今日は早々に仕事を終わらせて陸上競技場で走った。仕事はまだまだあったのだが、
「気合い」で明日にまわしてしまった。

久々に夕方の陸上競技場に立ち、昔の自分と最近の自分を振り返りながらジョギング
をする。アップが終わり自分の脚で大地を蹴り、その分だけ前に進む感覚を楽しむ・・
実に気持ちがいい。(実際には腰が痛くて数本しか走れなかったのだが・・)
短距離選手の自分に帰れる時間である・・。

その後、かーるごっち氏がサッカーボールを持ってフラっと登場したので、芝生広場に
移動し、ロングパスやリフティングをしたり、スッ転んで恥ずかしがっている「ごっち大先生」
を見たりと楽しい時間を過ごした。

・・実に幸せな時間だ・・。

職場自体がこういう環境にあることはもちろんモノスゴク恵まれていることはよく分かって
いるが、それ以上に、日常のつまらない事に追われてメクジラを立てて一喜一憂して過ぎ
ていく時間もあれば、夕焼け空を見上げて空と太陽のコントラストを見ている・・。

朝になれば明るくなり、夜になれば暗くなる・・

・・そうじゃなくて・・

普段の生活の中ではきっと忘れていること・・
明け方の気持ちよい空気、朝焼けの空の色、いろんな鳴き声の鳥の声・・。
太陽の赤、空の青、雲の白、夜の黒の微妙で何とも美しい夕暮れ・・。

そんな時間の移ろいを感じて過ごす時間もあるということ・・そんな当たり前の事を再確認で
きる時間を持てたこと、そして「その時間が貴重だ」という気持ちを自分が持てている・・という
事が何故かとても嬉しかった。

自然は毎日何も変わることなく、その雄大な光景を僕達に見せてくれている。
切ないのはそれを忘れてしまう余裕のない日常生活・・。

みなさんは最近、空を見上げてますか?星空を見上げてますか?
そう言えば今日は七夕ですね・・。  

空を見上げて
2006年7月7日の日記から・・