水生学舎          更新日:2008.5.25
「私たち日本人の賞味期限はいつまでだろう」                   

 

野菜はまっすぐな物ばかりじゃない、いろんな形やいろんな色
だってあるしさまざまだ。色形がそろって統一された商品野菜し
か見ないで育ってしまったら、しだいに曲った物やデコボコした
物、色の違った物などを受け入れられなくなってしまう。野菜だ
けの事ではない、人間にもいろんな人間が居て、いろんな考え方
があり、同じではないんです。 

ゆっくりでも「物」は出来た時代がありました。今は急いでも
「物」は出来ません。「失敗したっていいんです、やめたってい
いんです、行きたくなければ行かなくたっていいんです」あきら
める事だって必要なんです。急がない生き方もひとつの生き方な
んです。人にはいろいろな生き方があり、人と出会う事でまた新
しい生き方が始まるんです。

 

幼い頃から弱者の味方であった私は、将来きっと同じ考えを持
つ人たちと何らかの形を作りあげると確信していました。この事
を信じ続け生きてきた結果が、ようやく出来上がろうとしてきま
した。

私は若くして会社を起こしました。仕事に困っている人たちに
仕事を提供できるようになりたかったからです。さすがにしばら
くの間は思ったように事が運ばず苦労ばかりの日々でしたが、仕
事への取り組み方を変えた事がきっかけで会社は急成長となって
行きました。また仕事の他にも子供の頃から生き物を飼う事やア
ウトドアが好きだった為、農場らしき事も広い土地を借りて始め
る事ができ、ようやく仕事に困っている人たちを私の会社へ、迷
いのある子供たちを農場へと呼べるようになりました。
 約15年間迷い悩んでいる子供たちを中心に、さまざまな悩み
や迷いを持った人たちを応援しながら学校や家庭、社会への復帰
を応援してきました。   

私が主に今までやってきた事は、登校拒否や引きこもりの子供
たちの学校復帰へのお手伝い、また社会的に事情や問題のあった
人たちの社会復帰へのお手伝いですが、他にもいろいろな人たち
が相談に来てくれました。もちろん私は医者ではありませんし教
員の免許も持っていません。特別な教育も受けていませんので接
し方もその方その方で異なっていて、全て自己流ですからどのよ
うな方法とは表現できませんが、ほとんどの子供たちや問題のあ
った人たちはしだいに心を開き、問題なく学校や社会へと復帰し
ていってくれました。原因があるから結果がある訳でその結果が
問題と感じるのなら、原因をひも解きながら聞き続けてあげれば
変化が現れるような気がします。私はいつも聞いてあげていまし
た。特に子供たちは原因に共通点があったように感じていました
ので、とにかく聞いてあげる事に時間をかけました。

私が経営していた会社は廃棄物やリサイクルに関連した事業を
行っていましたのであらゆる品物や材料、工具類など中古品で倉
庫の中は常にいっぱいでした。その中にはアウトドアへ再利用で
きる物も豊富で、廃棄物倉庫の材料だけで農場の休憩所や鶏舎を
建てたり、また廃棄食材で地鶏用の発酵飼料を作ってみる事も簡
単に挑戦できました。将来農業を取り入れた子供の為の施設を運
営したいと考えていましたから、農業後継者の居ないお年寄りの
方に広い土地を借りて地鶏や合鴨、ミツバチにヤギ、野菜、果物
と思いっきり楽しませて頂き大変に勉強させて頂きました。ほと
んどお金のかからない発酵飼料の作り方も覚えましたし、その飼
料を食べた地鶏の糞は無臭で、しかもとても良質の卵を産む為た
くさんの人たちが見学にやって来ました。野菜や果物の作り方は
地元の農家の方々から熱心に教えていただき、私たちも子供たち
も皆がこの農場を誇りに思って取り組んでいけました。早朝から
の廃棄物作業が昼過ぎに終え、農場へ子供たちを連れて行く時は
社会的に問題のあった彼らも一緒に行く事にしていました。彼ら
は子供たちに器用な所をアピールしながらやさしく教えます。子
供たちは見るからに怖そうな人たちがとても器用で楽しく教えて
くれるため常に笑顔で、その姿はまるで本当の親子以上に感じま
した。問題のあった彼らも子供たちが自分の教える事に耳を傾け
笑顔で会話してくれる事が満足で、いつか自分も家庭を持てるよ
うになりたいと私の所へ相談に来る者もいました。今は自然の中
で遊び、学ぶ事を教えてくれる人(男)が居ません。教える場所
も時間もないから野菜や生き物が成長していく過程や、自然の味
を子供たちは学べないんです。

 

約15年間に預かった子供たちは皆が明るく元気になって、順
にそれぞれの戻るべきところへ戻り、社会復帰をめざしていた彼
らも、私なりに納得のできる状態になれました。ここで私は会社
の経営を知人に依頼して、今までの経験を生かしながら別の形で
福祉活動を続ける事に決め、以前から交流のあった「生きるお年
寄り会」の方たちとの活動を中心にしました。活動の中、お年寄
りの趣味の裁縫を見せて頂いた時に商品化できそうな物を見つけ、
試しに少し改良して作った物が特許製品になってしまいました。
最近になってようやく製品在庫が持てるようになり、ホームペー
ジでのネット販売が可能な状態になりました。その後もお年寄り
の方たちや施設などで介護をする方たちのお話を聞いていくうち
に、家族も含めて介護する方とされる方との間に発生している問
題、不足して困っている物事、規則や運営上での問題点などが分
かって来ました。私は施設内での実際の状況を知りたくて医療機
関へ就職させて頂き、ここでも多くの患者さんたちと接し、お世
話をしながら家庭内の事を中心に困っている事や問題点などを聞
く事ができました。そして聞いてもらえる人や場所が無い現実を
強く感じ、早急にこれまでの経験を生かせる活動の場を設け、少
しでも悩んでいる方たちの力になれるよう更なる活動を起こす事
にしました。将来、農業を取り入れた子供の為の施設運営も含め、
それがおそらく私が子供の頃から考え信じ続けた何らかの形であ
る、「水生学舎」なんだと思います。                 

「水生学舎」とは、水のような存在であり水の流れるように生
きていきたいと考える私の思想です。自分自身の事や家族の事、
社会への悩み事などで迷っている方、またもっと楽に生きやすい
生き方で生活をしたい方、今よりも住みやすい社会への提案をお
持ちの方などをお待ちしています。

 

 「水生学舎」に興味を持たれた方や相談事ご意見をお持ちの方、
また一緒に参加してみようとお考えの方は下記の送信欄より 氏
名、住所、アドレスを送信して「水生学舎」のパンフレットをお
求め下さい。パンフレットには「水生学舎」のこれまでの流れの
ほか登校拒否や学校に行けなかった子供たち、社会的に事情や問
題のあった者たちとの様子、また現在の活動内容や今後の計画な
ども紹介され、個人用受付番号と相談事受付用アドレスが案内
されていますのでそこから相談事やご意見などが送信できます。
付属品として「生きるお年寄り会」自慢の特許製品、セーラータ
オルを差し上げていますので楽しみにして下さい。発送はクロネ
コヤマトのコレクト便となります。

 

料金はパンフレット代金3000円とコレクト便手数料315
円、運送料の合計金額です。(地域によって運送料が異なります
が、合計で税込約4000円前後になります。配達員が集金しま
すのでお支払い下さい。)

 

皆様方から集められた資金は全て、「水生学舎」運営資金に活
用させて頂きます。

 下記からお申し込み下さい。


水生学舎申し込みシート

1 郵便番号
2 住  所
3 お名前
4 メールアドレス

必要事項をご記入後、下記の「送信」ボタンを押して送信してください。


 

 相談事などは全て無料ですが、受付番号の無いものには応じら
れませんので必ず受付番号と相談事受付用アドレスが案内され
た「水生学舎」パンフレットをお求め願います。

 

インターネットが使用できないお知り合いの方等が参加希望の
際は「水生学舎」パンフレット内の、相談事受付用アドレスより
住所と氏名のご連絡をお願いします。郵便での対応とさせて頂き
ます。

 

「水生会誌」のご案内

次回「水生会誌」の発行は、2008年8月下旬頃を予定して
います。
パンフレット内の相談事受付用アドレスよりお求め下さい。

 

 

〒421−0401 静岡県牧之原市57−1 
「水生学舎」 静岡事務局