10月5日 愛山渓

愛山渓にはクマゲラがけっこういるとのことで、探索に出かけました。
クマゲラには出会えませんでしたが、声を聞くことができたので、いるのはたしかです!
クマゲラのほかにも、愛山渓にはかなりの大きさのヒグマが棲みかにしており、
豊かな自然がまだまだ残されていることがよくわかります。



   クマゲラの巣穴。
  トドマツにつくられることが
多いようですが、
この木はヤチハンノキ。


このような山道のきわの木にも
巣穴がありました。



この赤いベレー帽をかぶったような
真っ黒い鳥がクマゲラです。
アイヌの人々はチプタチカップカムイ(舟彫る神様)と呼んでいました。
(2005年撮影)
photo by ケン


クマゲラは営巣木、ねぐらの木を
選ぶ条件が、いくつかあるようで、
こういった川のそばや多少
開けた場所によく営巣します。
見通しがきいて、飛べやすい
場所が良いようです。


クマゲラの巣をまたさがし求め、
今度は巣穴の中にキノコ(?)が
入った状態のものを発見。しばらく
使用されていなかったようです。
クマゲラは、巣をもう一度使うとき、
前もって掃除をしに来るそうです。
この巣もまた掃除して使われる
のでしょうか?!





道の終点に愛山渓温泉があります。
山の中にひっそりとある、
野趣味溢れる温泉です。
今の時期なら、紅葉を眺めながら
温泉に入ることができます。






 赤いランタンがつるされ風情のある足湯


愛山渓温泉の駐車場横に、足湯が
あります。登山で疲れた足を癒せますね。




愛山渓は表大雪の山々の玄関口にもなっています。
永山岳、比布岳、鋸岳を越えていくとお鉢平を望むことのできる北鎮岳へと続いていきます。



 山のリーダー TOMO