1993年「蓮華草夢−U」
れんげ草畑の中に埋まり、天地の真ん中で感じていたあの不思議な一体感は
子供だった体の細胞の隅々にまで記憶されたのだろう。
山も雲も自分もまわり全てが一緒だった。
今はもう駆け回り寝転ベるみわたす限りのれんげ草畑はないが
私の記憶の中にある。
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