歴史を彩った名刹・古城・史跡を行く

万葉の舞台初瀬路の花の寺、桜・牡丹・アジサイ・紅葉が境内を埋め尽くす

花の寺・長谷寺

名刹古城を行く目次

長谷寺広域地図

 平安の昔、大和の三方を山に囲まれた谷あいに、万葉集にたびたび登場する初瀬の里に長谷寺がある。源氏物語や枕草子にも記され、長谷寺詣では当時の平安貴族や女性達の憧れであった。 
 初瀬路は奈良県桜井市を東西に貫き、大阪方面から伊勢へと至る大和盆地を東西に横切る幹線道路であった。
 全国に3千あまりの末寺を持つ長谷寺は7世紀末に天武天皇の病気平癒を祈願して建てられた寺である。
 現在は真言宗豊山派の総本山として西国観音霊場の第8番札所、さらにはボタン・桜・アジサイ・紅葉など一年を通して美しい花の寺としても知られ、全国から参詣者が絶えない寺である。
 近鉄長谷寺駅を降り立つと、川沿いに長い歴史をそのまま残す門前町がひる。

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長谷寺への入り口
近鉄長谷寺駅
駅から寺までしばらく続く門前町 歴史街道の道標 門前町が終わり長谷寺が見えてくる 花の寺長谷寺への入り口 仁王門前の桜景色
仁王門への石段 境内への入り口
仁王門
399段の参道の屋根付き石段登廊 本堂に登って行く参道の途中の景色 登廊を登りきると本堂脇の広場 本堂の外舞台から眺めた五重塔
本堂の外舞台から見る長谷寺の諸堂 奥の院に行く途中の五重塔 奥の院に行く途中の石仏 奥の院から眺めた桜越しの本堂 桜で満開の長谷寺の絶景 境内全部が桜で埋まる長谷寺