写真で示すように、 ランドタッチする長さは72ミリから72.5ミリくらいになるので、 150グレンではぎりぎりの位置となり、タッチさせた長さの取り付けは 出来ないと見たほうが無難にみられます。

06からフォーミングするとケース全長63ミリから62ミリ前後になってしまう 事がありますので、この1ミリの縮退量が影響してしまいます。

06Ackleyからのフォーミングでは、縮退量は0.5ミリ前後に半減します。 ネックに対しての弾頭のシート量(差し込み長さ)は、1.5ミリもあれば 射撃でも猟でもつかえますが、携帯に際しては側圧を受けないような構造 の入れ物を必要とされます。


上から順に適合ということではありません。
こんな感じになります、というところで並べてみました。
ピッタリのところという程の正確さはありませんが、150GRでは、 弾頭の直線部が短くなりますので、ランドタッチさせた状態の寸法では取り付けられなくなります。

平成24年度の猟で使用した結果では、200m以上ではBARNES,180XBT が一番適合している 感じで、次が。BARNES,180TSXトリプルショックで、共にIMR4350-64GRです。

320mで向かい斜面の下向きオスシカをSierra180HPBT-Match,とIMR4350-64.4GRの組み合わせの場合、 肩口から入って腹の中心部に貫通していた。背骨には当たっていなかったようなので、 貫通したと思われ、出口は直径3cmくらいの破壊穴が見られた。

Sierra180HPBT-Matchも猟に使える事が実証できました。

100m程度以内の止め矢とか、頭部撃ちのシャープシューティング用には、Sierra165HPBT、Nosler165BT、Barnes165X、のどれかを取り付けて、IMR4198-38GRから 40GR程度のところが反動も少なく 正確性も良く、2400f/s程度の初速なので、エネルギーも充分というところです。

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