吉田精肉店
ヘイトは風のようなスピードで何度もレキをレキを切りつけた。
『どうだクソガキィ!!!俺とお前との圧倒的な力の差を思い知ったか!!?早く消えろ!!
この世界を本当に思うならな。』
『どういう意味だそれは・・・・?』
『俺はあのダークの野郎を倒し、あの日からの因縁にケリをつける。そうなればこの世界は指
導者を失い再び混乱するだろう。そのときこそお前の必要な時代だ。お前の武勇は部下から 聞いている、だからこそだ。消えろ!!!!!!!まだ俺の戦いは終わってはいない!!。』
『ヘイトさまおやめください。ご自分で未来の希望を断たれるのですか?』
『グルタ、お前はやさしいな。だが、こいつは敵だ!!!俺にとってダークを倒すことが俺のす
べてだ!!!次の戦いなど知ったものではない!!!!邪魔をするものにはすべて消えても らう!!』
『次などない・』
『何がいいたい?』
『お前は何を考えている、ヘイト?次の戦いだと!!そんなものはない。この戦いの後は平和
だ。政府軍も反乱軍も・・。その実現こそが僕のトーアとしての義務だ!!』
風に緑が混じってきた。ヘイトの動きが鈍ったのだろう。
『”平和”か・・、俺もダークネス・ロードを倒したときにそれが訪れると信じ戦っていた。しか
し・・・俺は・・アブソリュートの力をもちながら・・・あいつを救えなかった・・あいつは俺たちの”団 結”を支えていた・・あいつがいればダークは狂わなかったろうし・・・俺もこんな・・こんな・・馬鹿 なことはしなかったんだ!!!!!!』
『あいつって誰だ?』
『天国に行けば会えるさ。』
緑が近づいてきた。ヒットアンドアウェイを繰り返し疲労したのだろう。奴に傷を負わせるなら今
だ!
『さあ来い、ヘイト!!!勝負だ!!』
剣を抜き力の限りたたき切った。
鋭い衝撃が走った。
『グフッ・・なぜ?おまえがここに?トーア・へヴン!!!』
そこにはもうひとり深紅の血を浴びた純白のトーアがいた。
続
雑感
へヴン登場
あいつってヘヴンに思えるね
これだけ読むと
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