比叡山延暦寺の守り神、全国3800余りの日吉神社の総本宮
山王社の総本社・日吉大社
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日吉大社広域地図
琵琶湖の京都寄り南端に、かって天智天皇が都を置いた大津市(近江大津京と呼ばれている)がある。
この大津市を琵琶湖に沿って8キロほど北上すると比叡山延暦寺の東の玄関口である坂本の町がある。
この町には、古来より安太衆と呼ばれる石組み職人集団が居住しており、「安太衆積み」と呼ばれる石積みで、安土城をはじめ、彦根城や篠山城、和歌山城など日本の名城の多くがこの安太衆積みの石垣をもっている。
この名残りで、坂本の街の歩道沿いには通行人を阻むかのように石垣が隙間無く続き、特異な景観となっている。この延暦寺の門前町に全国3800余社ある日吉神社の総本宮である日吉大社がある。
108の神々を祀る広大な境内は、東西本宮の本殿は国宝、拝殿と楼門は重文というように、ほとんどの建物が文化財に指定されている。
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