5月1日 春の森

暖かい日が続き、層雲峡も雪がすっかりとけてきました。
でも黒岳スキー場はまだまだ雪が残り、春スキーを楽しめます。
今日は、ゴールデンウィークの忙しい合間をぬって、森へでかけました。

 

毎年層雲峡にやってくるハクセキレイ。
冬は姿がなく、春になるとどこからともなくやってきます。
チョコチョコチョコチョコ、すまして歩く姿がかわいい。

花壇などの植え込みに巣があるらしく
春になると雛の声が聞こえてきます。



越路27線にある民家の裏の山に
カタクリが群生。
まだつぼみのようです。



カエルの卵が湿地にぎっしり。





雪がとけて、サラサラと心地良い音をたてる春の渓流。
点々とある黄緑の植物は
エゾノリュウキンカ。

 

エゾノリュウキンカ
まだつぼみのものが多かったが、花開くと渓流がパッと華やぎだします。
葉と茎をおひたしにすると、香りが良く、とてもおいしいです。



林内はまだ雪が残っています。
でもあちらこちらに春の訪れを
感じさせます。
それは・・・




ヒグマの足あと。
冬眠から覚めて食べ物を求めて
森の中を歩き回っているようです。

結構大きな足あとの持ち主。
ここを歩いたのかと思うと、
ちょっと怖くなってきました。



あとから気づけば、こんな看板が。
春の山は気をつけましょう!


photo/文 TOMO