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宇賀地 洋子のワグナーナンド−ル アートギャラリー散策
2015年10月15日(土)〜11月15日(日) |
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ワグナー・ナンド-ル アートギャラリーの庭「詩人 ヨーゼフ・アティラ(ブロンズ像)」
個展期間が長いので、お許しを得て庭の彫刻を随時アップしてみたいと思います。
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竹林の中に1体だけある「モーゼ」の像と、
哲学の庭には11体
「アブラハム」「老子」「釈迦」「キリスト」
「エクナント」「聖フランシス」
「達磨大師」「ガンジー」「ハムラビ」
「ユスティニアヌス」少し離れた所に「聖徳太子」の像、
計12の像です。
竹林の中のモーゼ、この像の前面には数本の
竹が生えています。 邪魔〜!!??
ところが、これ、ワグナー・ナンド-ルさんの
意図との事!!
数回此処を訪れていながら「ちよ」婦人
に聞いて初めて知りました。
見にくい竹林に、しかも、前面にわざわざ、
数本の竹・・
なんと、その竹の数もワグナーさんの指定の
数なんだとか!!
十戒を掲げた憤怒のモーゼと竹........
今回初めて腑に落ちたのでした。 |
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☆ ワグナーナンド-ル アートギャラリーの
併設展、五角堂ギャラリーで開催中の
宇賀地洋子 木彫と木版画」展に沢山
の方々をお迎えしています。
優しくてホッコリする宇賀地洋子さんの
世界に是非触れてみて下さい。☆
11月15日(日)まで開催です。
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竹林には白い可愛い「センブリ」の花。
昔はこれを干して家庭常備薬として使いましたね。おまけにモーゼの後ろ姿。 |
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「哲学の庭」の円形台座の5体の聖人像、そのうちの1人、
この「アブラハム」の像は西の方向を向いて礼拝しています。
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神社にも、お寺にもお参りし、クリスマスもハロウィンもバレンタインも楽しめる日本では
考えられないことだが、制作場所が母国や亡命先であったなら、
制作途中で命はなかったかもしれない、と、ちよ夫人に語ったと言う。 |
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前回紹介の「アブラハム像」の左隣りは「エクナトン像」さらに時計回りに「キリスト像」
「釈迦」「老子」と続く。 |
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ワグナーさんは中心に最も近い環に
アブラハム、エクナトン、キリスト、釈迦、
老子の5体。
次に「ガンジー」「達磨大師」
「聖フランシス」の像を。
これで11人のうち8人。
さらに3人。
約20年かけて........
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次は「ハムラビ像」「ユスチニアヌス像」
「聖徳太子」の3人。
法律を作った人達。 |
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空にそびえる聖徳太子像 傍らの松の下に、ひっそり「未敷蓮華」(みふれんげ) |
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ワグナーナンド−ル アートギャラリーの建物は、ワグナーさんと妻のちよさん二人で建てたと言う
茶室内部はワグナーさんのフリーハンド、静と動が共存する。
茶室の窓からは「Mother Earth・マザーアース」が見える |
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「膳の廊下」の東の端に、瞑目端座している宮本武蔵。
禅の廊下の一階には、哲学の庭野ブロンズ像の原型やニ階には「飛」「myjapam」等の絵画、小品、ブロンズ、
テラコッタ老子像、「ピエタ」はマリアがキリストを抱いて立っている。
両足を踏ん張って立っている。 |
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「禅の廊下」と呼ぶ長い建物の前の「エターニティ」(ステンレス鋳造)
1963年、ワグナーさんはステンレス鋳造の研究に成功。
ステンレスはブロンズと違って収縮率が大きいために、大変な計算を要したという。
当時は手回しの計算器だったそうな。
今まで紹介してきた、五角堂ギャラリーも、アトリエも、茶室も、この禅の廊下も、大谷石の積み上げ以外は
全て、ワグナーさんとちよさん夫婦の手作りだそうな。
ワグナーさんは彫刻家以外に、建築家でもあり哲学者でもあった。
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ワグナー・ナンド−ル アートギャラリー秋季展」昨日終了。
茶室の前には、ワグナーさん夫婦を支えて下さったと言う方の座像。
晴れた日の茶室の白壁には、水紋がゆらめいている。
来季、桜の頃には、ゆっくりと廻ろうと思う(来季は4月15日〜5月15日 |
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