吉田精肉店

第十三話
新たな力

『トーアども死ねい、このマリスが天国への片道切符を与えようでないか。』
こんなことになるならあの剣をもってくればよかった。だがそんなことはいってられない。
今頼りになるのは光のマスクだ。マリスのきをそらせなくては。
『マリス、貴様もまた、闇の支配をもくろんでいるんじゃないのか?』
マリスは両手の炎を振りまわしながらクルの質問に答えた。
『闇の支配?そんなものは望んでなどおらぬ。
誇り高きマクータさまの行いがただしかったことをあの方の代わりに実行するのだ。
マトランやわれわれを苦しめる貴様らトーアを一掃してな。』
『何をいってるんだ、それがやみの支配だ。マトランを苦しめているのはお前らじゃないか?』
『貴様にはわからんよ、いや誰にも理解できまい、マタ・ヌイがマトランを作り出した頃の秩序を
取り戻すのだ。だがマタ・ヌイは神の器ではない。すなわちわれこそが神にふさわしい。わたし
の目的は滅びつつある哀れなマトランの救済だよ。』
『ほざくな!!トーアが現れたのはマクータがでてきたためだろう。』
よしマリスは話に集中している。こいつもともと演説好きなんだろうな。あと少しだ。
『その程度の解決方法で何になる、現状を見ろ!!!みたことのない神よりわれのほうがよい
に決まっているだろう。』
よし手に入れた。
『ならば証明してみろ、マリス!!!』
『フン、小賢しいやつめ、光のマスクか、こそこそ何をやっているかと思えば、よいか?もはや
善だの悪などもういっている時代ではない。生き残れるかどうかだ!!!われわれすべて
が!!そのために必要か邪魔かだ!!お前は邪魔だ!!!死ね!!!レキ!!!』
『なぁ、マリス〜〜。さっきから言おうと思ってたんだけどよ〜〜
。おれの名はクルだ、レキなんかじゃない。』
空間が裂けていく。
『何がいいたい。』
『マリス、お前の負けだ。俺の手に入れたマスク”レフレクト”でな。』
『貴様は、マトランのフツーのマスクしか持っていなかったか?』
『だから力を得れた。』
空間はもとに戻っていた。
『この能力は、”レフレクト”?反射か?』
マリスの体が裂けていた。
『終わりだ!!!!』
だがマリスは近づいてきた。
『まだ終わらん。』
マリスは氷と砂塵で目くらましをして地中に逃げた。
光のマスクが奪われてしまった。
そのときだった、ヘブンが来たのだ。
『遅かったか?』
『おせえよ・・』
デスは答えた。
『クル、こいつはおれにまかせろ。お前はあいつのところへ行け。』


雑感
がんばれ演説魔王w
てかクル、テンション高いよ
みんな能力名前でわかったよね



まあいいやw

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