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◇ご家族や身内の方々の心境◇
 
 ご家族や身内の方々の心境 
   当サイトに多数寄せられたメッセージの中に、事故に遭われた方々のご家族や身内の方からもメッセージを戴いております。 
 そういった方々の心境をこの場で伝え、事故に遭われた方々のご家族や身内の方々の心が少しでも癒されればと思います。 
 事故に遭われた方々のご家族や身内の方々で、心境を伝えたいという方は<こちら>からお願い致します。 
 
 ハンドルネーム   kiyo さん 
 お住まい   兵庫県   年齢   20歳代   性別   女性 
 メッセージ 
  あの事故で母が亡くなりました。それはとても悲しく、辛いことでした。でもそれは、母と二度と話ができないから、母とどこかへ出かけたり、笑いあったりできないから。そのことが悲しい。母があの事故の被害者であるかどうかは関係ありません。一年たってそう思います。誰だって、どんな形であっても最愛の人を失うことは辛いことです。もし母を不治の病で失っていても、天災で失っていても、やはり同じように悲しくて辛いはずです。だから、一年たってJRを恨む気持ちがなくなりました。母の死も受け入れて生きれています。
  周りの方の支えは本当にありがたいものです。私も誰かに優しさを分けられたらと思います。ただ“あんな事故で”大切な人を失ったからかわいそうだという気遣いは、私は少し違うのではないかと思ってしまいます。あんな事故でなくても、私は母を失ったことが悲しいのです。
  でも、母は死んでしまったけど、ゼロになったんじゃありません。母がこの世界で生きていた事実も、たくさんたくさん残していってくれたものも決してなくなりません。あの事故に、JRにそれまで奪うことなんてできないんです。人は必ずいつか死にます。どうしようもない事実です。死に方に良いか悪いかなんてありません。でも生き方には、良いか悪いかがあるんじゃないでしょうか。母は精一杯、楽しく、愛情豊かに生きていました。最高に良い生き方をしていたと思います。すばらしいことです。それだけで十分です。わたしもがんばって生きていきます。
 
 掲載日   2006.10.19掲載 
 ハンドルネーム   名無し さん 
 お住まい   兵庫県   年齢   20歳代   性別   男性 
 メッセージ 
  たまたまこのサイトを拝見し、今まで抱いていた気持ちを聞いてもらいたい、 
そんな気持ちなのですが、一言書かせて頂きます… 
JR福知山線の脱線事故から約2ヶ月、ようやく営業運転が再開されましたが、 
私は複雑な心境でいっぱいです。 
と、言いますのも地域の足が戻った喜びと、私自身が一被害者の家族としての気持ちがあるからです。 
私は、22年間伊丹に住んでいました。 
通学や私用で福知山線を利用することがあり、事故現場のカーブも見慣れた存在でした。 
4月25日、仕事中に家族からメールが入りました。 
「福知山線で事故があり、私の兄が乗っていて怪我をした」という内容でした。 
最初は踏切事故で脱線し、数名が怪我をした程度の認識でしたが、 
何気なく見たテレビの速報に身の毛がよだちました。 
ひしゃげた車体、うずくまる怪我人、死者何名の数字…ただの事故ではないとわかり、 
慌てて兄の携帯に連絡しましたが、なかなか連絡が取れず安否がわかりませんでした。 
ようやく連絡が取れて話を聞くと、後方の車両に乗っていたので、腰から下の打撲ですみ、 
重傷者の救助にあたっていたそうです。 
その中で、車体に挟まれた女性がおられ、兄が必死に励まし続けたのですが、 
その方は亡くなられたそうです。 
107名もの方が亡くなられ、素直に「兄が助かって良かった」と思えませんでしたが、 
その亡くなられた女性が最後に、「ありがとう」と言ってくれたことが唯一の救いでした。 
そんな兄も現在、PTSDから立ち直ろうとしています。 
私は励ますことも、慰めることもできません。 
本人の気持ちの整理がつくまで、見守るしかありません。 
また、JR側には、再度「安全運行」に努めてもらうしかありません。 
JRの対応の中には疑問が残るものもありますが、垣内社長の言葉を信じ、 
誠心誠意の対応に期待したいと思います。 
新型ATSの設置、ゆとりダイヤの編成など、ハード面は整いました。 
後は、運転士が無理な回復運転をした背景、見せしめのような日勤教育、被害者のケアなど、 
ソフト面の対策が残されています。 
長丁場になると思いますが、一日も早く元の生活が戻ることを願いたいです。 
最後になりましたが、亡くなれた方のご冥福を心からお祈り申し上げます。 
 
 掲載日   2005.06.25掲載 
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