住塚山・国見山           平成21年4月12日(日)





住塚山は関西百名山に入っています。

この地域ではこの住塚山と倶留尊山が関西百名山で未登頂でしたが、やっと一つ終わりました。

屏風岩の麓の桜の公苑の山桜は未だでしたが、一部他の桜は満開でした。

住塚山は結構登りのきつい山でした、晴天のお陰で、展望はすこぶる良かったです。

ただ、住塚山1009m次の国見山1016mの間、標高差約150m位下ってまた登ります。仕方の無いことですね。

鎧岳がよく見えます。

帰りは曽爾高原の「お亀の湯」で汗を流して梅田を目指します。

ところで最近「奇跡のリンゴ」と云う本を読みました。書いたのはNHKプロデューサー、「プロフェッショナル・

仕事の流儀」の担当者です。今の世に中々示唆に富んだ本です。

内容は実在の青森リンゴ農家の主人公が、如何にして無農薬でリンゴ農園を経営出来るまでになったかの苦労の

お話ですが、一番印象的だったのは、主人公が死を決意した時気づいた事、

死を決意して山に上がるとそこにある木々は農薬を散布したり害虫駆除をしたり等していないのに皆元気なのです。

やっと気がついたのです、自然はそのままで木々は元気に生きている、自分が今まで害の少ない「お酢」等でして

いた病害虫駆除等も間違いだった、リンゴにとって病害虫も益虫もないすべてを自然に任せて、リンゴの木の

本来の生命力を育てて行けば、病気にも害虫にも負けないリンゴの木が育つはずと思いつきます。

何年も花を付けていないリンゴ園と違うのは土だったのです、山の土はふかふかなのにリンゴ園の土は堅くなって

いたのです、その後リンゴ園を自然に近づける努力が報われやっと9年目にして花をつけたリンゴ園の木々は少々

の嵐にも負けない立派な木となります。そして糖度の高いりっぱなリンゴが沢山とれるようになっているとのことです。

人間の病にも当てはまることかも知れません。本来各自が持っている自然治癒力である自己免疫力が最大限

発揮されるようにすることが最高の治療となるようです。

ともあれ、今日は晴天に恵まれ快適なハイキングでした。感謝感謝。


コース    時間

 梅田 = 針テラス = 登山口 − 山桜公苑(昼食) − 住塚山(1009m) ー 国見山(1016m) − 
 8:00    8:50-9:00  9:55-10:05   10:45-11:30       12:20-25         13:25-30      

クマタワ ー(東海自然歩道)−(済浄坊渓谷)− オートキャンプ場(バス待機) = お亀の湯 = 針テラス =
                                 15:20-35            16:15-17:00   17:55-16:15 

天王寺 = 難波 = 梅田
19:00           19:30              


登山口
車道からです
屏風岩下の山桜公苑から
屏風岩下の山桜公苑から
屏風岩下の山桜公苑から
山桜公苑から住塚山へ
いい散策路です
住塚山1009.4m
住塚山から倶留尊山と曽爾高原方向
国見山へ
国見山1016m
林の中の道
林道です
ここも東海自然歩道です
済浄坊渓谷
下山口から鎧岳です