Posted by 管理者 on 2006/06/21 01:22:06: In Reply to: 障害者自立支援法 Posted by nui on 2006/06/18 17:42:49:
小規模通所授産施設が必ず、就労移行支援事業になるかといえばそうではありません。自立支援法には何種類かの事業体系があり、作業所はその中から、利用者の状況・作業所の理念・作業所の規模などを考慮したうえで事業を選択します。 障害者自立支援法は、利用者にも、サービスを受ける以上、利用料を払うのが当然(障害者同士が助け合う必要がある)、障害種別を統合した法の下でおこなえるようにする。などという内容を大まかに持っています。 後者の考え方は、それなりに評価できるものと思います。しかし、実行方法としては、最悪となり、すでに単なるサービス業的な考え方をされていおり、福祉という概念がなくなっていると思われます。 なぜ、福祉のサービス体系が変わったかというと、大きな原因があります。それは、厚生労働省が、支援費制度という以前の制度の設計ミスをし、予算がなくなったため、法律を作る必要があったのです。 ある意味、厚生労働省が出してきた建前は「自立」という言葉を使った金策目的の法律だと考えています。 これにより、今まで通所していた利用者の方が、何人か通所を「お金が払えない」という理由で退所してます。その後を追跡すると、ほとんどの人が在宅となっています。これが「自立」というのなら、障害者自立支援法という名前であっているとは思いますが(かなり皮肉ってしまいましたね)^_^; もし、詳しくお知りになりたいときは、お電話でも結構ですよ。気楽に電話してみてください。
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