スパイウェア : ユーザーに通知されることなく、いつの間にかPC(パソコン)に進入し、PCの情報 ( 個人情報含む )や、
ユーザー の行動を勝手に制作者に送ってしまうものや、アド(広告)ウェアと呼ばれる ' 強制的に広告
を表示してしまう 'ものも 最近 蔓延 ( マンエン ) しています。
そのほとんどが 他の用途のソフトウェアと合わせてインストールされるため、ユーザーはそのようなソフト
ウェア がインストールされたことに気付くことができません。
また、 HDD ( ハードディスク ) の内容を破壊 ( クラッカー ) したり、ウィルスのようにメールなどを経由
して繁殖し、他のユーザーへ感染させたりすることがないため、発見や駆除が難しい点がやっかいです。
いわゆる ’ 土足(許可なく)で人のうちに入り込み、HDDの内容や、IPアドレス、アクセスしたウェブ・サ
イトの履歴、キーボードから入力した情報などを盗みとる ’ という悪辣(あくらつ)なモノです。
現象 : スパイウェアが侵入すると、次のような現象が起きることがあります。
@ Internet Explorer に見覚えのないツールバーが追加される。
A Internet Explorer のホームページ(初期設定画面)が書き換わる。
B 意図しない広告サイトが表示される。
C 複数のポップアップ・ウインドウが開く。
D コンピュータから外部へ情報が送信される。
E 自動的にインターネットへ接続され、ファイルがダウンロードされる。
F デスクトップやお気に入りフォルダ内にアダルト・サイト等を示すリンクが勝手に追加されている。
06/04/10-K
対策 : スパイウェアの被害にあわないために、先ずすべきことは?
@ 心当たりのないメールは安易に開かない。
A 確信のないサイトから、フリー・ソフトなどをダウンロードしない。
B セキュリティー警告が表示されたら、よく内容を確認し、内容がよくわからなければ 『 いいえ 』 を選択する。
C ウィンドウズ・アップ・デートを定期的に実行する。( 自動になっていてもとりあえず確認する。)
D セキュリティー対策ソフトを定期的にアップ・デートする。( 自動になっていてもとりあえず確認する。)
E 不審なサイトへは絶対にアクセスしない。
F 図書館やインターネット・カフェ等、不特定多数の人が触れるパソコンでは銀行等のインターネット取引は行な
わない。
スパイウェア、アドウェアを発見し駆除するには ’ 専用の対策ソフト ’ をインストールすることが最も効果的です。
最新のウィルス対策ソフトなどでも発見、駆除は可能ですが、専用対策ソフトの場合は さらに詳細な定義をするこ
とができますので、確実に存在を検知でき、 速やかに駆除できます。
横手ぱそこんでは 週一回の ウィルス手動チェック の他に スパイウェアのチェック を推奨しています。
自店でも 週に最低一回の ウィルス手動チェック、スパイウェア ( 対策ソフト’SPYBOT’による ) のチェック・駆除
を行なっています。ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。