三角形のコマを作ろう
1998,2 数学
★目的:きれいに回るコマを作ることで三角形の重心についての理解を深める。
★方法:適当に切ってある三角形の型紙を使ってコマを作る。
準備:生徒数の三角形の型紙(10種類),つまようじ(生徒数)
課題提示: この三角形の型紙に穴を開けてきれいに回るコマを作りましょう。
1 作り方を考えましょう。
●適当にまん中あたりにとる、●3本の指で重心をとる、●中線を2本作図する
2 小さい穴を開けて、シャープペンシルの先で回してみましょう。
●回り方がおかしい、バランスがとれない・・・やり直し
●きれいに回る・・・つまようじでコマを作る
3 実際に回してみましょう。
誰のコマが一番長く回るでしょうか?
4 コマに模様を描いてみましょう。
回したときの見え方を考えて描く
★考察:最初の段階で穴の位置をみつけるときに、3本の指で型紙を支え、だんだんと指を近づけ
ていき、3本の指が集まった点を探す男子生徒が数人いました。これは授業での「重心探し」
を覚えていたからでしょう。(目の前で、ほうきや出席簿の重心の探し方をみせた・・・)
実際には、型紙の2辺の長さから中点を求め、2本の中線を引き、その交点から穴の位置
を決めていました。これは最終的に全員の生徒ができました。
コマはとても安定して回りました。
模様作りでは、最初はたくさんの色を使って塗っていましたが、結局、回すことでそれら
の色が「混ざる」ことに気づき、もう一度裏面で、シンプルな模様を描いていました。
簡単な点の並びでも、回すと大小の円がきれいに描かれることで驚いていました。
課題追求:「では、ここにある四角形でコマを作ってみよう」
実は、この教材を準備するときに、四角形の型紙が余ってしまいました。
「よし、三角形でもできるから四角形でもできるはずだ。同じようにすればいいさ。」
しかし、現実はそう甘くありませんでした。・・・でっ、できない。一体どうすれば?
そこで日頃お世話になっているメーリングリスト「nekokids」で教えてもらいま
した。・・・さて、どうすれば四角形の重心を作図できるのでしょうか?
正解は飯島先生(愛知教育大学)か上原先生(群馬)のページを参考にして下さい。