2004年「天の祓い」(42×39cm)
 どんなポーズにするか試行錯誤の末のかたちがこれだった。
手は水平、片足は地につま先がつかず離れず、もう一方の足は
跳ね上がり、両手に巻いた羽衣の風向きはこうなった。
いざ作品が出来てタイトルを書こうとしたが「はらい」の漢字がわからない。
辞書でひてみた、「祓い」とあった。
この漢字の右側部分をみてはっとした。
作品のポーズと、何処となく似てはいまいか・・・・・・?
あらためて、かたちとその意味のルーツには、
何かしら関係があるのではないかと気付いた。
これはをみて、外国に住む舞踏をやる友人が言った。
頭の髪のかたちは、彼女が踊る時に、結ぶかたちだそうである。
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