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     前橋中公川柳クラブ 
       


        
月例句会

             中央公民館 

   
326日(火)

       選 田中 寿々夢

 



 課 題  おおとり

 おおとりをそつ無く演じ幕降ろす    久江

 おおとりのひばりサブちゃん懐かしむ  征美

 おおとりも歌詞間違えるプレッシャー  由子


 おおとりと客一体に大ホール      節子

 おおとりに担ぎ出されて甦る      キートン

 紅白の取りは演歌で決めてくれ     偉夫

 おおとりのベテラン歌手は盛り上げる  ゆう子

 真打になれたがとりはまだ遠い     伸夫

 鷲の字をおおとりと読む酉の市     通夫

 おだてられお掃除付きの仕舞風呂       ふみお

 故郷へ編隊組んで北帰行        弘伊

 懐石のおおとり締めるかまど炊き    さち子

 大物の時間調整とり飾る        由子

 人生のおおとりきっと0だろう     久江

 おおとりを譲ったと言う負けん気が   節子

 おおとりを逃がすジョン・トラ秘策練る キートン

 聞き惚れるおおとり歌手の演歌節    ゆう子

 宴会の締めは長老お約束        偉夫

おおとりの挨拶流石歯切れ良い     伸夫

あでやかに舞う丹頂の繁殖期      通夫

上尾筒拡げお客の目を集め       弘伊

永田町大捕物も尻尾切り        征美

おおとりとブービーにある紙一重    ふみお

震災の三十年後見届けず        さち子

   

変換ふ能の漢字多数あり 




    雑詠




 お喋りなヒバリ終日無駄話     ふみお

 幾たびの春はなのみの拉致家族      偉夫

賑やかな輪の中に居てひとりぼち     久江
 

 一杯のココア脳トレ進ませる     由子
 
 妻と孫いつも同じ日年重ね      征美
 
 長生きして二人に一人ガンになり   さち子

 講師より司会のマイク感度よい    ゆう子

 アポ電に金はないよと電話切る    弘伊

 インフルはもっぱら弱者から襲う   偉夫

 親子祖父寄附金積んで闇の中        キートン

 初対面話の接ぎ穂探り合い      通夫

 快晴も散歩を拒む花粉症       伸夫

 嫁っこさ母ちゃんと呼び甘えてる   久江

 言い訳を重ねた挙句観念す      節子

子供には世話にならぬと小銭貯め   さち子

蹲で喉を潤し鳴く小鳥        征美

怪我をしてすごすご帰る猫の恋    由子

内緒話鬼の耳に盗まれる       弘伊

広瀬川芽吹く柳に弾む靴       ゆう子

ランドセル歩荷の列が重たそう    キートン

負けん気がハードル上げてから悔やむ 通夫

紫陽花が枯葉掻き分け新芽出す    伸夫

銃声に死んだふりする親子熊     節子

 




 


 












    49日(火)

 

          互 選 

     課題   押す  


   7点句


 念押しをされて気になる火の始末   通夫

 

 どうしょうつい押しちゃった非常ベル 節子

 

 

     点句


 思い出の押し花居間で額に咲く    征美

 

 車椅子押されて祖父は照れ笑い    ゆう子

 

 宅急便ならとパジャマで出る判子   偉夫


 ダメ押しの連打でしゅんとなるベンチ 通夫

      2点句


 悪い癖押し問答で墓穴掘り       キートン


      1点句

 

 

 出上精に女房背を押す5ツ星      キートン


指先が押し間違える操作キー      偉夫


バーゲンで押すな押すなの客の入り   弘伊

 

押すだけじゃ駄目だと知った恋遍路   ふみお

 

背を押され十字を切ってスタートへ   伸夫

 

気を許し押したはんこで酷い目に    節子

 

押した日の気持ちは今もあるつもり   征美

 

オレオレの御仁にチーム壊される    ふみお

 

 

 

春風が背押してくれた第一歩

 

貴景勝突き押しだけで大関に

 

背中押すあの一言に救われる

 

違反切符拇印押させる取り締まり

 

突風に自転車降りてやり過ごす

 

ページから押し花話す若い頃

 

会話中押しては引いて出方見る

 

強風に押された帰路は足早に

 

貴景勝大物までも押しまくる
 

 

 

 

   雑詠


    5点句

 


ここは何処異国語跳ねる観光地     キートン

 

春の風少し弾んで見たくなる      偉夫


    3点句

 


物溢れふ思議な国の幸福度       キートン

 

 花冷えに老いた体が迷いだす      弘伊

 

 

      2点句

 


何気ない言葉が人を傷つける      弘伊

 

 菜種梅雨ペンに持ち変え子に便り    久江

 

 縦縞を横目で見てもやはり縦      征美

 

 認知検査粋な計らい四季の歌      久江

 

 いだてんの足袋薬物が穴をあけ     通夫

 

 食べ歩き無作法ぶりが目に余り     さち子

 

 

     1点句

 

 卒業で親の謝辞聞き出る涙       伸夫


平成が終わり昭和を遠くする      ふみお


為書きが欲しくて本を買っている    ゆう子


姉妹とはつかず離れずいい関係     さち子

 

気まぐれにまた書き換える遺言書    節子

日和見じゃいつか信用なくす日が    節子

 

九階の窓越しに鳩こちら見る      ゆう子

 

お日様に左右されつつ畑に出る     由子



東から復興の日はまだ遠く

春霞村は静寂色も無し

 

高遠へ見おさめとなる旅プラン

彼岸入り先ずは除草し花あげる

相笠で宿の番傘ひと巡り

 




 

 


 次回句会は 423(火)です 


        提出句は   「冷たい」

     

   


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