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 まるさんの 川柳ここに泉あり
            



 川柳 番傘 同人近詠  巻頭吟

                 選 田中新一


                   4月号
 
 ご主人を信じていない医者の妻
 
 病人に規則違反をせがまれる

 父親にくれなくなったチョコレート


 寂しくてまた開けている冷蔵庫

 

 奥さんにどういったのか睨まれる

 

 躓いた今ならわかる父の酒

 

            菊池芳雄 (横須賀




  川柳 番傘 誌友近詠  巻頭吟

             4月号

   選 森中 恵美子


 桜の門くぐり一年生の顔

 見渡せば幸せそうな人ばかり

 あれこれと趣味かき集め友集め

 コインにも男にもある裏表

 赤銅の笑顔も憎い山男

 ピンキリの人情集う立ち飲み屋

         遠藤隆久 (別府





  川柳 番傘    誌友近詠   

 今何度結露に聞いている気温

 ひっそりと若芽宿して寒に耐え

 行く先へ先へと逃げるおじゃま虫

 過去を知るあなたに消えてほしかった

           ふみお



 


  せんりゅう だ~いすき


        川柳番傘より

 神様と今日も生きたとハイタッチ   星雨

        川柳番傘より

 少し白汚れて私らしくなる      加代

        上手川柳より

 おいおいと言いたくなってくる政治  富夫 渋川

          川柳番傘より

 派手を着て少しやる気がわいてくる  敏子

        豊橋番傘川柳より

 一病にのんびりしなと諭される    裕子

        番傘川柳より

 ナヨナヨと見せておんなのど根性   東石子

        川柳番傘より

 衰えを近づけさせぬ好奇心      喜禄


        川柳番傘より

 階段の途中で過去とすれ違う     章

        川柳番傘より

 尖がった言葉を流す母の耳     眞弓

        川柳番傘より

 外税の端数で女子がもめている   隆子

        上毛川柳より

 酷使した足がごねたり笑ったり   岳 伊勢崎

        上毛川柳より

 和む座に異論が飛んで白けだす   君代 富岡


         番傘川柳より

 毒舌も嘘も笑顔で聞くゆとり    栄光
  
        上毛川柳より

 雪山も入れて撮り合う花見客   通夫 前橋

        番傘川柳より

 障害の孫のおかげで深く生き    勝規

        川番傘柳より

 逢えばすぐ解かれる帯を締め上げる 紅雀

        川柳番傘より

 喪の明けを待った女が帯を解く   敦子

        上毛川柳より
 

表には裏あり時に救われる    良江 渋川

        中公川柳クラブより

 もみじの手触れた小指を握りしめ キートン 前橋

        会津番傘川柳より

 定年後外野の心地良さを知る    良一

        上毛川柳より

 人生にもしもは無いが明日はあり 秀樹 伊勢崎

        太田市川柳協会より

 サスペンス真似て二人の渡月橋  らいら 太田

        上毛川柳より

 脇役をこなして世間見えてくる   久絵

        川柳番傘より

 もう月が出たから熱燗にしよう    華子


 

 



     以下 50年前の川柳

    譲る 昭和46年 7月本社句会


 
            選 深尾吉則

 譲らねばならぬ義理あり恋捨てる   連夢


 譲り合う恋真剣とは言えぬ恋     萬楽

 譲る子もない金持ちの出し惜しみ   和子

 後輩に譲ってきたという左遷     勝人

 リモコンの効く後輩に譲る椅子    猪突

 さりげなく席をゆずったよいしつけ  雅巳

 譲ったを座ってくれず人が掛け    凡茶

 

席譲る西陽照る窓とは知りつ         砂人

 

 

 

 


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