吉田精肉店

第十四話真実

レーヴァティン、暖炉の火に照らされてそれは光っていた。
「ニーズヘグさん話って何ですか?」
ゼヴァスは問う。
「君は無界のものだからか、レーヴァティンをうまく扱えた。
だからこの刀の秘密をはなそうと思う。」
「秘密?」
ニーズヘグは語りだした。

この刀が無界の門を開くことは知っていただろう。
それがこの能力を持つと知ったのはつい最近のことだ。
ぼくはいつものように敵を排除していた・・・。
そのときだ、レーヴァティンが今までにない熱量を持ち空間を切り裂いた。
そこでぼくは見た。
もうひとつの世界を・・・。
無界、悪魔の領域。
悪魔はエルンと呼ばれる種族との雌雄を決めようとしているところであった。
ぼくは悪魔に気づかれぬうちにその門を閉じた。
そこまでは問題がなかった。
ぼくはある新型と仲がよかった。
ドリブとぼくとそいつは同時期に生まれた兄弟みたいなものだったんだ。
ぼくはそいつに無界のことにを話したらそいつはそこに興味を持ったらしい。
一度そいつの前で門を開いた。
いろいろな悪魔。
首がたくさんあるものや巨大な悪魔、しかし彼はそれらに興味を持たなかった。
しかしある悪魔を見ると彼はそいつに向かって話しかけたのだ。
「来い、力だ。力がほしいだろう、扉を開け!お前にはできる!!」
そうそいつを追って大量の悪魔がやってきた。
ぼくは責任を感じた。
ぼくは見た知ったのだ、こいつらとわれわれが戦えば双方ともに滅ぶと。
ぼくは決めた。
第三の止める力を作ると。
ぼくはある二人に協力を求めた。
そしてドリブの開発工場を本拠地にして悪魔を迎え撃つことにしたのだ。

「ある二人とは?」
「君もご存知のノーフィスと・・・・。」
「わたしだ・・・・。」
ものすごいオーラとつめたい声がした。
どこかで知っているような。
「悪魔?」
「悪魔で悪いか?ゼヴァス君とやら、君も悪魔だろう?
わたしは鎧魔。ビック・3。サードフォースの創始者最後の一人だ。」



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