吉田精肉店

とるーらう゛

第十一話
ダークおつ


「あなたたち何?」
「俺たちはダークネスロードだ。
ヴォクシム
ベトラの兄貴のところへ来い。」
「絵、人違いなんですけど。」
「え、まじ。」
「くおおおおらああ。」
一人の男がやってきた。
ヘイトだ。
「ひとのおんな?とるんじゃねええ。」
「こらああ何やってる。」
麻螺儀だ。
「おまえ結果が不服だからってなにやってんだ。」
麻螺儀もダークがやばいので冷静ではないようだ。
ヴォクシムもきた。
「僕だってヘイトさんのためなら死ねる。
こいでぶども。」
「なんだとがきゃあ。」
「やめんかクルエル。
なあ麻螺儀よ。
ひとつ聞いてくれないか。
俺はベトラという男に頼まれて
ヴォクシムを探している。」
「ベトラ!!」
「なんだいぼうず。まさか?」
「そうだ僕がヴォクシムだ。」
ベトラが出てきた。
「ベトラ・・・。」
「ヴォクシム・・。」
「そんなに俺のことを思ってくれたのか?」
「え、?」
ぶちゅう

カブ・ヌイ
「ハアハア。」
ベトラはベッドから飛び起きた。
「なんだゆめ落ちか。
今までのは悪夢だったんだ。」
「どうしたベトラ?
初仕事の前に
変な夢でも見たか?」
「なあひとつ聞くが
おまえホストか?」
「は?
おまえなにいってんの?」
「そうだよな。」
よかった。
すべて幻・・・。
「俺は相撲取りだよ。
どすこーい。」
「は?」


「ヘイトさんすてきだったわ。
すいません。
ひとつ
うそついてました。
俺男。」
「やたーーー。」
すべてうまくいった。最高だ。
ヴォクシムには新たな男(ベトラ)ができたし。
もう終わりだ。

しかしまだ終わりではない。
恨めしそうに見る麻螺儀。
そして・・・・。

第一部完


第二部

四天王ファグリス

闇の中三人のイケメンが話していた。
「ほう、ダークとか言う男。
すばらしい体だな。」
「何でもヘイトとか言うやつが落としたらしい。」
「ヘイトというと我々の中で最強のヴォクシムを振った男か?」
「ああ
やつを落とせば、そいつが次の皇帝ホストだ。」
「ではまずこの俺が行こう。」


ヘイトとダークがいちゃいちゃしながら歩いていた。
そこへ一人の男が歩いてきた。
「ねえ兄ちゃん。俺と遊ばない?」
五百万ウイジェット?
「俺が金で釣られると思うか。」
「さすがヘイトさん
・・・ってついて行くのかよ?」

ダークはヴォクシムのところへ相談に行った。
「その素早さ間違いない。
四天王のファグリスだ。
得意の瞬殺か。
あいつは
マクータすら落としたと聞く。
まずいぞ。」
「ねえ四天王ってなんなの?」
「このヲトコ・ヌイで最も優れた四人のホスト。
やつはその素早さで数々の男を落とし
二千兆ウイジェットを貢がせたという。」
「だれがいるの?」
「俺とやつと・・・
あとはまだきまってない。」
「おまえもかよ!!!」

この豪邸が
こいつの家?
「あーマタ兄貴男を連れてきてる。」
カジさんごめんなさい。協力ありがとう。
ここがカジさんのサイト
本物のファグリスにあえるよ。


第二話

「兄じゃ、なぜまた男を連れなさった?」
「いもうとよ。
ぬしはおんな。
故に理解できぬよ。
”とるーらう”は」
「まあしつれいしちゃうわ。
セクハラよ。
ぷんぷん。」
「それにやつは
五百万ウイジェット出したおれについてきおった。
並大抵の男なら
気味悪がって近づかぬものを。
やつはおれを見ていたのだ。
この四天王ファグリスを。
もしかしたらやつこそが
横綱と皇帝ホストを
兼ね備えた。
とるーらヴぁあか?」

「なかなかのイケメンじゃねえか。
ダークの後釜にいいぜ。」

第三話
四天王シン

ファグリス邸には一人の密偵がいた。
この男こそ
四天王最高の男にして
”神”
の称号を持つもの
シン
の手先ロハンだ。
「シン
やつはすでに天使クラスのホストだ。
デーモンコマンドに達するのも時間の問題といえよう。」
「ちょっとまってくれよおれはいそがしいんだ。」
その男は電話をしながら
十五人のなじみの客のボロクーバを
接待していた。
「おもしろい皇帝ホストになるのはこの俺だ。
今俺の接待能力を
一人の男に差し向けたら?」

一方一人の輝きを放つ男がファグリス邸に向かっていた。
四天王最悪というシンと反対のの字を持つシロガラだ。
彼ら三人の目指すはひとつ皇帝ホスト!!!

第四話
皇帝ホスト

四天王シンは焦っていた。
ファグリスに先を越されたからだ。
「俺は四天王、やつも一緒に口説いて見せよう。」

ヘイトはファグリスの接待を受けていた。
金をもらった手前帰るわけにはいかない・・。
そこへ一人の男がやってきた。
「お嬢さん、ワインがこぼれてますよ。」
シンだ。
急に現れたシンに動揺したファグリスはボトル(トック)を落としてしまった。
シンはそれを拾うとファグリスに渡した。
やつのお得意の多数用接待
くそ!!!
勝利を確信した真の前にもう二人の男が現れた。
笠をかぶった二人の男
麻螺儀とシロガラだ。
二人は声をそろえていった。
「ヘイト、貴様をくどき俺たちが皇帝ホストとなる。」
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