| 軽量ライフル銃、ULA(ウルトラライト社) Model-24のファイリングピン(撃針)について |

下の二つのピンは図にも書いてあるように、上の長いほうは、アメリカでは最近どこでも販売されている レミントンモデル700、ロングアクション用の撃針でチタン合金製のものです。
下の短いほうは、ウルトラライト社のモデル24に使われている鋼鉄製撃針です。
図からわかるように、すでにその身を削り込んでおり31.5グラムと軽量化されていて、 ロックタイムの短縮化に向けた設計がされているのを重量比からみる事ができます。
次の写真は、モデル700用チタン合金ピンをモデル24用サイズにしたものを 標準品と並べておいたものです。
15.8/31.5=0.50 半分の目方になります。
弾頭でさえ180グレンは普通なのに、243.9グレンとは弾頭と同じレベルにはいってくる重さになってきます。
先端から35ミリ程のところの一番太いところは、バネを受けるところであり、 前進行程のストッパーでもあり、ボルトの内部に作られた穴の中心にピンの中心位置を 近づけるための直径を持たせたものです。
バネの先端があたるところの径がもともと小さいため、鉄製の座金を入れてストップさせることになりました。
撃針としては合計で16グラムになりました。
組み込んだ様子
バネを除く駆動部の総重量は、(各重量はトップの図を参照してください)
鉄製の時、 0.2+8.13+31.5=39.83
チタンの時、0.2+8.13+16.0=24.33
24.33/39.83=0.6108 約61%になった割合です。(39% 減少です)
軽くするということは、単にロックタイムを縮小するという事だけでなく、 振動の発生源の質量を小さくすることで衝撃振動量も小さく出来るという事ではないでしょうか。
重たいものを前に押し出す時と、軽いものを押し出す時では反動に差が出てきます。
銃全体の振動量が減ることで、発射方向のブレも少なくなるかなと期待するところです。
プライマーをへこませるのにはある程度撃針に目方が必要ではないか、? と考えてしまうところもありますが、 半分の重量になったチタン合金でも変わらずにへこんでくれ、 瞬間的に押し込む機械的能力はかわりませんでした。
気になるのはどのくらい短縮できたのか、というところですが、測定器が無いので数値的なデータが出せないのが残念なところです。
弾頭が銃身内を走り出す時に起こる雑音(振動)を少なくしたいとおもいませんか。
指をいくら静かに引いても、弾頭が銃口から離れるまでの間に作用してくる機械的で不要な振動をほったらかし にしたままでは着弾間距離を縮め一軸に絞ろうとするときには限界が生じてきませんか。
まして、その発生する振動の内容にランダムな係数(大きすぎるガタ等)が混ざり込んでいるような機械では そこに限界が出てくるのは当たり前という事になります。
2. Hi タイプのスコープマウントについて。
3.弾道ソフトについて。(いろいろあるよ)
4. Model24のボルトの分解と組み立てについて。
5.マウントリングの取り付けについて。
6.フリーフローティングについて。
7.ケースリサイズについて
8.混合火薬と弾速などについて。
9.不安定要因について
10.弾頭と銃腔内壁との隙間がもたらす問題。
11.写真集
12.3006アックレーとバーンズとの組み合わせに関して
13.What is Ballistics?(弾道学とは何か)
14. バーンズの銅弾頭のつぶれ具合比較写真
15. 弾頭直径あれこれ比較写真
16.野生動物−長野県、のページ(自動撮影による写真)
17. 相互リンク
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