1984 年「樹里誕生」年賀版画 | |
長女が生まれ子育て三昧の日々だったが年賀状を彫った。 個展以来ずーっと「母子シリーズ」でやってきた私の作品にしては珍しくお父さんのいる作品だ。 留学して30歳まで学生をやっていた私が、帰国後まもなく子を生んで、 まさか20数年後の今もこうしてアトリエで仕事を続けてとは我ながら想像もしていなかった。 その後の色んな事件がなかったら、あのまま子育て三昧で一生過ごしていたかも知れない。 そのくらいの気持ちでのんびり子供と遊ぶ毎日だった気がする。 同じ年頃の子を持つ御近所のお母さん達ともよく公園で会った。 あの頃は栃木の実家へも長女を連れてよく通っていた。 生まれた時からあちこち母子で出かけた。 そのせいか長女は早いうちから一人で電車に乗り移動できるようになっていた。 小さい時から長女が大学入学前までに習った稽古や趣味は全部で16種類。 短大は二つ目この現象は私のせいかもしれないと思う。 |
|
▲前のページに戻る | ▲「木版画」トビラに戻る |