吉田精肉店

破壊編

開門〜悪夢の始まり


ギイイイイイ一という音を立て門が開くと俺は達成感を覚えた。
アンノーンゲートはただの扉ではないからそんな音がするわけが無いのだが俺の耳にはその
音が聞こえたのだった。
だが満足感に浸っている余裕は無い。
早くしなければハウレスや大悪魔たちにかんづかれてしまう。
ただのカスでしかない中級悪魔の俺に与えられたチャンスを生かさねばならない。

俺がこの能力に気づいたのはいつだったろうか。
ある日俺は誰かの呼ぶ声を聞いた。
その声がどこから聞こえてくるか俺が知ったときその場所が俺にとってはほかのだれよりも簡
単に開けることがわかったのだ。
無界で俺は成り上がることしか考えていなかった。
そこへ俺だけに手に入る力が向こうから場所を知らせてくれた。

そして俺は見知らぬ世界に立っている。
音に聞くエルンどもが建てる建物のようなものだろうか。
油のにおいが充満している。
よく見るといったいの機械がこちらを見ている。
それはたずねた。
「お前が無界の悪魔か?」
無機質な声に不気味さを覚えたが悪魔と呼ばれるものの手前、それを顔に出すことは無かっ
た。
「貴様はなんと言うものだ。」
それに対し俺は尋ねた。
「識別コードは001−002R。ロットファーストモデルの再生産試験型だ。」
「・・・ロット。」
「お前は力がほしくて来たのだろう。悪魔よ。
私も同じである。私と君は単体では宇宙のチリのようなものだが、
われわれが組めば神をも凌駕することができるであろう。」
「神をも?!」
「まずはだ、われわれは二匹の蛇が食らい合うさまを見届けよう。
わが名はラグナロク、神々の黄昏を意味する。
悪魔ととわが同胞たちの運命を見届けよう。」

くっくっく面白いことになってきた。
そこまで強い力とは何だ?
大悪魔に匹敵する程度の力と思っていたがそこまでとは面白い。
このまま帰っても詰まらん。
こいつの話に乗ってやろう。
そうだ俺も名前を変えよう。
アルマゲドン
やつらの織り成す最終戦争さ。

破壊編
THE・DESTRUCTION
〜悪魔戦争〜

第一話’邂逅
第一話’邂逅
第二話追跡
第二話追跡
第三話決別
第三話決別
第四話対峙
第四話対峙
第五話永訣
第五話永訣
第六話過去
第六話過去
第七話襲撃
第七話襲撃
第八話渇望
第八話渇望
第九話魔剣
第九話魔剣
第十話悪魔
第十話悪魔
第十一話恐怖
第十一話恐怖
第十二話造反
第十二話造反
第十三話応報
第十三話応報
第十四話真実
第十四話真実
第十五話説得
第十五話説得
第十六話復讐
第十六話復讐
第十七話実力
第十七話実力
第十八話鎧魔
第十八話鎧魔
第十九話決着
第十九話決着
第二十話対話
第二十話対話
第二十一話脱出
第二十一話脱出
第二十二話記録
第二十二話記録
第二十三話見舞
第二十三話見舞
第二十四話能力
第二十四話能力
第二十五話狼狗
第二十五話狼狗
第二十六話誕生
第二十六話誕生
第二十七話魔王
第二十七話魔王
第二十八話意地
第二十八話意地
 第二十九話本物
 第二十九話本物
第三十話提案
第三十話提案
第三十一話苦痛
第三十一話苦痛
第三十二話絶望
第三十二話絶望
 第三十三話悲哀
 第三十三話悲哀
第三十四話憎悪
第三十四話憎悪
第三十五話魔将
第三十五話魔将
第三十六話希望
第三十六話希望
第三十七話幻影
第三十七話幻影
第三十八話天命
第三十八話天命
第三十九話運命
第三十九話運命
第四十話宿命
第四十話宿命
第四十一話胎動
第四十一話胎動
第四十二話到着
第四十二話到着
第四十三話終末
第四十三話終末
第四十四話悲劇
第四十四話悲劇
 第四十五話真相
 第四十五話真相
第四十六話無敵
第四十六話無敵
第四十七話七日
第四十七話七日
第四十八話対決
第四十八話対決
第四十九話意思
第四十九話意思
最終話閉門
最終話閉門


キャラクター
ラグナロク・・・・ロット。ゴットが侵略用に開発したロットである。
侵略中のとある星に配備していた。
セフィラムの装備していた超原子弾の改良型を装備し、威力を落とす変わり発射後の復帰力
を高めている。
なおラグナロクの軍団離脱により超原子弾を装備した機体は裏切りやすいとのジンクスがまこ
としやかに流されている。
アルマゲドン・・・エネルギーを集中させる能力を持った悪魔。
魔力を集め無界の門を開く。
超空間テレパシーのようなものも持っているようである。
ゴット・・ロット軍のリーダー、手下を使いながら宇宙に版図を広げている。
そのうちのとある星で悪魔との戦争を開始する。
ちなみにマトランは結構蚊帳の外。
ハウレス・・・無界の王者の片割れ、アルマゲドンの開いた門をくぐり軍団を率いて侵攻を開始
する。
なお恐るべき姿に身を変えているとされている。

And your characters
後のキャラはみんなしだい
トップへ
トップへ
戻る
戻る