ひとりごと 2005年4月〜 
 総本山光明寺の西山忌にお参りしてまいりました。
素晴らしかった・・・。
 御前さまのお話・・・法然上人が流罪となったあと、西山上人は、三鈷寺にこもり、教えをひきついで、西山教義を勉強されたからこそ、今、ここに、光明寺が存在する。・・・と、話されました。感動でした。
 またまた、大失敗です。(>_<)
突っ走っていて、いい気になって、石ころに、つまずき、ひっくりかえりました。体中の血液が逆流して、、、、頭をガツンとやられたって感じ。
 の、ようなことです。つまり、頑張って、調子に乗りすぎました。ちょっと、落ち込んで・・・阿弥陀様からのお叱りと受け止めました。
 人間って、おもしろいですね。やはり、謙虚さを忘れたら、どっかで、痛い目に合うのですね〜。反省です。
いい勉強をさせていただきました。お寺のこと、家庭の事、周りの事、常に、冷静に、生きます。と、あらためて、感じました。年を重ねるにつれて、わかることがあり、今まで感じなかった事が、少しずつわかりかけて・・・年とっていくことも、大事と思いました。え???「何に大失敗したの?」って?
それは、・・・ひ・み・つ・・・・。

 うちの猫、みゅうちゃんは、寝てます。変でしょ!
 「夜回り先生」水谷修さんの、講演を聞かせていただきました。「いま、生きにくいと感じている子どもたちへ そして、すべての子どもたちへ」実際に先生が直面し、解決してきた様々なこと・・・少年非行、薬物問題、いじめ、虐待など、胸が痛くなるような恐い時を、今、子どもたちは生きているのだと感じました。
 リストカットした子どもには、カットしたいなら「してもいいんだよ。そばにいてあげるから」と言って、一緒に寝てあげて、手を握ってあげて・・・ただそれだけでいいのだそうです。
暖かく、抱いてあげるだけ・・・。
悲しい子ども達、夜眠れない子ども達、どの場所にも、蔓延しているのだそうです。こののどかな地方からも、先生にSOSを送っている子ども達は、たくさんいる、親たちが知らないだけ・・・と話されていました。親のあり方を、あらためて、勉強させられました。
 初対面の人を前にした時、「この人も、きっと私を受け入れてくれるに違いない」と思って接する人と、「自分を受け入れてはくれないだろう」と思って、接する人がいるそうです。いつも、心を開き、真心こめて向き合う姿勢が、当たり前になっている人は、自信をもって、自分のほうから、相手を受け入れようとするそうです。逆に変な固定観念で、せっかくの素晴らしい出会いも拒否するような空気を発してしまうのではいつまでも楽しめません。
 いつも、「きっと、いい出会いになるわ」って明るい気を発しながら、出会いたいものですね。(^^)
 いろんなトラブルのなかで、誰もが、自分を理解してほしいと悩みます。誰でも自分が大事だし、心の中ではほんとうは、みんな仲良くしたいのですが、いろんな葛藤があります。ちょっとでも、相手のことを考えてみたら、何か、みえてくる・・・。素直になったら、受け入れられるかな?とか、思うのですが・・・。人間は、客観的には、受け止められても主観的にはなかなかむずかしい。自分のことは、見えていないのですね。(>_<)この夏、色んな人間模様をみせていただいて・・・またまた勉強になっています。
「八日目」と言う本を読みました。
大都会の企業戦士、アリーと、ダウン症のジョルジュがあるとき出会い、全く違う人生を歩んできた二人の愛と友情の物語です。アリーは、めまぐるしい毎日に忘れかけていた大切なものをジョルジュとの出会いで、見つけるのです。
 「天地創造」の由来から、「八日目」と題がつけられました。これを映画化された監督さんは、「正常」と「そうでない」世界。その二つの世界が、存在するという認識が、崩れていく様を描きたかった。と語っています。
 この世の中の全てのものは、尊く、重く、存在価値があります。そして、人は、一人では生きてはいけない。みんなに助けられて生かされているんだと実感しています。
 読売の日曜版を読んでたら・・・「アンティークきものを買うのが見合い結婚だとすれば、反物で買うのは恋愛結婚。どちらにも良しあしはありますが、恋愛の場合、仲人さんじゃない、自分がこの反物を選んだ、という誇りと責任と喜びとが生まれます。・・・」なんてありました。(^^)
 おもしろい表現だわと思いながら、アンティークも反物も、それはそれで、ご縁があったってことなのね。っと思いました。じゃあ、また、新しい着物がほしくなったらどうするのかしら・・・???ウフッ(^^)
 なんじゃ、そりゃあ〜!
 友達から、借りた本の中に、とても素敵な文を見つけました。
「長いあいだ、わたしはあなたに向かって、あなたはわたしに向かって、歩いてきたのです。・・・・・・はるか昔から、この世に生まれる前から、わたしたちは、互いに相手に向かって、旅をしていたのです。」

・・・・お参りにきていた、ある奥様が、最近結婚された子供さんのことを話してくれました。奥様は、ご先祖のお墓に毎日お参りをし、真民さんの「念ずれば花ひらく」の石に子供さんの結婚のお願いをされていたそうです。だから、そうなったと言うものではないと思うのですが・・・
 目には見えない不思議な世界はあると言う事を、わたしは、確かに感じています。心の中に、素直に純粋にただ、ひたすらに思いをこめて、手を合わせることが、どんなに美しいかを感じさせていただきました。

 今、大学生活をスタートさせた、娘も、様々な出会いの中で、いつか、誰かにめぐり合うために歩き始めているのかもしれないなと・・・・思いました。
箕島、常楽寺さまの、「ぶっとく誌」のなかに、ストレスについて書かれていました。
 「ストレスがなかったら、進化も成長もなかった・・・暑さも寒さも飢えも渇きもストレスである、これらに直面したからこそ、種は、生存のために様々な適応を遂げてきた。・・・ヒトにとっても、人格的な成長を果たすために必要な刺激・・・・」
 「自分にとって、苦手な事を克服する事でまた一歩前進していけるのです。」とありました。

これを読ませて頂いて、「あ〜ストレスたまってる〜!!」なんて、歎かないで、克服する努力、気持ちを切り替える努力をしてみようと思いました。それが、自分自身を成長させてくれるんだから・・・。(^^)
でも...むずかしいよね・・・。