1991年「聴宇」
昔、鎌倉の材木座に住んでいた頃、
砂浜を歩くと面白いかたちが沢山ころがっていた。
まるで人体のような流木やミニサイズのバベルの塔のようになった。
もしその巻貝の芯、宇宙の時と自然が刻んだ彫刻だった。
もしその巻貝のバベルの塔の螺旋を昇って行ったら本当にどこか
別の宇宙に行くのかもしれない・・・・・・・。 
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