「のぞみ先輩、何描いてるんですか?」
 すぱーん。
 肩越しに話しかけられ、のぞみは音高くスケッチブックを閉じた。
「秘密。」
 はぐらかされた形になった美術部の後輩は何かを呟きながらすごすごと離れていった。
 美術室に自分一人しかいないと思ってちょっと油断していたかもしれない。のぞみは軽く首を振ってスケッチブックを鞄へと乱暴に押し込んで、再びキャンバスへと向かった。
 わりかし個人主義的なところのある美術部は、部室である美術室に誰もいないなんて事が良くある。集中してたせいか、後輩が中に入ってきたことに気が付かなかったのだ。
 先程の動揺が指先に残っているのか、線が上手く決まらない。のぞみはため息をついて足下の鞄を拾い上げる。
「じゃあ、お先に。」
 後輩に声をかけてのぞみは美術室を後にした。
「さて、今日の夕食は何を作ろうかなー?」
 などど呟きながら手に持った鞄を振り回す。何か今日は元気が余っていて身体を動かしたい気分なのである。南の島からのウキウキ電波に毒されたのかもしれない。
 とはいっても南の島に行くためにはコンクールで賞をとらなければならないし、その絵は完成はおろか、何を描こうかさえも決まっていないのだから気の早い話である。
 廊下に鞄の中身をてんてんとばらまきながらものぞみは全くそれに気が付いていなかった。ついにはスキップを披露するに至った段階でやっとやけに軽くなった鞄に気が付くのだから大した人物であるといえよう。
 その分凄い惨めな気持ちで廊下を後戻りしていったことは言うまでもない。
 
「ほれ、のぞみ。お前のだろ?」
 すっとのぞみの目の前に突き出された見覚えのあるスケッチブック。そしてそれを持っているのはよりによって大輔である。
「あ・あ・あたしのスケッチブック!!」
「じゃ、そういうことで。」
 しゅたっ、と右手をあげてそのまま去っていこうとする大輔の首根っこをのぞみの右腕ががっしりとひっ掴んだ。
「み・みみみ・・」
 声が震えて上手く言葉が出てこない。反面、大輔は何か自分が悪いことをしたのだろうかという思いで一杯になっている。
「みーたーわーねー?」
「はあ?なんで俺がお前の描いた絵を見なきゃならん?目の毒だろう?」
 のぞみが真っ直ぐに大輔の顔をみつめる。のぞみの顔は怒りのせいか、やや紅潮しているようだ。しばらくそのままの姿勢で時間が流れ、のぞみは右手の力をゆるめた。解放されてわざとらしくせき込んでいる大輔に対して、のぞみは大きく深呼吸して右手を振り上げた。
「へたくそで悪かったわねえっ!!」
 不意をつかれた大輔の身体が綺麗に半回転した。
 微笑ましい光景である。
 
 大輔とのぞみは家がお隣同士で同じ年に生まれ、幼稚園・小学校・中学校・高校と同じ時間を積み重ねてきた。血統書付きの幼なじみである。ただそれを腐れ縁というには多少の作為が介入していたことからふさわしくないであろう。のぞみは家に一番近いから青空高校を選んだ、一応そういうことになっている。誰もその理由に対して不思議には思わない。それはのぞみだけが知っていることだから・・。
 のぞみはスケッチブックから顔を上げた。もう、新しいページが無いことに気が付いたからである。
「最近はペースが速いわね・・。」
 のぞみはため息をつきながらそれを本棚の上の段ボール箱へと投げ入れた。
 また新しいの買わないと・・。
 そんなことを考えながら椅子に腰をおろす。ぎい、と微かに軋む音がした。窓の方に目をやると、カーテン越しにおそらく大輔の物であろう影が揺れている。
 切実な想いほど相手には伝わらない。伝わらないから想いはもっと切実になる。誰よりも近い距離、でもそれは0にはならない距離でもあった。
 いつも側にいた。おそらく世間で言う恋人よりも近い距離。でも、もっと側にいたい。
 そのために一旦距離を置くということができない。恋人の距離は幼なじみの距離よりも遠いから・・。それに断られたらもう側にはいられない。繰り返されるジレンマ。
 ため息だけを胸一杯に抱え込み、満たされない想いを抱いて目を閉じる。こうして幼なじみのまま夜が更け、幼なじみの朝が来る。
 いつも通りに何気ない会話。他愛のないふざけあい。そして鉄拳制裁。(笑)絵に描いたような幼なじみの毎日。のぞみも最近では自虐的な気分を無理矢理楽しもうとするきらいがあった。
 これで大輔から『好きな女の子ができたんだが相談にのってくれ。』なんて言われたらあたしはどうすればいいんだろうねえ、などと不毛な想像を振り払うかのように今日ものぞみの拳が炸裂するのであった。
 
「のぞみ、今日の数学あたるぞ。・・・ちゃんとやってあるのか?」
 ほんの少しの間。ちょうど瞬きが2・3度できるぐらいの間があったかもしれない。
「あ・あ・当たり前じゃないの・・。」
「何故目を逸らす?」
 自分から視線をはずして、どもりながら答えるのぞみにあきれたような視線を大輔は向けた。そしてため息を付きながら、自分のノートをのぞみに渡してやった。
「ほれ、ちゃんと返せよ・・。」
「ありがとうございます、大輔様。」
 のぞみは大輔を拝むようにしてノートを受け取った。
「まったく、俺がいなくなったりするとどうなることやら・・。」
 大輔のどことなく虚ろな声は木霊を連想させるものであったが、のぞみはそれに気が付かない。鼻歌交じりにノートを書き写しながら上の空でそれに答える。
「腐れ縁だからね・・そう簡単には切れないでしょ・・。」
「・・・そうかもな・・。」
 のぞみは知らなかっただけなのだ。腐れ縁であればあるほど切れるときはあっけないものだということに・・・。
 
「のぞみちゃん。」
 駅前通を歩いていて、背後から急に声をかけられたのぞみは多少の驚きを隠しもせず振り向いた。
「おばさん、こんにちわ。珍しいですねこんな時間に・・。」
 大輔の両親は共稼ぎなので、こんな時間に街中で出会うのは珍しいことなのだ。
「ん、今度のことで私も仕事辞めるからね・・。本当にのぞみちゃんには長い間いろいろお世話になって・・・。」
「・・・・・何の事・・ですか?」
 話の内容がのみこめない。もっとも、これだけでも充分に推察可能なのであるが、それを認めたくないというのぞみの中の防護本能が働いたせいかもしれない・・・。そんなのぞみの気持ちに思いもよらず、大輔の母はおかしいわね?といった風に首を傾げながら説明する。転勤のこと、引っ越しのこと・・・。
「まったく、大輔ったら薄情ねえ。真っ先に伝えてるものだと思ってたわ・・・。ごめんなさいね。」
「・・いえ、そんなこと・・・。」
 どうだっていい・・と言いかけてのぞみは口をつぐんだ。事実、引っ越しのことよりも大輔が自分に対してその事を話してくれていないということの方が重要であったからだ。
 しかし教えられてみると、ここ数日の大輔の様子は多少おかしな所があり、意味深な言葉もいくつかあったような気がする。
 大輔の母に対して上の空で返事をしながら、のぞみの意識は深い思考の中へと落ち込んでいった。
 
「広瀬、最近元気ないようだけど何かあったのか?」
 大輔の前では努めて普段通りにしている反動があるのかもしれない。修一にそんな風に聞かれてものぞみは曖昧に笑うのが精一杯であった。
 そうか?と呟きながら去っていく修一の後ろ姿に、のぞみはこんなことではいけないと首を振った。
 大輔が転校するということを自分に話さないということが、今ののぞみにとっては心のよりどころでもあった。自分の存在が大輔にとって特別なのではないかという思いこみ。思いこみでもなんでもそう思わないとやってられないというところが正直なところであろうが、事実のぞみにとっては精神を削られるような毎日であった。
 何かをやろうとしても集中できない。ふと気が付くとぼんやりと何もしていない自分を発見する。そんな毎日の中で大輔に接するときだけ普段通りの自分を演じようとする事自体が無理な話である。
「のぞみ、体の具合でも悪いのか?」
 普段通りの大輔の口調に表情。自分がこんなにも苦しい思いをしているというのに目の前の幼なじみは何でもないことのように日々を過ごしている。自分の考えは間違いであって、転校のことはもちろん自分と離ればなれになることが大輔にとって大した意味を持たないのではないかと思い始めることによって、のぞみの精神の均衡は危うい方へとふれだしていくことになる。
 
 人気のない公園。
 黄昏時の幻想的な色彩の中での愛の告白。自分の柄じゃないとは思いつつも、考えられるシチュエーションの中では最高の部類に入るであろう・・。相手が大輔であるなら。
 のぞみは黙って首を振った。あるレベル以上ならば、自分を好いてくれる相手とつき合うという友達もいる。でも・・・・。
「ごめんね、私好きな人がいるの・・。」
「・・・・早川か?」
 別に隠しているわけじゃない。あの唐変木が鈍すぎるだけなのだ・・・。
「でも早川のやつはもうすぐ・・・」
 修一はその続きを口にすることができなかった。全てを受け入れようとして受け入れられない悲しみのあふれた寂しい笑顔。のぞみにそんな顔をされては何も言えなくなってしまう。
「・・・知ってたのか?」
 聞くまでもない質問に対してのぞみはただ頷いた。今度は反対にのぞみの方が修一に聞き返す。
「・・・柳沢君はどうして知ってるの?」
「先生が話しているのを偶然耳にした。・・・それだけだよ・・。」
「そう・・・。」
 修一の返事が、のぞみの精神を危ういところでつなぎ止めたことなど修一には知る由もない。
 公園に1人残されたのぞみは、ブランコを力無くこぎ続けていた。やがて、沈んだ夕陽が未練がましく自分の存在を主張しているかのような光の残滓が西の空を淡く染め、東の空が夜の闇を前にした蒼へと移り変わっていく時間になるとゆっくりと立ち上がった。
 
 昨日あれほどいい天気だったのにも関わらず、今日の空はどんよりとした雲が低く垂れ込めていた。
『柳沢君につき合って欲しいっていわれたの・・。』
『・・・そうよね、大輔には関係ないものね・・。』
 大輔の沈黙に耐えかねるようにして逃げてきてしまった。昨日に引き続いて力無くブランコの揺れるに身体を任せている。
「嫌な女の子だね・・・。」
 のぞみが今にも泣き出しそうな空を見上げてそっと呟く。大輔の心を試すために修一の純粋な想いまでを駆け引きの材料にした自分に対しての嫌悪感。
 ぽつっとのぞみの頬に水滴がはじけた。初夏だというのに冷たい冷たい雨がのぞみの身体を濡らしていった。
 どのぐらいそうしていたのかわからないが、ぱしゃぱしゃと水たまりをかけてくる足音にのぞみはふと顔を上げた。水銀灯の明かりが自分のまわりをほのかに照らしている。水を吸った制服は身体に重くまといつき不快感だけをのぞみに与えていた。
 そっと差し出された傘と無造作に投げ渡されたタオル。のぞみは何も言わずに幼なじみに引っ張られるままに雨の中を駆けていった。
 のぞみの冷え切った身体には大輔の手のひらの温かさだけが確かなものに感じられ、それを放さないようにぎゅっと握りしめたまま家へと帰り着いた。
 
 昨日は家に帰るとすぐに熱いシャワーを浴びたのだが手遅れだったようだ。朝、上半身を起こした途端に身体が揺れた。ベッドからおりてみると足下が何ともふわふわしてたよりない感じ。体温計の先の部分を握っただけで水銀の目盛りが緩やかにのぼっていくのを見て、のぞみは熱を計るのを止めた。
 学校を休んでおとなしく眠るといっても、熱のせいでその眠りは浅く夢とも昔の記憶ともしれない映像が繰り返されるだけ。何度目かの浅い眠りから目を覚ましてのぞみは呟いた。
「子供の頃は大輔と私しかいなかったのにね・・。」
 同時刻にみさきとのぞみの弟たちがくしゃみを連発していたのだがのぞみの知るところではない。
 大分意識がはっきりしている。気が付くとパジャマが寝汗で重いくらいに濡れていた。
 乾いた繊維が肌に心地よかった。のぞみは着替えをすますと再びベッドの中に潜り込んだ。おそらく大分快復してきているのだろう、眠ろうとしても眠れずに何度か寝返りを繰り返す内に部屋の隅に立てかけたイーゼルが目に付いた。
 自分がすっかりコンクールのことなど忘れていたことに気が付いて苦笑いする。
 こんこん。
 遠慮がちなノックの音と無遠慮な声。
「のぞみ、起きてるか?」
 のぞみはざっと部屋の中を見渡してから返事をした。
「起きてるわよ・・。」
 大輔がゆっくりと部屋の中に入ってきてのぞみの様子をうかがう。
「ふうん、元気そうだな・・。」
「おかげさまでね・・。」
 会話が続かない。のぞみも大輔もお互い落ち着かない様子で視線をあちこちに泳がせている。考えてみると、のぞみの部屋の中に大輔がやってきたのは何年ぶりのことであろうか。その逆なら結構頻繁におこっているのだが・・・。
 重い沈黙の中、大輔の視線が本棚の上のぬいぐるみにとまった。
「なんだ、のぞみ。お前まだあのぬいぐるみ持ってたのか?」
 懐かしそうに大輔は立ち上がって、そのぬいぐるみに手を伸ばす。小学生の頃、のぞみとの勝負に負けてその年のお年玉の半分をはたいた代物である。
「まあね、捨てるのもなんだか大輔に悪いしね・・。」
 ぬいぐるみの足が隣の段ボールの下敷きにでもなっているのだろうか、引っ張っても動かない。それで何気なく大輔は段ボールの箱へと手を伸ばした。
「ちょっ、その箱にさわっちゃだめ!」
 突然ののぞみの大声に大輔はバランスを崩し、箱の重みを支えきれないまま尻もちをついた。続いて箱がダイブしてくる。
 埃と共にスケッチブックや紙切れが床一面に散乱し、綺麗に掃除されていた部屋は見る影もない。病人とは思えぬ素早さでベッドから跳ね起きて床の散乱物をかき集めようとするのぞみの姿を見て、大輔も何気なくスーパーのちらしらしきものを拾い上げる。
 稚拙な、落書きのような誰かの顔。『だいすけくん』という説明書きがなければ本当にわからない。それをのぞみが横からひったくっていった。大輔は我に返ると、手当たり次第に拾い上げていく。これも、それも、あれも、どれも全部大輔のスケッチ。おそらくは幼稚園の頃から描きためられた作品。ちらしの裏の白い部分、ノートのきれはし、画用紙にスケッチブック。
 ひょっとして?という感じに大輔がのぞみの方を振り返ると真っ赤な顔をスケッチブックで隠そうとするのぞみの姿が見えた。
「・・・・出てって。」
「え、あ、いやその・・。」
「頼むから出てってよおっ!」
 のぞみのあまりの剣幕に大輔は慌てて部屋を飛び出た。廊下に出て少しずつ冷静さが戻って来ると大輔もまた顔を赤く染めた。
「まさか・・のぞみも・・・?」
 大輔はおとなしく家に帰るとみさきの部屋の扉をノックした。
「みさき、ちょっと相談したいことがあるんだけど?」
 
「おい、のぞみ・・」
 すっ。
 あからさまに自分との接触を避けようとするのぞみの後を追って大輔が走り出す。のぞみもそれを見て走り出した。
「のぞみ、なんで逃げるんだよ?」
「じゃあ、なんで追いかけてくるのよ?」
 突然のぞみが何かに躓いたように転んで壁にぶつかって止まった。廊下の曲がり角でみさきがやれやれといった感じでため息をついていた姿を目撃していた者はいなかったという。
 のぞみの輝くような笑顔。こんな笑顔が見られるなら大概のことは我慢できると大輔は思った。
「のぞみ、まだかな?」
「ごめん、もう少しでラインが決まるからもうちょっと待ってね。」
 弱い意志だな、おい。(笑)
 あの後保健室でお互いの気持ちを確かめ合った2人の顔はとても穏やかで、それでいてこれからやってくるしばしの別れに立ち向かおうとする意志に満ちていた。
「もういいわ。大輔、ありがとう。」
 大輔は立ち上がるとのぞみの手元をのぞき込んだ。
「こうやってみると、上手くなったんだな・・。」
「・・・何と比較してるの?」
 しみじみと腕を組んだまま呟く大輔に背中を向けたままでのぞみが尋ねた。ひょっとすると照れくさかったのかもしれない。今でも昨日のことを思い出すと顔から火を噴きそうな思いである。
 のぞみは恥ずかしさを熱心さに転化させ、黙々と手を動かし続ける。
「この絵ができあがる頃には・・・」
「・・・ここより都会の街よね・・。」
「言いたいことがあるなら今の内に言っとけよ・・。」
 のぞみが手を止めて大輔の方を振り返った。
「ホントはね・・・ちょっと寂しいかなって・・。」
 
 
 ・・・のぞみの絵が見事入賞したことを手紙で知り、手紙に同封されていた入場券を持って、夏休みであることを幸いとばかりに入賞作品の展示されている美術館にやってきた。生まれ育った街は目と鼻の先にある。
 のぞみは今頃南の島のバカンスを楽しんでいることだろう。わざとのぞみのいない時期を選んでやってきたのは少し怖かったから・・。のぞみに会ってしまうと帰れなくなるような気がしたからだ・・。
 でも正直なところのぞみに会いたい・・・。
 目の前にのぞみの絵がある。この頃と較べて俺は成長したのかな・・?
 見物していた内の何人かが、のぞみの絵と俺を交互に見ている。まあ、無理もないだろうけど・・。
「あんたのことだから来るとしたら今日だと思ってたわ・・・。」
 背後から懐かしい声がした。せっかくの旅行をふいにしてまで来てくれたことへの感謝と見透かされていたことに対しての悔しさが同時に胸の中にわき上がる。
 俺はゆっくりと後ろを振り返った。
 お互いに少し成長した分懐かしさがわいた。いつも一緒にいたから、互いの成長を認める事なんて初めてだったから・・・。
 お互いの心が以前にもまして強く結ばれている事が、ただ2人にとって嬉しかった。
 
 
 

 綾音の話で意地悪なのぞみを書いたからこっちはあっさりと・・やべえやべえ。(笑)
 途中まではわざとそういう雰囲気で書いてたんですが、読者を騙す前に自分が騙されるところでしたわ。なんとかBGM等で心を和らげてこんな風にしてみました。ラストは当然主題歌をイメージした会話になってます。・・・初代のやつ。
 このゲーム、オープニングがいいですよね。まあ、Rの方は『君が教えてくれたこと・・・ひとりぼっちということ。』なんてギャグにした話も書いたりしてましたけど。初代では舞い散る雪の中の回り込みと猫目の後藤さんがたまらない。(まあ、陸上であんなスタートはしませんけど・・。)二代目は黄昏の校舎の階段で物憂げなのぞみがいかす。何故か季節キャラ唯一の出番のあったみどりや本田さんどこいったのお?と数々の疑問を残したりもしてくれましたが。(笑)
 まあ、このゲームほとんどのキャラに好感が持てるのでとりあえず良し。・・・嫌いなキャラは誰ですかって?お客さん、野暮は言いっこなしですよ。自分のお気に入りのキャラがヒロインなんですからどのキャラも公平に扱って欲しいものです・・。(血の涙)

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