千ヶ峰 1005.2m 平成21年3月27日(金)
「千ヶ峰」毎日登山の会に久しぶりの参加です、もちろん関西百名山に入っています。
播州・東播磨の最高峰で一望千の峰が見渡せたからでは云われていますが、
昔は仙人が下りてきた山だから「仙」の字が当てられていたとか、山頂で雨乞いをしていたとも
云われています、また近くには岩座神(いざりがみ)という集落もあって不思議な地域です。
「曇り時々雨」の天気予報の中、山頂からの展望に不安を抱きながら「滝野社IC」を下りて北上
西脇市から国道427号線を加美町へ、時折見える 山頂は雨なのか少しガスっています、
この不況の年度末のウイークデイに休んで登山では少しはバチも当たりますね、ごめんなさい。
ここ加美町は杉原紙(すぎはらがみ)の町です、杉原紙は奈良時代から写経用に使われる程の高級和紙
でしたが、近年洋紙に押され途絶えてしまい、今は町の杉原紙研究所で再現しているだけとのことです。
杉原川沿いを北上、市原で左折して市原登山口へ、登山口にはちゃんとトイレも整備されています。
登山口から少し林道を歩いたのち本格的な登山道へ入ります、しばらく歩くとまた林道に出会いますが、
それを横切って登山道をまた登ります、結局この林道とは最後は杉原峠で別れます。
峠の尾根道で昼食です、食事中小さな白いものがちらほら落ちてきます、雪です。暫らくすると風も強くなって
寒くなってきました、早々に頂上を目指して出発します。この東西に走る尾根道時々は北から冷たい風が来る
ものの南方向はよく晴れていて加美、西脇もよく展望出来て快適な山歩きです。雪も何処かへ行きました。
山頂で360度の展望を満喫した後、三谷渓谷方向に下ります、これは結構厳しい下りです、でも滝も沢山あり
秋のシーズンには人出の多い渓谷でしょうね。着いた三谷登山口では金色の「三椏(みつまた)」の花に迎えられ
ました。結局雨にも遭わず楽しい山行きでした。
コース 時間
梅田 = 社SA = 滝野社IC = 市原登山口 ー 林道と別れ ー 林道と交差 ー 市原峠(昼食) ー
8:20 9:10-25 9:30 10:30-45 11:00 11:30-35 12:25
山頂(1005.2m) − 岩座への分岐点 − 三谷登山口 = 滝野社IC = 赤松SA
= 梅田
13:15-30 13:50 14:35-50 16:00-15
17:15