百万遍念仏と、虫おくり

                          2004.7
虫送り行事は、平成8年に、村無形文化財に指定されました。 
 平安時代末期の武将、斎藤実盛が、敵に追われて、稲の中に逃げましたが、
つまづいて、転んで見つかって、殺されてしまいました。その実盛の怨念が、害虫となって、稲を食い荒らすようになりました。
 虫送りは、この害虫を駆除するため、また、実盛のおとむらいのために行われます。
 百万遍念仏は、江戸時代から伝わる、1080つぶの大数珠で、100万回念仏を称えれば、往生できる、救われるといわれています。