参考文献 「小町算と布ぬすっと算」山崎直美(さ・ら・え書房)
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今から約2200年前の中国では、漢の国の劉邦(りゅうほう)と、楚の国 の項羽(こうう)という2人の武将が、はげしく戦っていました。 ある日の朝、劉邦の漢軍は、楚軍を取り囲んで「兵糧ぜめ」を始めました。 そのとき楚軍には米がまだ5000石(こく)ありました。 ※1石は10斗(と)、1斗は10升(しょう)、1升は10合です。 楚軍の兵士達はみんな1日に8合の米をお昼に食べます。 兵糧ぜめの日から、毎夜、20人の決死隊が漢軍の囲いを破ろうと、突撃 を繰り返しましたが、結果はいつも全滅でした。 さて、兵糧ぜめから25日目の昼、ちょうど楚軍のお米がなくなりました。 そしてその時、四方を囲む漢軍から、なつかしい楚の国の歌が聞こえてきま した。これを聞いた楚軍の兵士たちは、もう楚の国の人々はすべて漢軍に捕 まえられてしまったと思い、戦う気力がなくなってしまい、とうとうあきら めたそうです。 さて、このときに残っていた楚軍の兵士は全部で何人だったでしょうか? この話から、まわりが全部敵であることを「四面楚歌」と言うようになり ました。
江戸時代のお話です。 このころ、江戸から京都までの120里を旅するのに、ふつう14日ほど かかりました。(1里は約4kmです。) しかし、速い飛脚(ひきゃく)なら6日ほどでかけぬけたと言われます。 さて、このころ江戸と京都を往復する飛脚の兄弟がいました。 兄は1日に14里、弟は1日に11里進みます。 ある日、兄は京都を、弟は江戸をそれぞれ出発しました。 兄弟が出会うのは何日目でしょうか? またある日、兄弟とも江戸を出て京都に向かいました。 先に京都に着いた兄はそのまますぐに折り返して、また江戸へと 向かいました。 さて、兄弟が出会うのは江戸を出発してから何日目でしょうか?
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