2004年4月〜9月 ひとりごと




彼岸特別佛教講座で、西山浄土宗の教えについて・・わかりやすくいいますと・・・大悲心。と教わりました。それは、「人を思いやる気持ち、人をたすける気持ち、人をみとめるきもち、人をゆるすきもち」だそうです。
 ゆるすという気持ちがないと、いつまでも戦争は繰り返される。
 毎日のように殺しあう事件がニュースされています。
真の佛教の教えに出会って、そんな素直な気持ちをとりもどして、平和な世の中がもどってきてほしいなと感じました。


心配なことが、ありました。
 いつも、普通に、生活していて、些細な事に、不平不満を言ってた自分が、バカだと思いました。
つまり、人間は、生きていると、もっと、大きな大変なこと、この世には、いっぱいあって・・・・そういうことから、考えてみると、だんだん、その心配事も,ちっぽけに感じ、いい方向に受け止めようと、思えるようになりました。
すると、少しずつ、元気がでてきました。そう思える自分が、また好きになりました。(^_-)
「よしっ!!また、頑張る!!」って気になりました。

なぜか、ピカソ・・・元気をも〜らおっ!
 アテネ五輪で、「絶対の金」という期待を背負った柔道の井上康生でしたが、まさかの敗退となりました。  すべての物事は、計画通りにはすすまない・・・何が、起こるかわからない。「絶対」はないのですよね・・・。重圧、けが・・・、アスリート達は、そんな中で、日々のプレッシャーと戦っています。
「これからも柔道人生はある。これをプラスにして、もう一度階段を上っていきたい。」と言い切った、彼に心から、エールをおくりたいと思いました。
感謝

美しいものは 美しい目でながめ
優しいものは 優しい心で接し
その日その日を 送ってゆこう
過ぎてゆく月日を
宝のように大事にして
一度きりの人生を 完うしよう

病んで以来
やっとそういう 素直な気持ちを
抱くようになったことを
感謝しよう

(坂村真民)
「お釈迦様の弟子、目連尊者が神通力で亡き母を見てみますと、餓鬼道に落ちて苦しんでおりました。お釈迦様は、お盆に沢山の僧が一堂に集まり、回向をしてくれるから、お供え物をして、苦をはらい楽を与えて下さる様にお願いしなさいと、お示しになりました。回向の功徳は広大無限で、目連の母は、餓鬼道から救われたそうです。」
私もお寺にいさせて頂いていますので、お盆の意味を、あらためて、勉強させていただかなくちゃと肝に命じました。    一応・・・お庫裡 (^_-)
7月に入りました。蒸し暑い毎日のはじまりです。  こんな詩をみつけました。

     「木陰(こかげ)」

    ひとつ すてる
         ふわっと かるくなる
    ふたつ すてる
         ふわっと かるくなる

    心が重いのは 

    自分のことばかり

    考えすぎたから
「ひとりごと」ですから、バカな私を笑ってね!

父の日に・・・
東京にいる愚息から、夫に「IRISH WISKEY  ジェムソン」が送られてきました。メッセージも何もないんだけど・・・それが、彼らしいわ。(^_-)  さて、夫は、どんな、「返信メッセージ」をおくるのかしら・・・?
アッ!! 私は・・・随暢(papa)をわすれてたわ・・・!(>_<)
広川町にいる、画僧、ゲンタンさんの山房にいってきました。最近は仏画を描いていて、ルーブルでもグランプリを受賞しました。今は、お釈迦様の壁画制作に入ってました。こんなに、ピュアな人だから、阿弥陀様もステキに描けるんだと、いつも、思って帰路につきます。彼の世界をのぞいて下さい。
http://www.ezen.jp/
人は・・・時に、イヤなんだけど・・・受け入れなくてはならないことってないですか?自分に正直には・・・「イヤ」で、立場的には・・・「OK」しとかなきゃ、ってことないですか??そんな時あなたはどうしてますか?大きな器でいられたら、そんなこと、気にもしないですかね・・・?阿弥陀様が、「そうしなさいね」といってると、思おうかしら・・・。大丈夫!大丈夫!(^_^;)
でも・・・あまり大きなプレッシャーとなるなら、丁寧に断ろう・・・ウン!そうしよう!
・・・なんじゃ、そりゃあ??
彼女は、長い間・・・お顔を描いてもらえずにいました・・・
お顔を描くのが難しく・・・何度も何度も
失敗しました。とうとう先生にお願いしました。
すると、急に、彼女は、かわいく、満足そうになりました。・・・よかったね。これで、温かい心が入ったわね!
このしゃくやくには、「スカーレットオハラ」と言う名前がついていました。しゃくやくの花言葉は、「内気、恥じらい、つつましやか」。
こんなにも大胆な大輪の花を咲かせているのに・・そして「風と共に去りぬ」のスカーレットオハラは、プライドが高く、弱さをみせない・・・・・。
でも、もしかしたら、内に秘めた、いちずな愛を、変わらぬ思いをプライドとして、持ち続けた彼女そのものかもしれないと・・・・ふと、感じました。
私の好きな「織田廣喜」さんの「少女」です。優しくもあり、切なくもあり、何とも言いようのない空気を感じ、かわいい心を思い出させてくれるのです。いつもいつも優しくかわいくいたいから・・・。
この絵をみて、かわいい心を感じてくださいね。

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