お題……THE ガッツ1・2・3(シリーズ)(WIN)
 
 朝、新作をプロデュースしたメーカーが、夜には潰れ、次の日にはその残党から新しいメーカが2つ出現するという、まさに戦国時代さながらの様相を呈していた美少女18禁ゲーム界に、颯爽と舞いおりた一陣の風。
 あれは1999年、春は名のみの冷たい風の吹く2月のことでした。
 当時の18禁ゲーム界は、勢いを失いつつあった陵辱モノから純愛モノへの移行がおこなわれており、まさにメーカーにとってはどんな企画をたてるか頭を悩ます時代でありました。
 そんな時代に、『女の価値は上腕二頭筋が決める!』という、斬新なコンセプトで登場したソフト。
 このソフトは、発売直後からいろんな意味で話題を呼び、ある者は目と耳を塞ぎ、ある者は冷笑し、そしてある者は熱狂的なスタンディングオベーション(笑)をもってそれを受け入れました。
 その(一部の)熱狂的な支持を受け、この7月にめでたく第3作目が登場。
 そのソフトこそ、THE ガッツ!
 
 私、高任は『ガッツ』シリーズ、およびメーカーの『オーサリングヘブン』を応援しています。
 
 
高 任:「(ちょっとやけくそ)はじける汗!青い海!そして……山!これほど夏の対談にふさわしいタイトルがあるでしょうか?」
吉 井:「高任君、今は9月。(笑)」
ラオウ:「この前、対談もしないで帰ったのは、どこのどちらサンですか?」
高 任:「全くです!(笑)」
吉 井:「いや、その……あれは、避けようのない事故です。(一同爆笑)」
ラオウ:「あれは事故と言うより、『未必の故意』の様な気がしますが。(爆笑)」
吉 井:「え?『未必の故意』…って?」
ラオウ:「へ?…ああ、裁判の判例なんかで良く出てくる用語で……簡単に言うと、悪い結果を予測しながら行動に及ぶコトを意味するんですが……」
高 任:「なるほど…『ここで飲みに行くと対談が出来なくなるという結果を予測しながら……』って、無茶苦茶しっくりきますな。(爆笑)」
ラオウ:「まあ、コミケの時期は滅多に会えない友人と会う数少ないチャンスだから仕方がないとは思いますが。」
 
 『2001夏コミレポート』でも読んでくださいな。(笑)
 
吉 井:「(やけに元気良く)…さあ、対談しましょう。どんどんしましょう。(笑)」
ラオウ:「いや、別にごまかさなくても終わったことですし。(笑)」
吉 井:「うんうん、過去ではなく未来に目を向けなければ。(爆笑)」
ラオウ:「……しかし、最初のタイトルが『THE ガッツ!』。タイトルネーミングが往年のテレビ番組『THE ガマン!』みたいでたまらないですな。」
高 任:「このゲームも、新聞で『定冠詞の使い方が間違っている』なんていうおバカな投書が寄せられるんでしょうか?(笑)」
ラオウ:「新聞の投書欄読んでると、無茶苦茶面白いですからね。」
吉 井:「そんな生真面目な投書を寄せる人は、このゲームを目にしないと思います。」
ラオウ:「この7月に出た3作目が、『山でガッツ!。出るべくして出たタイトル名ですな。」
高 任:「2作目は海、そして今作は山の温泉。実に分かっていらっしゃる。(爆笑)」
吉 井:「何がですか?(笑)」
高 任:「いやあ、海+大地を意味する山。ヒーロー好きな人間にはたまらないラインナップです。(一同爆笑)」
吉 井:「違う、それは何か間違ってる!(笑)」
ラオウ:「だとすると、次回作は『空でガッツ!』なんでしょうか。
高 任:「大地と海と青空!」
吉 井:「いくら筋肉があっても、空は飛べないでしょう、空は…っていうか、空の工事現場は存在しないと思いますが。」
ラオウ:「いや、主人公達の乗った飛行機がハイジャックされるの。(爆笑)」
吉 井:「既に、工事現場の『こ』の字も存在してないじゃないですか!」
高 任:「空がダメなら、宇宙と書いて『宇宙(そら)でガッツ!(爆笑)」
ラオウ:「このゲームのキャラだと、裸で宇宙遊泳とかやりそうですよね。」
高 任:「(低い声で)むう、あれこそは江田島塾長にのみ許されたと言われる……
ラオウ:「その声は雷電と言うより、『北斗の拳』のウイグル獄長だと思うのだが?(笑)」
高 任:「んー?聞こえんなあぁぁ…(大爆笑)」
吉 井:「……あれってウイグル獄長だったっけ?」
高 任:「ああっ、吉井さん!本棚の『北斗の拳』に手を伸ばさないでください!読み出したら止まりませんよ。(笑)」
吉 井:「うむ、それもそ−だ。」
ラオウ:「ほら、あのカサンドラのライガとフウガの衛兵がいたところですよ。」
高 任:「ラオウさん、余計マニアックな説明してどうするんですか。(笑)」
吉 井:「……えーと、岩を支えたまま絶命した兄弟だっけ?」
ラオウ:「でも、わかってるし。(笑)」
吉 井:「通路を塞がれないために命をかけたのに、ケンシロウがあっさりとその大岩を砕いてしまうから完全に無駄死にとも言う。」
高 任:「話が脱線どころか、銀河鉄道みたいに空に向かって羽ばたいていきそうなので元に戻しましょう。」
ラオウ:「脱線させた張本人が何を言う。(爆笑)」
吉 井:「ラオウさんも同罪の様な気がしますが。」
ラオウ:「(ごまかしている)……まあ、何はともあれ3作目まで続いて良かった良かった。」
吉 井:「こういうとなんですか、続編が出るとは思ってなかったんですよ。
ラオウ:「ええ、そうですか?私は信じてましたけど。(爆笑)」
高 任:「まあ、一発ネタ的なコンセプトでしたし。」
吉 井:「と言うか、ゲーム単体として、そんなに面白くないと思うんです。
ラオウ:「(きっぱりと)いいんです!このゲームはコンセプトが命だから。パソゲー界に吹き抜ける一風変わった存在としての価値を見いだせられればそれでおっけー。(笑)」
高 任:「一風変わった…って、一風ですまんでしょう、これは。(爆笑)」
吉 井:「二風も三風も変わってる。(笑)」
ラオウ:「いいんです、コンセプトがいいから。」
吉 井:「……ラオウさんってそういう変わったコンセプトが好きですよね。」
高 任:「(ぼそっと)…妹が12人とか。(一同大爆笑)」
ラオウ:「いやいや。なんて言うかね、……いくらでも代わりの利くコンセプトのゲームよりも、こういった他に類のないゲームにこそ価値を見いださないと。
吉 井:「誰もこんなコンセプトに手を出さないだけの話では?(爆笑)」
高 任:「ニッチ戦略と言うわけですか。」
ラオウ:「まあ、いろいろ情報を覗いてみると、このゲームの支持者の数は、減りこそしませんが増えもしてないようです。(笑)」
高 任:「完全に固定客として定着してるわけですか。」
吉 井:「あれ、俺って支持者に入ってるんですか?」
高 任:「買ってるじゃないですか。(笑)」
吉 井:「いや、つい。(爆笑)」
ラオウ:「普通、それを支持者というのでは?」
 
高 任:「このゲームをプレイして、タカさんの筋肉を見せつけられるたびに体を鍛えないといけないなあと思うんですよ。
吉 井:「人間、鍛えなければ生きている価値がないという名言もありますし。(笑)」
高 任:「それは多分違います。」
ラオウ:「鍛えるって……高校球児だった頃の訓練を再びやるんですか…?」
高 任:「今あれをやったら、確実に不健康になれます。(爆笑)」
ラオウ:「つーか、死ぬだろう、おめー。(笑)」
高 任:「死ぬだろうなあ。あの練習量は、不健康になるための特訓だから。(笑)」
吉 井:「まあ、スポーツというのはそういうところがありますしね。」
高 任:「ただでさえ、身体のパーツはがたがたですよ僕。」
ラオウ:「だったら、『アブフレックス』を使って、せめて岩のような腹筋を。(爆笑)」
高 任:「ラオウさん、今は『アブドゥワー(?)』の時代だ。
吉 井:「何ですそれって?」
高 任:「うむ。『アブフレックス』の後継機らしくて。何やら、『従来のトレーニングマシーンでは行えなかった効率的な腹筋トレーニングを可能にするマシーン』だそうだ。」
ラオウ:「従来のマシーンと言うことは、制作者自ら『アブフレックス』が使えないということを認めたのか?(一同大爆笑)」
吉 井:「今は、『ボディーブレード』の方がなんか名前を良く聞きますが、あれって効果あるんですかね?
高 任:「あれは凄いらしいです!
ラオウ:「え、そうなん?」
高 任:「何かね、友人曰く『次の日全身筋肉痛になる。』ぐらい筋肉にクルらしい。それなりのトレーニング知識と体力がある人間なら、かなり有効的に使えるだろうって。」
吉 井:「……それは、運動不足の人間にはきつすぎると言うこと?(爆笑)」
高 任:「まあ、早い話がそうかも。(大爆笑)」
ラオウ:「『ボディーブレード』を使うために、基礎訓練が必要…って、何か見失ってないかなあ?」
吉 井:「でも、トレーニングって知識がないと危険だからそれでいいのでは。」
高 任:「まあ、どんなに効果的なトレーニングでもそれを続ける意志がなければ、ただのがらくたですけど。第一、そんな意志があるならマシーンなんて必要ないです。(笑)」
ラオウ:「いや、でも効果があるならちょっと欲しいかも知れない。両手に持って、みよんみよんとか震わせて。(爆笑)」
吉 井:「まあ、話のネタにはなりそうですよね。」
 
 脱線、以下略。
 
ラオウ:「まあ、筋肉美はおいといて。(笑)」
高 任:「とはいえ、このゲームと筋肉は切っても切れないつながりが……」
ラオウ:「いや、このゲームの売りは他にあるだろう?」
吉 井:「というか、多分そっちの方で支持を受けていると信じてるんですが。(笑)」
ラオウ:「何はともあれ連打。(爆笑)」
高 任:「確かにね。なんか、こう…『連打っ!』と聞くだけで、血が沸きたつと言うか何というか…燃えますよね。」
ラオウ:「連打萌えー。(一同大爆笑)」
高 任:「違う、その『燃え』の発音は何か違う。(爆笑)」
ラオウ:「語尾に『はにゃーん』とかつく発音だったりして。(笑)」
吉 井:「連打に『萌え』てどうするんですか、せめて登場人物にしておいてください。」
ラオウ:「(すごいむかつく口調で)時に高任さん。連打力はちっとあがったかね?」
高 任:「黙れ、この悪魔めっ!」
吉 井:「何のことです…?」
ラオウ:「いや、『ポピュラス』ですけど。高任さんたら弱くて弱くて。」
高 任:「頭の先から脚の爪の先まで真っ黒な戦い方を展開しやがって。(笑)」
ラオウ:「だって高任さん、マウス一個しか壊してなかったんでしょ?あのゲームはマウスを壊す毎にレベルが上がるんですから。(大爆笑)」
 
 注・『ポピュラス』:別名マウス壊しゲー。一度始まれば、1時間以上マウスを連打し続ける羽目になるゲームです。
 
高 任:「しかし、『ガッツ!』の連打は基本的に5秒間で何連打?ですけど、お二人はどのぐらいいきます?」
ラオウ:「え?……そうだねえ、大体55から60回ぐらいかな。」
吉 井:「うお、負けた!俺は50回前後ですよ。」
高 任:「僕は55回前後だから……まあ、みんな似たようなものですね。」
ラオウ:「そう、つまり高任さんの『ポピュラス』が弱いのは、戦略の問題。(笑)」
高 任:「まだ、蒸し返すんかい!あんな悪魔の戦略が真似できるか!俺が『腹黒い悪魔』なら、アンタは『どす黒い悪魔』だ。(大爆笑)」」
ラオウ:「んー、負け犬の遠吠えは耳に心地よく響くねえ。」
吉 井:「ラオウさん、性格悪すぎ。(笑)」
 
 またまた脱線。
 
ラオウ:「今回の主人公は、またバイトに戻りましたな。」
吉 井:「二作目は、確か現場監督見習いという主人公でしたよね。」
高 任:「そうですよ、人助けのために現場の仕事をほっぽりだしたタカさんの代わりに連打(工事を進める)して…尻拭いに尻拭いを重ねる悲劇の主人公。(笑)」
ラオウ:「今作でも、ちょとっと出てきてましたが。相変わらず主任の尻に敷かれてたね。(笑)」
吉 井:「え…ああ、あそこで出てきたのって2作目の主人公ですか?」
高 任:「そう判断するのが順当だと思いますよ。やっぱり、前作の最後でお許しは貰えなかったんでしょうね。」
ラオウ:「そりゃ、10秒やそこらで連打一万回は不可能ですって。(笑)」
吉 井:「マウスセンサーの反応限界超えてます。(爆笑)」
ラオウ:「……って、よく考えると、主人公の立場ってどんどんかわいそうな立場に追いやられてませんか?(爆笑)」
吉 井:「形だけ見れば、『ハーレムそのまんま』なんですけどね。不思議と羨ましいとは思いません。(爆笑)」
ラオウ:「なんというか、主人公って川の流れに身を任せているだけですよね。」
吉 井:「身を任せているというか、激流に押し流されているというか。(爆笑)」
高 任:「初代の主人公だけは微妙に違うでしょう。あの主人公は、『貧弱なボウヤ。』でふられて、『俺はマッシブボディを手に入れてやるぜえっ!』と肉体労働のバイトに突っ走ったキャラでしたやん。(笑)」
吉 井:「……なんか、微妙に設定が違ってた様な気が。(笑)」
ラオウ:「正確には、『頼りないから』でふられたはずだが。」
高 任:「一緒や一緒。」
ラオウ:「いや、印象が全然違うと思う。」
吉 井:「言葉は正確に使いましょう。(爆笑)」
ラオウ:「ま、それはさておき。今作は社員旅行と言う形だったんで、現場工事がなかったのが残念でした。
高 任:「んー、やっぱり『金魚すくい』とか『シャーク釣り』で連打しても気分がいまいち盛り上がらない。」
吉 井:「旅館のシューティングゲームの連打は、なかなかでしたけど。ただ、俺の連打力ではクリアできなくて。(笑)」
高 任:「あれと、神社の石段を駆け上がる連打が難易度が高いと思います。多分合計で70回以上必要なのでは。」
吉 井:「70回…それは無理だ。まあ、クリアしたからといって、何があるというわけでもないのだが。」
ラオウ:「1秒間に14連打……ゲームパッドならともかく、マウスは形状的に連打にむかないからなあ。(笑)」
吉 井:「そうですか?俺はマウスでもゲームパッドでも変わりませんけど。」
高 任:「ラオウさんの本気の連打は『痙攣連打』なんです。あれって、下に押しつけるようにして姿勢をとると安定しますからね。(笑)」
ラオウ:「マウスでそれをやろうとすると、『違う意味でマウスを壊してしまいそう』なのがとてもイヤ。(一同大爆笑)」
高 任:「まあ、ゲームの進行には関係ありませんからね。特に今回は。」
吉 井:「初代のは連打に失敗(仕事ミス)すると、バイトをくびになりましたよね。」
ラオウ:「あれは最初のうちだけですって。確か、5秒間で20回から35回ぐらいの低い設定の時に失敗を繰り返した時だけですよ。」
高 任:「多分、連打が苦手な人間のことを考慮したんでしょうね。2作目からは連打がキャンセルできるようになりましたし。失敗しても問題ないですから。
ラオウ:「ますますゲーム性が無くなったという意見もあるが、まず第一にユーザーを楽しませようとする心意気が素晴らしい!(爆笑)」
吉 井:「でも、違うところで楽しませようとする気持ちはないんですね。(大爆笑)」
ラオウ:「楽しいコンセプトがあり、連打があり、曲がりなりにも18禁としてのえっちもある。これ以上何を求めると言うんだ!(爆笑)」
高 任:「眼鏡娘…
ラオウ:「眼鏡ネタは禁止っ!
2 人:「なんですと!
ラオウ:「最近眼鏡ネタが多すぎる!ちょっとは控えろ、ちょっとは。」
吉 井:「ああっ!何気なくストレスが溜まってたんですかラオウさん。(一同爆笑)」
ラオウ:「このゲームにも眼鏡娘はいます!はい、終わり。もう、この話題は終わり!(一同大爆笑)」
高 任:「お、おのれー…(爆笑)」
 
高 任:「……」
ラオウ:「いや、そこで無口になられても困るのだが。しかも対談中に。(爆笑)」
吉 井:「高任君から眼鏡娘を奪ったら何も残りませんよ。(笑)」
高 任:「いや、さすがにそこまでは。」
ラオウ:「んじゃ、なんかしゃべれ。」
高 任:「このゲームの眼鏡娘は…」
ラオウ:「まだ言うとるのは、この口かあっ!(爆笑)」
高 任:「お約束だ、お約束っ!」
吉 井:「ベタベタですねえ……。」
 
高 任:「よしっ、このぐらいでまとめますか!」
ラオウ:「うわっ、いきなりうち切ろうとしてやがるよこの男は。(爆笑)」
吉 井:「と言っても、元々語る内容が少ないゲームですし。
高 任:「連打、筋肉美、以上!って感じですからね。(爆笑)」
ラオウ:「まあ、そう言われるとそうなんだけどね。」
高 任:「ゲームとしては大したことがない。ただ、コンセプトによる一点突破の話題ゲームだな。あんまり、人に勧めるようなゲームではないと思う。」
吉 井:「時間がかからないし、お値段も手頃なので一度ぐらいは購入しても良いのでは?ところどころ笑いのツボをおさえてますし。」
ラオウ:「まあ何の前知識もなく、美少女18禁ゲームと思って購入するとショックはでかいでしょうね。
高 任:「ショック、でかっ!(一同大爆笑)」
吉 井:「た、高任君は『エイケン』が嫌いだったのでは?」
高 任:「でも、あのフレーズは大好きだっ!見てるのはあの台詞だけ!(爆笑)」
ラオウ:「アンタら…」
ラオウ:「……この『ガッツ!』シリーズは、ユーザーを楽しませようとするエンターテナーの心意気に満ちあふれたゲームです。ただ、作ってみたかったからという感じのゲームが多いパソゲーの中で、それだけは一線を画しており、ゲーム全般を通して楽しい雰囲気がとだえることなく続くという点でこのゲームは優秀であり、私は買っても損がないと判断してます。
高 任:「えらく真面目ですね。」
ラオウ:「あんたらが不真面目だから。(笑)」
 
 
 シリーズ全般を通しての評価。
お買い得度…… 6
操作性………… 6
音楽…………… 5
再プレイ度…… 3
お手軽度……… 9(値段的にも)
絶対値評価…… 4
 
 
 ち、ラオウさんにほとんど言われてしまってる。って言うか、ゲームの内容にほとんど触れてないやんこの対談。(涙)
 1作目と2作目は基本的に工事現場で作業員(現場監督)として働き、職場のお姉さま方(職場外の女性もあり)と親睦を深めようという物語です。そして3作目はバイト初日にして強引に社員旅行へと連れてこられた主人公と言ったとこです。
 システムそのものは、朝昼夜等に区切られた一日の中で、いろんな場所に出歩いて会話及びイベントを起こしていくタイプのゲーム。なお、イベントシーンはほとんどが固定されており、基本的には全てのイベントを見たキャラクターとのエンディングを迎えることになってます。
 まさにシンプル。プレイ時間はメッセージスキップを使えば1時間ぐらいしかかからないでしょう。
 で、高任の個人的な評価としては、第3作の評価がシリーズの中で少し低いです。ただ単に刺激に慣れてしまったのかも知れませんが。(笑)
 正直なところ、ゲーム要素としての各部分のポイントは点数低いです。しかし総合するとやっぱりゲームとしては楽しいんですよね。奇妙に絶対値が高いというか。(笑)
 それは、最後でラオウさんが言ってるように、『ユーザーを楽しませようとする』一貫した姿勢が貫かれているせいだと思います。しかも、噂によるとこのゲーム(今作とか)は1人で制作されているようですし。
 と言うわけで、あなたも連打にチャレンジしてみませんか?
 そしてオーサリングヘブンに感想を送りましょう。
『次回作は、宇宙でガッツ!でお願いします!』と。(笑)

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