万葉の舞台初瀬路の花の寺、桜・牡丹・アジサイ・紅葉が境内を埋め尽くす
花の寺・長谷寺
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長谷寺広域地図
平安の昔、大和の三方を山に囲まれた谷あいに、万葉集にたびたび登場する初瀬の里に長谷寺がある。源氏物語や枕草子にも記され、長谷寺詣では当時の平安貴族や女性達の憧れであった。
初瀬路は奈良県桜井市を東西に貫き、大阪方面から伊勢へと至る大和盆地を東西に横切る幹線道路であった。
全国に3千あまりの末寺を持つ長谷寺は7世紀末に天武天皇の病気平癒を祈願して建てられた寺である。
現在は真言宗豊山派の総本山として西国観音霊場の第8番札所、さらにはボタン・桜・アジサイ・紅葉など一年を通して美しい花の寺としても知られ、全国から参詣者が絶えない寺である。
近鉄長谷寺駅を降り立つと、川沿いに長い歴史をそのまま残す門前町がひる。
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