吉田精肉店

最終話閉門




ザーゴンは目を開けた。
カタストロフの怪物は石になっていた。

「ゼヴァス?」
そこに一体のロットが立っていた。
「ゼヴァスはここに生きている。」
ドリブの目が地獄の眼になっていた。


「馬鹿な
魔力の供給が・・・・・・
この私がこの私が・・・・・・」
上からの一人の悪魔が振ってくるアモンだ。
アモンは剣でカタストロフを串刺しにした。


アジ・ダカーハの群れが迫ってくる。
数の優位に怪物たちもどうしようもなかった。

ヘレバルスは丘の上から様子を眺めていた。
「終わったか」
いつの間にか日が昇りはじめている。
少し寝るか彼は思った。

「終わりましたね隊長」
スカルトンが言った。
「そうだな、門が閉まったと言うことは・・・・・・。」

ゴットの首をヴィシュヌがとらえた同時にゴットもヴィシュヌの心臓をとらえた。
だがその瞬間大きなパワーがヴィシュヌを引き寄せた。
「楽しかったよ」
ヴィシュヌは言った。
「私もだ」
ゴットは答えた。

悪魔達が無界へ帰って行く。
悪魔をヘヴンにつなぎ止めていた存在が消えたからだ。




ザーゴンは思っていた。
この戦いで失ったものについて。
一部の悪魔はヘヴンに残った。
理由はわからない。
慈悲?
ゼヴァスと一緒にいれるって事か。

わからないな。
まあいいや。
終わったいや一区切りついたってことさ。
ここで新しいものを見つけよう。
だってここは楽園なんだろ。


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