「ふふっ・・いい天気になって良かったわね。」
彼からプレゼントして貰ったきわどい水着に身体を包んで、私は水の中でくつろぎながらそう言った。
「・・・あ、・・うん。」
彼の返事はどこか上の空で・・・
「ちょっと!水着ばっかり見ないでよ!」
「あ、ごめん。」
そう言って彼はくるりと背中を向けた。
・・・・・・?
バシュッ!
「・・・どうして私以外の女の子を見たりするの?」
「・・・・一体・・・どこを・・見たら・・・?」
私という支えを失って、彼は仰向けに倒れた。
「・・・そうやって空を見てれば良かったのよ・・・。」
第11話完
他のショートショートのネタがないから本当にノンストップ原さん状態です。
なんかゲームの設定そのものがしゃれにならないぐらいシリアスなんで、シリアス系のショートショートは本当にしゃれにならないような気がするのと、ホームページとしてのギャグをとりあえずつくっとこうかな・・・なんて思ってるわけで・・。
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