吉井幸長の 7月

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(〜2001/01/06)
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Jul.7,2001 (Sat)

クイルズ

+ サディズムの語源となったマルキ・ド・サドを主人公とし,書くことへの狂気と妄執を描く.
サドの著作を読まなくとも楽しめると思いますが,サドがどんな人物かと主だった著作のタイトルぐらいは予備知識として知っておいたほうがいいでしょう.(劇中でジュスティーヌについての言及があります)

+ 序盤はマドレーヌの乳谷にハァハァするぐらいしか見所が無かったのだが,終盤のギャグともシリアスともつかない微妙な盛り上がりっぷりが素晴らしい.最後を期待通りというかひねりが無いというかは受け側の心の持ち方次第か.お勧めとは言わないが見て損はしない作品.


Jul.20,2001 (Fri)

ポエトリー,セックス

+ ハードボイルド,レズビアン,詩.の3つが柱となった映画・・・・・・三題噺ですか?

+ レズビアンといっても熟女のまったりした絡みなのであんまり萌えられん.そーゆーのは余り期待せずに行くのが良いでしょう.つーかAVでも借りてください.
最後は「こんなオチでSKY?!」と突っ込みを入れずには居られなかったのですが...
「女と女の井戸の中」の方が面白かったなあ・・・・


Jul.25,2001 (Wed)

王は踊る

+ 音楽と舞踏を愛する王ルイ14世とルイに愛情を抱く音楽家リュリの二人の男の禁断の愛の物語.

+ 今度は男×男.ただ,リュリのルイに対する愛情はプラトニックなものなので(もとよりルイはソドミストでは無い),男性が見ても不快になったりすることは無いでしょう.
逆にリュリのひたむきで一途な思いに心打たれる...かも.少なくとも自分は素直に感動できたのでよっぽどそーゆーのを嫌ってる人で無い限り問題ないかと.
ルイ14世のダンスシーンは豪華の一言.これぞ絢爛舞踏(ちと違う)
こーゆの見ると「ああ,映画みたなー」って気分になります.濃い目のドラマとあわせて今回は満足度高し.
主演のブノワ・マジメルはいよいよブレイクしそうな気配なのでチェキチェキですよ?>女性映画ファンの方(ってこんなページ見てないと思うけど)


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Yohii Yukinaga