったり、女性が下着というか、薄い肌着だけだったり……だったみたいですが」
ラオウ:「なるほど……勉強になるなあ、悪代官」
高 任:「ええ、まったくです(笑)」
吉 井:「まあ、女湯に入れなくても、盗賊のおやっさんから、女性の服を脱がす技を教えてもらえますけど」
高 任:「おやっさん、一生ついていくぜって感じでしたが……実際にやってみたらつまらなかったです(笑)」
ラオウ:「まあ、着物だけだし……つーか、すぐに逃げていくし」
高 任:「着物を脱がせた後追いかけてみたんですが、ほぼ一直線に別のマップへと逃げていきますね」
ラオウ:「おいかけたんかいっ!(笑)」
高 任:「男として当然だ(爆笑)」
吉 井:「でもまあ、懐の金品を全部すり取った後、服を脱がすって…イメージ的にアレですよね(笑)」
高 任:「まあ、金がないなら身体出払ってもらおうか……のノリですよね」
ラオウ:「しっかりしろよ、義賊(爆笑)」
高 任:「でも、さらにレベルあがると、背後から近づいていきなり着物を脱がせますやん」
吉 井:「え、そうなの?」
高 任:「元締めに貢いで貢いで、貢ぎ倒した最後の段階で手に入る技だったような……えっと、元締め相手にお泊まりが可能になるぐらいで」
ラオウ:「お泊まり(笑)」
高 任:「でも、お泊まりを3回ぐらいすると、謎のムービーがでますよね?主人公の隣に寝てるのが、盗賊のおやっさんだったり(笑)」
吉 井:「え?」
ラオウ:「ああ、あれも結構謎というか……つーか、主人公は騙されてるのか(笑)」
高 任:「だから、あのあたりも攻略本にはちゃんと説明あるのかなあ…と」
吉 井:「そういや、元締めに貢がないとペナルティがあるとか言ってたけど?」
ラオウ:「普通にプレイしてたら、新しい技とか必要だから貢ぐ事になりますし」
高 任:「まあ、警告を無視してると買い物が出来なくなったり……最終的には密告されて、そっくり度100%の人相書きが出回る程度で(爆笑)」
吉 井:「え、えぐい…」
ラオウ:「そういや、おやっさんの住処があるとか言ってたけど……全部の家を、虱潰しに探してもみつからなかった」
高 任:「神社にいく方面に、部屋の壁に穴が空いてる家があって、あそこが臭いなと思ってたんだけど違うし」
ラオウ:「なるほど、言われてみると結構謎の部分が残されてるなあ」
吉 井:「そういや、鳴州(なかす)町の地下通路って……結局、白玉屋のとこにつながってるあれでいいんだよね?」
ラオウ:「なんですかね?もう一つ、他の通路があるような気配は感じるけど……ただ、この町って、そもそも河の三角州だろ」
高 任:「地下通路はやめた方がいいと思うなあ(笑)」
ラオウ:「ただでさえ地盤が軟弱だろうし……水も出るだろ」
吉 井:「多分、そういう冷静なツッコミは要求されてないと思います」
ラオウ:「お約束ですから」
高 任:「まあ、主人公の家にタンスがある時点でおいおい、ちょっと待てよと思いましたが」
吉 井:「……?」
ラオウ:「……?」
高 任:「……えーと、家の中の品物は、オープニングで主人公が盗んだものですってな言い訳はしてたけど、あの時代においてタンスは高級家具でして、一般庶民には手の届かない代物です」
吉 井:「そうなん?」
高 任:「貧乏人があんなもん持ってたら、めちゃめちゃ怪しまれますわ(笑)」
吉 井:「でもタンスがなかったら…」
高 任:「かごです。えーと……某えあーで出てきた感じの……いや、気のせいか。えーと、タンスの代わりにカラーボックスで代用してるようなイメージで」
吉 井:「うーん?」
ラオウ:「行李…だったっけ?」
高 任:「それ」
吉 井:「よけいイメージが湧かない」
高 任:「えーと……つづら。とにかく、こう、竹とか柳の枝で編んだ箱ですわ。第一、今の洋服と違って、そんなに衣装持ってる人があんまりいないですし」
吉 井:「言われてみると…」
ラオウ:「娘が生まれたら桐の木を植えて、嫁入り道具のタンスを作る材料に……ってな慣習は、江戸時代じゃなかったのか?」
高 任:「棺桶の材料に、という笑い話もあるけど、あれは明治でわ……つーか、そもそも嫁入り道具に持たせる時点で高価なモノってことでは。つーか、庭に桐の木を植える時点で、貧乏人の発想じゃないよ(笑)」
ラオウ:「なるほど」
吉 井:「勉強になるね、悪代官」
ラオウ:「悪代官と言えば……この三角(みかど)はお取り潰しになって、城主もいないってことは天領直轄地なんだよね」
高 任:「まあ、代官が治めているはずですね……結局、外が崎屋敷ってのが代官屋敷じゃないんですかね?俺はそう思ってましたが……まあ、あそこの主人は思いっきり商人風なのはさておき(笑)」
吉 井:「……そういや、火付盗賊改って、全国各地に存在するモノなの」
 
二 人:「しませんよ(笑)」
 
吉 井:「うわ、ダブルでツッコミを(笑)」
高 任:「まあ、江戸というか……一応、関八州が活動地域かと。でも、関八廻りとか……あれは別の役職か……とにかく、全国各地で言うなら、盗賊が出たら、その地域を治めてる大名なり、代官が何らかの処置をするとは思いますが」
吉 井:「そういやそうだね……うん、大名がいるし(笑)」
ラオウ:「まあ、そもそも東北地方で活動していた銀鴉衆の二代目が(……)ってのは、ちと無理があるかと」
高 任:「ああ、でもあのキャラって……こう、時代劇のアレじゃなくて、単なる言葉だけのイメージとしてだけど、暴れん坊将軍ってのが、しっくりきません?(大爆笑)」
吉 井:「ま、まあ、『わははは』とか笑いながら武器を振り回す姿は確かに、暴れん坊将軍(笑)」
ラオウ:「『上様、おやめください』とかいって止めようとする家臣を蹴り飛ばして、武器を振り回しながら『わははは』とか笑ってそうなキャラではある(笑)」
高 任:「まあ、そのあたりの設定はどうでもいい……とは思うんですが、バカゲーにしても、あまりにもどうでもよすぎる設定のような(笑)」
 
 
吉 井:「しかし……このゲームって、千両箱を盗んでも、千文だよね?1両イコール1文だとしたら、めちゃくちゃデノミというか(笑)」
ラオウ:「万病の薬は3000両か……そりゃ買えんわ」
高 任:「まあ、そのあたりはシステム上仕方がないのでは」
ラオウ:「まあね」
高 任:「まあ、天保の頃なら大分インフレ起こってますからアレですが……通常は、小判を手にすることがない人間ばっかりですからね。義賊と言えばネズミ小僧が有名ですが、貧しい人たちの家に小判を投げ入れ……たところで、そんな人たちが小判持ってるだけで怪しまれて多分アウトです(爆笑)」
吉 井:「せ、せちがらい世の中だ…」
ラオウ:「盗んだ小判を両替してからばらまく(笑)」
高 任:「いや、今だって同じですよ……例えば俺が、鞄に2億円ほど詰めて銀行に行き、『この金預けたいんですが』とか言ったら、『少々お待ちくださいませ』とか言われて警察呼ばれるのがオチでしょ(大爆笑)」
ラオウ:「そりゃ呼ばれるわなあ」
高 任:「まあ、むしろ現実としても呼ばれた方がネタになるから面白いだろうけど(笑)」
吉 井:「……じゃなくて、この時代の金銭感覚がいまいちピンとこないというか」
高 任:「まあ、銀行がないですからね……一部の両替商でそれに近い事を限られた相手にやってたことはあると思うけど、まあ床下の壺に金入れて、数えるのが貯蓄の形ですし(笑)」
ラオウ:「1両が4分で、1分が4朱、1朱が250文だったっけ?」
高 任:「……まあ、基本的には」
ラオウ:「微妙な沈黙は何?」
高 任:「江戸時代の金銭レートはややこしいというか、色々あるんよ。例えば、江戸と京都では、銀の価値が違うとかあってね」
ラオウ:「なるほど、ややこしくなりそうなのでパスだ(笑)」
吉 井:「それも、悪代官で?」
高 任:「いやまったく、勉強になりますよあのゲーム(笑)」
ラオウ:「そんなもん勉強してるから書けないんだ(笑)」
吉 井:「……いや、金銭レートじゃなくて生活に必要なものさしというか」
高 任:「えーと、落語の時そばで、代金をごまかそうとしますよね?早い話、あの頃は屋台のそばが10文や20文で食えた……というと、少しはイメージが湧きますか?」
吉 井:「……1文10〜15円ぐらい?」
ラオウ:「商品経済が発達してないから、そういう換算をするとさらに混乱するのでは(笑)」
吉 井:「薬代が1日3万円……高っ!(笑)」
高 任:「おとっつぁん、今まで育ててくれてありがとう…」
 
ラオウ:「見殺しかよ(大爆笑)」
 
高 任:「まあ、イベントじゃなくて、すずなが死んだらゲームオーバーですし」
ラオウ:「……やっぱり、放置しておくと死ぬの?」
高 任:「死ぬよ」
吉 井:「殺したの?」
高 任:「不幸な事故でした……つーか、健康レベルの表記を見間違えて。『このままじゃすずなが』が、どうも限界の手前なんですよ(笑)」
ラオウ:「なるほど、あれか」
高 任:「だから『すずなの調子は良いみたいだな』が完治した状態で、『顔色が良くなってきた』とか『明るくなった…』とかの表記で今の状況を判断しなきゃいけないわけで」
吉 井:「あんまり気にしたことなかったよそれ……お金が入ったら薬を買って飲ませる…みたいな」
ラオウ:「……あれって、薬じゃなくてもおにぎりとか柿でもすずなの体調って良くなるのでは?」
高 任:「んー多分、すずなの健康って2つの数値があると思うんですよ。食べ物を与えると快復する、いわば体力的な数値ともう1つ」
ラオウ:「ほう」
高 任:「あの、刺激物とか飲ませると心が落ち着かなくなる…とか、ヒントでますやん。多分精神面の健康の数値が低いと、体力が落ちやすくなるとか……そんな感じで管理されてると思う」
吉 井:「なるほどねえ……って、精神的な健康ってどうやったら?(笑)」
高 任:「多分、おにぎりとか柿を食べさせたり、薬を飲ませたら」
ラオウ:「いっしょかい」
高 任:「俺、最初間違ってくさったおにぎりをすずなに食わせてしまいました(爆笑)」
ラオウ:「見殺し以前に、積極的に荷担するのか」
高 任:「『うっ』とかうなって苦しむムービーが出てくるよ(笑)」
ラオウ:「むう、バカゲーだけに、作りが細かい」
高 任:「それで、へえっと思って今度は『くさった柿』を(笑)」
吉 井:「おとっつぁん、さいてー」
高 任:「でででっ、でででっ、でーれー〜♪(大爆笑)」
ラオウ:「いきなり火曜サスペンス(笑)」
高 任:「そういえば、不要な道具を捨てられないってのは、システム的にちょっと不満が残ったな」
ラオウ:「ああ、あれね」
吉 井:「一応、道具屋なり、薬屋なりで売ることは出来るけど…」
高 任:「そりゃそうですが、盗んで盗んで盗みまくって、今俺は三角の地を駆け抜ける風……の心境でやってるときに、一々道具を売りに行くので中断するのは興ざめというか(笑)」
ラオウ:「そういえば、主人公の模倣犯が現れてそれを懲らしめるクエストあるよね?あの模倣犯っていっぱい道具持ってるけど、最初は古いおにぎりとか、腐った柿がでてきて、自動的に主人公の道具ポケットに収納されて、もう道具がもてない状態になるだろ」
高 任:「ああ、その後地雷とか盗んで、もう持てません、でそれが地面に落ちて、犯人と主人公がそろって爆発にさらされる(爆笑)」
吉 井:「ドリフですよね、まるで」
高 任:「そりゃ最初は笑えますけど」
ラオウ:「だから、いらない道具はすぐにその場で捨てることが出来たらそういうストレスがたまるような事が、何度も何度も繰り返されずにすむのに」
高 任:「つーか、古いおにぎりと腐った柿を持ち歩いている連中が多すぎる(笑)」
ラオウ:「そのたびに、売りに行って……大した金にもならないのに、時間を食って……これはシステム上の欠陥だと思うな」
高 任:「まあ、いざというときは、自分で食べるという選択肢も(笑)」
ラオウ:「死ぬやん(笑)」
吉 井:「食べたんですか、二人とも」
高 任:「ちょっと、活力が減るぐらいだろ……と思ってたら、すっごい破壊力ありますよね、あれ」
ラオウ:「敵との戦闘の時に、相手に食わせてみたいぐらい破壊力あるよね。柿はともかく、おにぎりはいきなり瀕死ですし(笑)」
吉 井:「え、そこまで?」
高 任:「それから考えると……すずなって、結構体力あるよな」
ラオウ:「いや、俺は食わせたことないし(笑)」
高 任:「……で、何の話でしたっけ?」
ラオウ:「多分、すずなの健康について」
 
 ちょい脱線。
 
ラオウ:「獲物の価値が上がるお守りなり、免許は早い内に手に入れておきたいところではあるな」
高 任:「いや、すずなの病状悪化の速度を遅らせるお守りが最優先では?後、道具の効果が2割増しになる免許」
吉 井:「お守りはともかく…2割増し?」
高 任:「あれって、薬の効果も2割増しになるのでは?俺はてっきりそう思ってましたが…?」
ラオウ:「まあ、どっちにしろせっせと金と素敵ポイントをためなきゃいけないわけですが」
高 任:「素敵ポイントはすぐだろう……盗人之湯で、座布団とか、団扇を1つだけ盗んで、それを換金箱に蹴り込むたびに、1200ポイントもらえるし」
ラオウ:「おいおい」
吉 井:「盗賊の元締めがいる場所でモノを盗みますか(笑)」
高 任:「もう、頭の中にはル〇ン音頭が流れてるし(爆笑)」
ラオウ:「何故〇パン音頭」
高 任:「いや、主人公が懐から金目のモノを全部スリ取ったら相手は気絶しちゃうじゃないですか」
吉 井:「?」
高 任:「つまり、一流の泥棒は人の心まで盗んでしまうんですよ(笑)」
ラオウ:「巧いこと言うな、お前(笑)」
吉 井:「それならむしろBGMは、炎のた〇らものでは?」
高 任:「いや、技を習得済みだと、相手が女性の場合は否応なしに着物を脱がしてしまいますし」
ラオウ:「なるほど、着物を脱がせ、そこでルパ〇ダイブを(大爆笑)」
高 任:「うむ、やっぱりBGMはルパ〇音頭で」
ラオウ:「否応なしに脱がしてしまうと言うか……おやっさんに教えて貰う技って、全部覚えると都合が悪いときあるよね」
高 任:「ああ……あの、階段と一体化する技?踏み段の心とかなんとか」
吉 井:「ああ、あれって使えない…というか、階段のところで敵と遭遇して、ジャストステルス、同時にすり取りとかしようと思っても、否応なしに階段と一体化してしまいますよね」
ラオウ:「うむ……正直あの技は使えないと言うか。光景は笑えるんだけどね……微妙な左右移動とか(笑)」
高 任:「ただ、あれって階段の途中からムーンサルトプレスみたいに飛び上がってそのまま階段と一体化……の時は段に対して直角に寝転がるケースが多いでしょ(笑)」
吉 井:「階段になってないよね、あれ……既に階段を降りきって平らな地面に、しかも階段に対して直角に寝っ転がって、それで隠れているつもりかって、ツッコミを(笑)」
高 任:「貴様は、階段の心がわかっておらん(笑)」
ラオウ:「というか……あれって、ちゃんと階段と一体化したら踏まれるの?」
吉 井:「踏まれますよ(笑)」
高 任:「主人公の心は、階段と化してますから、既にその身体も階段なんですよ(笑)」
ラオウ:「何言ってるかわかってるか、お前?」
 
 
吉 井:「結局、換金箱なり民箱なりに風呂敷を蹴り込む距離が素敵ポイントをもらえるものさしだよね?」
高 任:「そうみたいですね」
ラオウ:「なんか最初のイベントで、藍之助が風呂敷でサッカーボールのようにリフティングして、最後にヘディングで民箱に放り込むのがあったからちょっと勘違いした」
吉 井:「ですよね、なんか芸術点みたいなのがあるのかと思ったら」
高 任:「おやっさんに教えて貰って、結構練習したんですよ。地面の風呂敷を真上に蹴り上げて、ヘディングシュートとか」
ラオウ:「結構タイミングが難しいよな…」
高 任:「でも、普通に遠くから蹴り込んだ方がもらえるポイントは多い(笑)」
吉 井:「主人公の蹴り込む前のあのポーズ、某サッカー漫画のシュートぐらい無理がありません?(笑)」
高 任:「今にも倒れそう」
ラオウ:「実際ふらついてるしな」
高 任:「そういや、連続30隠(ジャストステルスを連続で30回発動……ある免許取得の条件)って難しくない?」
ラオウ:「ああ、あれか……確かに、20ぐらいで、主人公じゃなくてプレイヤーの集中力が切れるというか」
吉 井:「……」
高 任:「……」
ラオウ:「……」
高 任:「吉井さん、その表情からして成功しましたね?」
吉 井:「いや、盗賊改が総動員された状況で打ち上げ花火とか使えばすぐですけど」
ラオウ:「……」
高 任:「……」
吉 井:「もう、その場にいる全員が花火を見上げるんですよ。連鎖しまくりです」
ラオウ:「いや、実を言うと、ほとんど道具とか使ったことがなくて」
高 任:「道具使うの面倒くさいですよね、金もかかるし……もう、体術一本で(笑)」
吉 井:「……と言うことは、ひたすら人の回りをぐるぐると30回連続で?」
ラオウ:「なんか、タイミングがずれていくんですよね」
高 任:「というか、青隠れ(気配を完全に消し去ったステルスとわずかに気配を残してしまったステルスがあり、前者は青く、後者は赤く光る)じゃないと、連続は成功しないような」
ラオウ:「まあ、それはそれとして……道具を使うも何も、浮世絵みたいなのを壁に貼り付けて、人の注目を集めている隙に……とか手間のかかることやるぐらいなら男らしく突進してジャストステルスでいいのではと思ってしまうと言うか」
高 任:「同感です……まあ、隠しアイテム扱いの、百合の図は一体どんな絵が描かれているのかと思って使ったことがありますが(笑)」
吉 井:「百合?」
高 任:「まあ……百合の絵ですよ(笑)」
ラオウ:「それは……『百合の反対はなあに?』という質問に対する答えが『薔薇』だったりする百合ですか?」
高 任:「まあ、そんな感じですよ」
吉 井:「……春画?」
高 任:「すんません嘘です。ただのこの地方1番の美人の絵ってだけです」
ラオウ:「……美人の絵ってだけで、人の注意をひけるかなあ」
高 任:「さあ、このゲームだと一部を除いた男性キャラには効き目抜群みたいだけど」
吉 井:「何故か、相撲取りの絵に興奮する男もいましたが(笑)」
 
 
高 任:「そういや、錠前外しレコードってどのぐらいまでいきました?」
 
 注……泥棒必須テクニックの錠前外し。
 錠前を外すためには針金が必要で、このゲームにはシナリオを進めたりイベントをクリアすることによって入手できる針金が4種類あり、普通にゲームを進めると3種類は絶対に手に入ります。
 で、針金が4種類と言うことは錠前の種類も4種類……ミニゲームみたいな感じで、直線上をカーソルが移動し、ヒットポイントにきたらボタンを押す……を数回成功させることで、鍵が外れます。難しい鍵ほど移動速度は速く、ヒットポイントは狭い……で、その姿を人に見られたらいけないわけだから結構スリルあり。
 失敗すると物音がして、周囲の人間の注意を引いてしまいます。
 ただ、ジャストステルス中に錠前外しを選択すると、一定時間が経過後に自動的に成功判定がなされます。
 
ラオウ:「いや、特には……つーか、4つ目の針金ってどこよ?」
高 任:「ああ、無限牢獄の中です……つーか、そこで情報を集め、ネタを貰ってから、敢えて盗賊改に捕まって牢獄に放り込まれないといけないみたいで……それも、重犯罪人として」
ラオウ:「面倒くさい(笑)」
高 任:「素敵な感想ありがとう」
吉 井:「……一番簡単な錠前で、3秒を切るぐらいが限界ですかね?」
高 任:「ですね。偶然に頼ればもう少し縮みますが……それじゃあ、ゲームと違いますし(笑)」
 
 脱線。
 
吉 井:「しかし、あの風呂敷って便利ですよね。俺も1つ欲しいです(笑)」
高 任:「まあ、タンスは入るし木刀や竹刀も入るし……つーか、俺は基本的に伸縮性が一番のやつを使ってましたが?」
ラオウ:「当然でしょう。多く盗める方がいいに決まってます」
吉 井:「隠密性はどうでもいいですからね……でも、モノを盗めば盗むほど移動速度が落ちますから程々にしておかないと」
ラオウ:「やばいときは風呂敷をその場に残して逃走(笑)」
高 任:「安全な場所にたどり着いてから、怪しげな力を使って引き寄せる(笑)」
吉 井:「あの動き、怪しいですよね」
ラオウ:「というか、どんなに遠く離れてても、なんども繰り返せば帰ってくる風呂敷の方が怪しい……ただ、品物が一部壊れちゃうけど」
高 任:「考えてみれば、風呂敷が単独で町の中をごろごろ転がってるわけだから(笑)」
ラオウ:「違う意味で怖いよなあ(笑)」
高 任:「そういえば、風呂敷を引き寄せる動作って、人前でやったらあかんのね。何気なく、盗賊改の前でやったら、捕まりそうになった(笑)」
吉 井:「高任君、結構うかつだよね」
高 任:「いや、アレに比べたら阿波踊りの男踊りの方がよっぽど怪しいというか。盆踊りの練習でもしてるのか……ぐらいに思ってくれないんですかね?」
ラオウ:「無茶言うなよ」
高 任:「そういえば、風呂敷を蹴って攻撃、相手を気絶……なんて手間のかかることやるぐらいなら、近づいてステルス、懐のモノを盗んでついでに心も盗んで気絶させる方がよっぽど楽ですよね(笑)」
吉 井:「ま、まあそうだけど……」
ラオウ:「いや、俺らは3人とも攻めの盗賊スタイルだけど、やっぱり、人の視線を避け、静かに這い寄るように獲物に忍び寄り、それを奪って立ち去る……みたいな、サイレントハンターなプレイが好きな人もいるだろうし」
高 任:「……ああ、そうか。いきなり他人の家に突入する必要ないのか」
吉 井:「泥棒じゃなくて、強盗だよ、それ」
ラオウ:「遠くから攻撃できるってのは結構使い勝手がいいと思うぞ……見張りの侍を一撃して、気絶している間に駆け抜け、その後に風呂敷を回収…とか」
高 任:「面倒くさい」
ラオウ:「素敵な感想ありがとう」
吉 井:「今度は何のネタですか、それ」
高 任:「まあ、それはさておき……いろんな意味でやりがいのあるゲームというか」
ラオウ:「まあな。シナリオを進めるためには特定のポイントに移動する必要があるわけだから、進めたくなきゃそこに行かずに、ずっと違うことやってプレイできるし」
吉 井:「すずなが生きてたらですが(笑)」
高 任:「まあ、シナリオの展開次第ではすずな死んでからも続きますけど」
ラオウ:「……そういや、すずなって主人公が泥棒やってるの気づいてたよな」
吉 井:「そりゃ、大きな風呂敷背負って、変装したまま帰ってくれば(大爆笑)」
ラオウ:「いや、せめて風呂敷の中身を空にしたり、家の前で変装を解除したりするぐらいの思いやりは持とうよ」
吉 井:「町の人間に目撃されるぐらいなら、すずなに目撃された方がマシでしょう(笑)」
高 任:「でも、家の前には、おにぎりとか柿とか、かぼちゃとかジャガイモとか、置かれるし(笑)」
ラオウ:「いや、基本的に寝たきりだろ、すずな」
吉 井:「寝たきりというか、ある程度回復した状態だとすずなってふらふら揺れながら立ってますよね。幽霊みたいでめちゃめちゃ怖いです(笑)」
ラオウ:「いや、あれは主人公に心配をかけないように無理して立ってるんですよ」
高 任:「つーか、一日中というか、俺の場合は24時間盗みまくりだから、基本的に家に帰らない(笑)」
ラオウ:「お、おとっつぁん…(笑)」
吉 井:「そういや、夜に町を走ってると、漁師に『いつ寝てるんだ?』とか聞かれるよね(笑)」
ラオウ:「結局……すずなはアレなん?主人公が実の父親じゃない以前に、自分の両親を殺した盗賊グループの一味だったこととか知ってるの?」
高 任:「まあ、シリアスなオープニングの割に、そのあたりは完全スルーだからな、このゲーム」
吉 井:「ん…」
高 任:「というか、エンディングも、『それでいいのかよっ』とか突っ込みたくなるようなのが多いし……多分、そのあたりのモノは求めない方がいいと思う」
ラオウ:「まあ、陽気に盗んで盗んで盗みまくるゲームでいいんだけど(笑)」
吉 井:「そういえば…百紋のエンディングの意味が分からなかった。言ってることが意味不明というか」
高 任:「ああ、あれは多分……あの時代というか、江戸時代の町人思想というか、特定の都市における町民道徳をベースにした思想からくるものだから、現代人にはちょっとアレかと」
ラオウ:「お天道様は1つだけ……みたいな?」
高 任:「まあ、そんな感じ」
吉 井:「な、なるほど」
高 任:「もちろん、それはあくまでも思想の1つであって、この主人公みたいな純粋な人間がたくさんいたかって言うと俺は疑問ですが……少なくとも、この主人公の海老三って人間はやたら純粋なんですよ。純粋故に、すずなを助けて育ててきたわけだし、百紋シナリオのエンディングでのあの発言につながるわけで……多分(笑)」
ラオウ:「まあ……そういう意味では、バカゲーには珍しい主人公らしい主人公ではあるな」
吉 井:「結局、百紋は幕府のお庭番で……盗人の湯の元締めは元お庭番らしいから、そのつながりなのかな?」
高 任:「いや、マジでこのゲーム計算して作ってるか、その場のノリで作ってるのかわからないので、あまり追求しない方が(笑)」
ラオウ:「計算してこれだったら、バカゲー以外は作らないことをお勧めするほど設定がおかしいな(笑)」
高 任:「……ラオウさん、後で天誅のエンディングを見せてあげよう(笑)」
ラオウ:「……ああ、この作品に限ったことではないと?(笑)」
高 任:「いや、多分真面目に作ってるんだろうけど、ゲームシステムとかバランスに関しては問題ないけど、どこかセンスが妙な部分があるのがよくわかるから。個人的には、このゲームでその妙な部分が開花したな、と(笑)」
吉 井:「開花って…(笑)」
高 任:「いや、個人的には面白いバカゲー作る方が難しいと思ってますし、誉め言葉ですよ?
ラオウ:「高任さん、それ以上は言わない方が」
 
 
ラオウ:「まあ……アラを探せば見つからないこともないけど、痛快アクションバカゲーとしては、かなりの出来では」
高 任:「個人的にはストーリー方面でひねりが欲しかったですが、痛快アクションバカゲーとして楽しむ分にはまあ、問題ないですし」
吉 井:「ただ……クエストが、どれも似たり寄ったりの部分がありません?」
ラオウ:「それは仕方ない部分が……難易度設定で、易しいにすればまずクリアできないなんて人もいないだろうし」
高 任:「というか、特定の時間帯にある場所を訪れないと絶対に起こらないクエストとか発生するケースが多々ありますよね」
ラオウ:「サンマとか?」
高 任:「それもだけど、零村のクエストとか連動してるみたいで、しまいには七福神探し……の最後の一体がクリアできない(笑)」
吉 井:「初耳だけど…難しいの?」
高 任:「いや、屋根の上にあるんですよ」
ラオウ:「じゃあ、二階から」
高 任:「いや、『素盗り飛翔(空中で盗みボタン)』を使えってな条件付きで……でも、全然届かない。風呂敷を踏み台にしようとしたら、条件違反で自動的に失敗扱いになって、風呂敷をぶつけて屋根から落とそうとしたら、それも失敗扱いになって、別の屋敷から屋根を伝ってそこにいこうとしたらいきなり失敗扱いになって…もう、わけわからんと言うか(笑)」
ラオウ:「……大ジャンプは?」
高 任:「大ジャンプ中は、盗みのアクションできないですよ。あれはステルス扱いですし」
ラオウ:「あれ?でも、ロンダートと同時に盗みボタンで、地面の獲物スリ盗るみたいな事出来たよな。ジャンプ中に、そういう技が…?」
高 任:「いや、それぐらいで解決できることなら、そもそも悩んでないよ」
吉 井:「……じゃあ、攻略本で(笑)」
ラオウ:「クエストやり直したら、置き場所が変わったり?」
高 任:「いや、このクエストに関しては7つが7つとも同条件固定みたい。櫓の上にいる商人が持ってるケースとかあるし……ちなみに、その商人がどう登ったかは不明だけど、主人公は櫓の上に登れません(笑)」
吉 井:「ど、どーするの?」
高 任:「風呂敷をぶつけて落とす(大爆笑)」
吉 井:「死んじゃうよ」
ラオウ:「義賊はどこへ行った」
高 任:「良いやつから先に死ぬんですよ(笑)」
吉 井:「じゃあ、すずなダメだよ」
ラオウ:「むう、キリがないな……とにかく、楽しめたと言うことで」
吉 井:「まあ、少しプレイヤーを選ぶような気もしますが」
高 任:「……今ふっと思ったけど、この主人公がちょっと勘違いして悪代官の屋敷に乗り込んだら面白いような(笑)」
ラオウ:「いや、そもそも勝負の方向が違うだろ?」
 
 
 お買い得度…… 9
 操作性………… 8
 音 楽………… 6
 再プレイ度…… 9
 素敵痛快度……10
 絶対値評価…… 4
 
 
 一言で言うとセンスが素敵。(笑)
 もう、町のメインストリートを駆け抜けながら、盗賊改や商人の懐から金をすり盗っていく快感はちょっと説明しづらいです。
 ただ、時間をあけずに同じ場所で盗みを繰り返していると、そのあたりの人の訃頃はどんどん寂しくなっていきます。
 盗賊改の所持品が石ころだけになったときは、ちょっとほろりときました……いや、高任のせいなんですが。

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