次に、岩国基地民間空港再開についてであります。
民間空港の再開につきましては、地元の長年の悲願であります。また、県東部地域の活性化に大きく寄与するものでありますことから、地元市町村や推進団体と一体となって、国等に対して要望活動を行うなど、米軍再編問題が提起される以前から、取組を進めてきたことはお示しのとおりであります。
しかしながら、日米合同委員会で民間航空機の運航が確認をされた際「米軍の運用上の所要を損なわない限りにおいて」という条件が付されていることや、このたびの在日米軍再編に関する「最終報告」に民間航空施設に関する記述が盛り込まれましたことなどから、移駐後の厚木艦載機部隊やKC−130部隊の運用との調整や、民航ターミナル地域の施設配置に関する調整の必要性が生じていると考えられ、実態として、米軍再編と無関係とはいえない状況になったと考えております。
また、沖合移設事業完了後速やかな再開を実現するためには、平成21年末に予定されている羽田空港の離発着枠の拡大を見据えて、来年度には空港整備工事に着手する必要がありますが、日米間で、民航ターミナル地域の位置や規模の合意すら得られていない現状は、空港整備工事のスケジュールから見ても、大変厳しい状況にあると考えております。
このように、民間空港再開につきましては、明らかに米軍再編との関わり生じてきたと考えられますことから、私としては、市議会と協議の上示される米軍再編や民間空港再開についての岩国市の意向などを十分確認をしながら、県としての対応を検討していきたいと考えております。
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