| バゴ | Nashwan
Moonlight's Box |
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| シャドウスプリング | デインヒル アピーリングラス |
2009年8月
2009年7月馬体が仕上がりすぎることを考慮して、7月からは15-15を週1回に控えている。その分ピリッとしたところは少し薄れてきた印象だが、体に幅が出て、今まで以上に逞しくなってきた。またゲート練習は、入り、通過、扉を開けた状態での駐立まで進めているが、全く問題はなく、僚馬のリードホースを務めるほど大人しくこなしている。この夏の札幌で、姉ナイアードが未勝利、500万下と連勝。この一族の能力の高さを示している。この良い追い風に乗って、更に充実してから入厩の日を迎えたい。現在の馬体重は500kg(前月比+11kg)。
2009年6月引き続き、BTCの直線ダートコースを主体に、週2回、15-15を行っている。前月までは併せ馬で調教を行うことが多かったが、「古馬並みに動いてしまうので、併せた相手がオーバーワークになってしまう」(谷川彰久氏)ことから、ここ最近はもっぱら単走で乗っている。1頭だけで調教を行っても、寂しがることはなく、鞍上の指示には従順。このあたりからは、本馬の賢さ、精神面での強さが窺えるというもの。また、15-15程度の調教は楽々こなしており、体力強化も順調だ。下旬に視察に訪れた佐々木晶三調教師も、現状には満足されていた。今後は引き続きデビューに向けた乗り込みを続けていくが、更なる伸び代も期待できそうなことから、もう一段階成長させてからデビューを目指す可能性もあるため、具体的な入厩のタイミングに関しては更に状態を見ながら検討していくことになる予定。現在の馬体重は489kg(前月比+2kg)。
2009年5月 5/1 西舎共同育成場およびBTCにて 〜31 屋内ダートコース キャンター(ハロン22〜23秒)2000m 直線ダートコース(1600m)または屋内坂路(1000m) キャンター(ハロン18秒) 1本 週2回 15−15 1本5月からは直線ダートコースを主体に、週2回、15-15を行っている。砂厚が深く、同じ15-15でも他のコースに比べて負荷が掛かりハードな内容になっているが、前月よりも馬体重は約10kg増。これは一段とタフさが増している証拠といえる。しかし、谷川彰久氏は「まだ体が子供っぽく見える。入厩の指示が出るまでに、もっと鍛えていきたい」と現状には満足していない。貪欲に上を目指す方針だ。普通の馬であれば充分及第点以上と思われるが、本馬に対する期待の大きさを考えれば、自然とハードルは高くなってしまうのだろう。今後もしっかり鍛え、一段と逞しさを増してから入厩といきたい。現在の馬体重は487kg(前月比+11kg)。
2009年4月 4/1 西舎共同育成場およびBTCにて 〜12 屋内ダートコース ダク1000m キャンター(ハロン22〜23秒)2400m または屋内直線ウッドチップ(1000m) キャンター(ハロン18〜20秒) 2本 週1〜2回 屋内坂路(1000m)15−15 1本 4/13 屋内ダートコース 〜30 キャンター(ハロン22〜23秒)2000m 直線ダートコースウッドチップ(1000m)または屋内坂路(1000m) キャンター(ハロン18秒) 1本 週1〜2回 15−15 1本引き続き、週に1〜2回、BTCの直線コースを主体に15-15を行っている。手綱をグッと抑えた状態でも15秒くらいは楽に出せるほどだが、「期待の大きな馬なので、慎重に進めている」(谷川彰久氏)と敢えてこれ以上の時計は控えている。目先の1勝ではなく、更にその先を見据えた調教を行っているといった感じだ。兄マリエンベルクはパワフルな走りをしていたが、本馬は若干異なり、手先が軽く柔らかいフットワーク。古馬のようにしっかりとしたフォームで走っている。また、馬体は程よく引き締まり今すぐにでもデビューできそうな状態ではあるが、入厩後にハードな追い切りを行うことを考慮すると、前々月に大きく馬体が減ったこともあり、もう少し体をふっくらさせたいところではある。現在の馬体重は476kg(前月比-3kg)。
2009年3月 3/1 西舎共同育成場およびBTCにて 〜上旬 屋内ダートコース ダク1000m キャンター(ハロン22〜23秒)2400m または屋内直線ウッドチップ(1000m) キャンター(ハロン18〜20秒) 2本 週2回 屋内坂路(1000m)キャンター(ハロン16〜17秒)1本 中旬 屋内ダートコース 〜下旬 ダク1000m キャンター(ハロン22〜23秒)2400m または屋内直線ウッドチップ(1000m) キャンター(ハロン18〜20秒) 2本 週1〜2回 屋内坂路(1000m)15−15 1本3月からはBTCの屋内直線ウッドチップでも調教を開始(ハロン18〜20秒で2本)し、中旬からは週2回、屋内坂路で15-15を行っている。「兄のマリエンベルクは、完成度の高さから楽に15-15をこなしていたが、本馬は馬体が完成途上で、能力だけで走っている感じ」と谷川彰久氏は話しているが、なかなかどうしてしっかりとしたフォームで手応え良く駆け上がっており、早めの始動にも充分対応できそうな雰囲気だ。今後も定期的に15-15を行い、更なる馬体の強化を図る。現在の馬体重は479kg(前月比+3kg)。
2009年2月 2/1 西舎共同育成場およびBTCにて 〜中旬 屋内ダートコース ダク1000m キャンター(ハロン22〜23秒)2400m 週1〜2回 屋内坂路(1000m)キャンター(ハロン18〜20秒)1本 中旬 屋内ダートコース 〜下旬 ダク1000m キャンター(ハロン22〜23秒)2400m 週1〜2回 屋内坂路(1000m)キャンター(ハロン16〜17秒)1本BTCでの調教は順調に進んでいる。2月下旬からは屋内坂路でハロン16〜17秒のキャンターを乗り始めたが、抜群の手応えで走っている。鞍上が手綱を緩めれば、更に加速していきそうな勢いだ。跳びが大きく、きれいなフットワークをしており、GOサインを出してからの加速も速い。普段は若駒らしくチャカつくことはあっても、調教中は走ることにしっかり集中しており、オンとオフの使い分けもしっかりできている。速いペースの調教を行ったあともケロッとしており、心肺機能もなかなか高そうだ。定期的に視察に訪れる佐々木晶三調教師は「良いのは分かっている。あとはこのまま順調に進んで欲しい。是非、早い時期から使い出したいと思っている」と、順調な様子から期待を更に大きくされているようだ。また、前月末に行った化骨検査の結果は良好。3月からは15-15を開始する予定。現在の馬体重は476kg(前月比-20kg)。
2009年1月(2歳) 1/1 西舎共同育成場およびBTCにて 〜上旬 屋内ダートコース ダク1000m キャンター(ハロン22〜23秒)2400m 中旬 屋内ダートコース 〜下旬 ダク1000m キャンター(ハロン22〜23秒)2400m 週1〜2回 屋内坂路(1000m)キャンター(ハロン18〜20秒)1本BTCのダートコースではキャンターをハロン22〜23秒にペースアップし、1月中旬からは週1〜2回の坂路調教を開始した。屋内坂路のペースはハロン18〜20秒。フラットコースに比べて、坂路の方がより前向きに走っている印象だが、決して暴走気味に走っているのではなく、騎乗者の指示に素直に従いしっかり力をコントロールできている。視察に訪れた佐々木晶三調教師も「管理予定の2歳馬の中でトップクラス。この様子なら充分早期デビューも狙えそうだ」と期待を大きくされていた。なお、時期を見て化骨検査を行う予定だが、結果が良好なら15-15を始めたい意向。現在の馬体重は496kg。
2009年1月10日
西舎共同育成場へ移動してからも、それまで同様に落ち着きを保っていたため、すぐにBTCでの調教を開始。現在は、屋内ダートコースでダクを1000m、軽めキャンターを2400m乗っている。跳びの大きい馬ということもあり、狭い馬場で乗っている時はどうしても動きが重く感じられたが、広いBTCで調教を行うようになってからは、全身をしっかり使い、伸び伸びとしたフォームで走っている。柔らか味があって、動きは良好だ。今後は坂路調教も交え、体力強化を図る。
12月
日進牧場トレーニング場の屋内馬場で、ダクを1000m、ハッキング程度のキャンターを2000m乗っていたが、12月9日に西舎共同育成場へ移動した。寒さが増してきたことで多少冬毛は伸びているが、とても体調は良好。ハミをしっかり取って前向きに走っている姿は好印象だ。また、馬体重は494kgにまで増加。立派な骨格に見合うだけの筋肉が付き、馬体、動きともにしっかりしてきた。今後はBTCで調教を進めていくが、広いコースに替わってどのような動きを見せてくれるのか注目したい。
11月
日進牧場トレーニング場で、ダクを2000m、ハッキング程度のキャンターを1000m乗っている。兄マリエンベルク同様に立派な馬格をしているが、ちょっとタイプは違い、馬体に伸びがあり緩さも感じられることから、「時間を掛けた方が良いタイプかもしれない」(谷川彰久氏)との見解。佐々木晶三調教師も同様の見解を示しており、当面はダクを長めに乗って、しっかりとした体をつくっていくことに専念する。また、「跳びの大きい馬なので、狭い馬場で乗っていると動きが重く見える」(谷川氏)とのことから、早い時期にBTCでの調教を開始する予定。
10月
元々雄大な馬格をしていたが、春先の急だった成長曲線はなだらかになり、洗練されてきた印象。気性面でも落ち着いており、心身ともに大人びた雰囲気を漂わせている。早々に満口になったが、きっと我々の期待に応えてくれるだろう。10月中には馴致を開始予定。体高161.0cm、胸囲181.0cm、管囲20.5cm。
9月
ゴールデンウィーク明けから夜間放牧を行っていたが、9月中旬からは通常の放牧に切り替え、下旬から開始予定のブレーキングに備えている。兄マリエンベルク同様に立派な馬格で、早々に満口御礼になった本馬。春先はあまりにも雄大なため「大きくなりすぎないか心配な部分もあった」(谷川彰久氏)そうだが、ここにきて成長は一段落しまとまりが出てきた印象だ。父の産駒の傾向がまだ分からないため慎重に進めていくが、可能であれば、兄たち同様に早期デビューを目指していく方針。馬体の良さは、今さら説明不要。骨格がしっかりしていて、いかにも丈夫そうな体つきをしており、息の長い活躍が期待できそうだ。
ポイント
窮屈なところがなくしっかりとした造りで、張りのある良質の筋肉を身に纏っており、その佇まいからは風格すら感じる本馬。父は、凱旋門賞など欧州G1を5勝の中距離王者。デビューから6連勝を飾り、2〜4歳時にG1を優勝するなど活躍期間も長かった。同じ凱旋門賞馬を父に持つ兄マリエンベルクは2歳戦からその能力の一端を見せ、重賞でも後の皐月賞1、2着馬を押しのけ1番人気に支持されるほどその素質への評価は高かった。本馬も現時点から非常に完成度が高く、2歳戦から力を発揮し息の長い活躍が期待できそう。兄以上とも思える雰囲気を醸し出す本馬は、兄が果たせなかった春のクラシック出走を託せる逸材だ。
距離適性
中距離〜長距離
予想体重
470〜490kg
兄マリエンベルクはデビュー2戦目の未勝利戦を鮮やかに勝ち、その後を期待されましたがもうひとつ伸び悩んでいます。名付け親であることもあり、非常に残念なのですが、本馬の場合は会報に載った当歳時の写真に一目ぼれしたと言うのが本当のところ。父が同じ凱旋門賞馬というのも何かの縁でしょうか。父系は違うものの、同じようなインブリードが現われています。筋肉質の兄とはちょっとタイプが違う感じはしますが、好馬体はこの兄弟の特徴のようです。引き続き名付け親も狙いつつ(笑)兄もこのままでは終わらないとは思いますが、今度こその春の大舞台を目指してくれたらと思って出資しました。