次に、岩国基地民間空港の再開についてのお尋ねにお答えをいたします。
地元の長年の悲願である民間空港の再開につきましては、今年度に入り、空港の設置管理者である国が、旅客ターミナルビルの営業者の募集を開始するとともに、地元での事業説
明会を開催するなど、民航ターミナル地域の整備に着手をいたしました。
こうした国の動きに併せて、県といたしましても、地元の最大の役割である空港ターミナルビルの整備に向け、岩国市等の関係市町や地元企業と「岩国空港ビル株式会社」を設立したところであります。また、民間空港の平成24年度早期再開に向け、空港整備予算をできるだけ23年度へ前倒しし整備を加速化することや、羽田空港再拡張に伴う発着枠の確保等について、強く国に要望してきております。
また、お尋ねの空港利用者の確保をはじめ、利便性の高い運航時間帯の設定やアクセス道路の整備につきましても、地元と連携しながら、しっかりと取組を進めていきたいと考えております。
具体的には、まず、空港利用者の確保につきましては、県東部地域の活性化に大きく寄与するものであり、地元での積極的な取組が求められております。
こうした中、既に、地元の経済界等を中心に、空港の利活用の取組を進めようとする動きが出始めております。
県といたしましても、岩国市を中心に県東部地域において利用促進のための組織が早期に設立され、主体的な取組が開始されるよう強く期待をしておりますし、山口宇部空港における利用促進のためのノウハウを提供するなど、必要に応じて適切な支援を行ってまいります。
また、首都圏での空港のPRや1県2空港のメリットを生
かした広域観光ルートの開発など、広域での利用者確保策についても、地元と連携しながら、取組を進めていきたいと考えております。
次に、運航時間帯の設定につきましては、ビジネス利用と観光利用の両面から、地域の特性を踏まえた、利便性の高い時間帯が確保できるよう、航空会社とも連携しながら、国土交通省等関係機関と具体的な協議を進めてまいります。
さらに、空港に直結するアクセス道路の整備につきましては、道路管理者である岩国市が、事業手法も含めて検討することとされておりますので、県としても、岩国市と連携し、整備が進むように取り組んでまいります。
私は、民間空港の再開により、産業振興や観光客誘致など幅広い分野で県東部地域の振興が図られるように、地元と一体となって、様々な課題の解決に向けて、引き続き全力で取り組んでまいります。
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