2005/09 地上波デジタル

我が家には未だにDVDレコーダーが無い。
普及率からすると無くても不思議ではないと思われる向きもあろうかと思うが、
この手のモノに限って無いって言うのは、個人的に私のことをご存じの方なら
「また嘘ばっかり」と言うのが容易に想像できる。
無いと言ったら液晶テレビ(もしくはPDP)も無いわけだが、
4年前に安いからと言う理由で32V型のブラウン管テレビを買ってしまったので、
今のところ「欲しいモノリスト」には上がっていない。
(嫁は薄いテレビが良いと言っているが)

では何故無いのか、と言うと、5年ほど前からパソコンで録画していて
あんまり不便じゃなかったから、と言う理由があるんだけど、
1年くらい前からそれもあまり理由にならなくなった。
何故ならなくなったのか、と言うと、
基本的にデジタル放送を見るようになったからだ。
うちはケーブルテレビなのでSTBなるものを取っ替えると
簡単にデジタルに移行できる。
テレビもさっきの32V型がD端子付きだ。
と言うことで実はそのときにDVDレコーダーを探したんだけど、
デジタル放送を録画できるレコーダーはSHARPがちょっと出しているくらいで
ほとんど無かった。
仕方がないのでそのときの選択はRECPOT-Mとなった。
ご存じの方も多々いるだろうがRECPOT-Mと言うのはDVD無しで
ハードディスクのみのレコーダーだ。
しかもデジタル放送専用。
コレはコレでなかなかの優れものなのだが、
あのむかつくコピーワンスのせいでいろいろ制約が多い。
DVDレコーダーを買っていないのも半分はコピーワンスのせいだ。
後の半分はDVDにムーブ(これもコピーワンスのせいだ!)すると
激しく劣化してしまうのだ。今更SD(地上波アナログ)放送の画質には戻れない。
となると後はブルーレイなわけだがこれがまたド高い。
まだまだとても買えないので、機器メーカーはもっとがんばってください。

今更なぜこんな話になったかというと、
「コピーワンス見直し」というニュースがあったからだ。
そうだ、見直せ!いや、だいたい遅すぎだ。
消えてなくなれコピワンめ!!

地デジが流行らないのは半分はコピワンのせい、
後の半分は、放送局のやる気のなさ。もしくは総務省がバカだから?

なんか長くなってしまったが、地デジを観ている方はわかると思うが
今の放送は4:3が基本になっていて16:9のデジタル放送用には
横も余分に映しているだけの状態なのだ。
映画などの場合は役に立ってはいるが、
ほとんどの場合は端っこの部分には大して情報がないということだ。
完全に4:3で放送している場合もある。
だがそれならまだマシ。
両端が黒いだけならともかく、上下にも黒帯が入って全くの黒額縁状態の放送だってある。
そんなのに限って右下に「ハイビジョン撮影」なんて書いてあるから、
星一徹なら五回は卓袱台がひっくり返っているはずだ。

どうやら、地上波アナログと地上波デジタルでは同じものを放送しなければならない
っていうようなルールがあるらしい。
それでこんなことになっているみたいだが、
だったらもうそろそろ16:9を基本にしろ!
バカチンがぁー!はぁ、はぁ。

しまった、落ちがなかった。
最後までナイナイネタでした。

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