歴史を歩く、伝統的街並みを行く

古来より大陸との架け橋として多くの史跡が残る国境の島

国境の島・長崎県対馬

街並みを行く目次

対馬広域地図

 対馬は九州最北端に位置し、長崎県に属しており本土から132km、韓国まで49.5kmという日本で大陸に最も近い国境の島である。
 北方領土を除き、全国で奄美大島に次いで4番目に大きな島で、古来より大陸の中継地としてわが国の政治・文化に大きな影響を与えてきた。
 三世紀の中国の史書「魏志倭人伝」には対馬を経由して邪馬台国に渡ったことが記されている歴史の島でもある。 また、対馬を統治してきた「宗家」は、鎌倉時代から600年以上も絶えることなく、明治維新まで続いた日本でもめずらしい藩主であった。
 中心都市の厳原は藩主「宗家」の城下町として栄え歴史的遺産が数多く残り、さらには対朝鮮外交の窓口として、朝鮮通信使がこの島を経由して徳川幕府に対する使節団として、江戸までの長い道中壮大なパレードが展開されたのである。

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洋上からの対馬
の遠望
城下町だった
厳原の街並み
厳原町の武家
屋敷風民家
厳原町高麗門
の史跡
朝鮮通信史の
記念碑
烏帽子岳からの
展望
烏帽子岳からの
展望
竜宮伝説が残る
和多都美神社
対馬独特の
石屋根
対馬藩の船着場
お舟江
日露戦争のため
掘った人工の瀬戸
城下町
厳原町の城
日本3大墓所といわれる万松院
対馬藩主宗家の
墓所への石段
樹齢600年以上
の大杉