戦国時代の英雄「織田信長」が天下布武を目指して築いた夢の跡
安土城址
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安土城址広域地図
京都駅から東海道本線に乗車して琵琶湖の東岸を走ること約50分、田園都市の安土町に着く。
ここには、戦国最大の英雄、天下布武を唱え時代を疾風のように駆け抜けた「織田信長」が天下統一の拠点として築いた、巨大な安土古城がある。
この安土に城を構えた目的は、京へ約45キロの近さ、琵琶湖の水運活用、北陸や美濃・伊勢方面につながる交通の要地であるからという。
標高200mの安土山に築かれた城は、三方を琵琶湖の内湖が囲む要害で、絢爛豪華な五層七階の天守閣が聳えていた。配下武将の明智光秀の謀反により、信長は非業の死をとげたが、安土城も彼と共に、戦乱の中で焼失し廃城となるも、巨大な石垣や石段が今でも残り往時の栄華を偲ばせている。
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