吉田精肉店

とるーらう゛

第六話
ベトラとヴォクシム

舞鷺斗出流魅巣店内で。
ヴォクシムはこの舞鷺斗出流魅巣の
ナンバーワンホストだ。
お客だ。
「あ、ベトラ・・・さんいらっしゃい。」
「おい、ヴォクシム帰るぞ!!!」
「どこへ・・・。」
やあねえたまにあう言うお客いるのよねえ。
「まあすわって、はなしあいましょう。
なにのみます?」
「シークワーサージュース。」
「シークワーサージュース一本。」
「なあ、本当に今までのこと忘れちまったのか?
国へ両親の復讐をすることも。」
「復讐?
僕は孤児でおまえと一緒に
ヴェルーチさんに拾われて、
ホストになるって言ったじゃない。
僕たちで独立して新しい
ホストクラブ
”ダークレジスタンス”
をつくるって。
そのために
三年は帰らない覚悟で。」
「・・・・おまえちょっとわざといってない?
記憶が微妙に間違ってるし。」

ベトラは少し思うところがあった。
これはまさか
カブ・ヌイ国の
襲族撲滅部の
新手のトーアの能力か?
このままではダークレジスタンスが流産する。


第六話
あの夜の誓い

その晩
ヘイトはヴェルーチにお熱だった。
まあヴァカはほっといて。

ベトラはあの日のことを思い出していた。
”ホストになりたいだと!?
おいおまえら馬鹿言うのもほどほどにしたまえ。
それになあ
おまえらみたいな
ホストのイロハも
知らないようなやつに
大きなホストクラブは無理なんだよ。
だいたいな
男をねらうホストなんて聞いたこと無いぞ。
いいか。
ホストの中には暗黙のタブーってものがあるんだ。
そのなかには、
男やオカマなどの
アブノーマルなつきあいは絶対にしないいてのがある。
そんなことも知らずに
暴れ回るのはただの変態だ。

それにな
何でおまえはホストになりたいんだ。
どうせ
ナンバーワンホストになって男にもてたいだとか
ナンバーワンホストになって男にもてたいとかだろう
そんなのでホストになっても
電車の中にいる痴漢
となんのかわりもないぞ。

ちがう

何だと私が不満か?

俺は両親を国に殺されたんだ。

よしわかった
それならおまえらにも見込みがあるかもしれん。
君の両親は不幸だったが
そのことで国に恨みを
持つものはでっかいホストになるかもしれん。

やったなベトラ。”




よくねえよ!!!!!

「じゃあやつを捕まえるように頼んだぜ。
ヴァイスさん
マリスさん
クルエルさん。」



第八話
限界バトル
麻螺儀vsヴァイス

「え、ヴェルーチさん
デート連れってくれるんですか?」
俺は驚いた。
「ああ、レスリングにな。
ただしヴォクシムも一緒だぞ。」
あ、やっぱり。

両国国技館
俺たちはここにきている。
「え、れすりんぐって?」
「ああすもうだ。」
ヴェルーチさんはデブ専だったのか^^;

「実況は私マタ・ヌイ。
解説は
弟の
魔空汰山親方です。
どうです今日の試合は?」
「俺に話しかけるな。
ねてろ。」
「・・・
あ、はじまりました。」

「にいいいいいいいいしいいいい
梅巣ノ富士いいいいいいいい。
ひいいいいいがああああああしいいいいい
麻螺儀山ああああああああ。」

「今日の試合は優勝決定戦ですが
ともに十一勝二敗
の初顔合わせ
どちらがかつかわかりませんね。
麻螺儀山は大関昇進と
初優勝がかかっておりますが
梅巣ノ富士は横綱で
七場所連続優勝がかかっております。
どうなりますかね。」
「いいからねてろ。」

ヴォクシムは思っていた。
麻螺儀さん
って
関取なの?

第9話
さっきの続きイチロー

「さすがはヴァイス。ものすごいオーラが見えるぞ。」
「ほうワシの闘気オーラがみえるとわ。
うぬとなら満足できる勝負ができるワイ。」
二人は地面を蹴り飛んだ。
「おおおっと
二人の得意技八艘跳びだああ。
二人とも本気というわけですね。
解説の魔空汰山親方。」
「いいからねてろ。」

勝った方にはビュール内閣総理大臣の
”感動したっっっっっっっ”
のお言葉が聞けるとあって
二人とも本気だ。
闘気を飛ばしあい
土俵からだそうとしている。
「やりおるのう
ならばワシの
岩石落としを食らうがいい。」
ヴァイスの指からオーラが出て、
照明を落とした。
やばいまけてしまう。
こんな無様なとこ
ダークさんには見せられない。
よし。
どおおおおおん
煙が消えた。
「まさか
ワシの
岩石落としが。」
「おおおおっと
今場所八回目にして岩石落としが破られたあああ。」
「しかしもう限界だ。」
ヴァイスの張り手が炸裂。
「しょうぶありいいい。

麻螺儀山のしょうううりいい。」
勇み足だった。
「ふん決着は今度にとっておくわ。」

これを見た防衛庁長官ガリーダは
感動の涙を流していた。

「クククク
これで茶番は終わりだ!!!!
目にもの見せてやるぞヴォクシム!!!
このベトラ様がな!!!」

この話のもっともつっこむべきポイント
何でこんな奴らが二敗もしてるんだ。

第十話
ダークおつ


「ダークさん
前に頼んだことできますか?」
偶然にも
ここで
ダークさんにであった俺は
お話をしたんだ。
「できません私には。」
「性転換は無理か・・。」
「だいたいふつーは
男と男が好きになって片方が女になるんでしょう。
それもないと思いますが。」
なんて惜しいのだろうか。
俺のこの性癖がにくい。

ダークが一人で歩いていると
三人の相撲取り
に囲まれた。
「どすこい。」
「どすこい。」
「どすこーい。」



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