三峰山 1235m 平成20年2月9日(土)
関西で樹氷の見られる山のひとつ三峰山に登山しました。
もちろん、関西百名山に入っています。
雪山は好きではないのですが、三峰山への登山ツアーがこの冬場しかやっていないので、やむをえません。
もちろんこの登山ツアーは樹氷目当てのツアーです。
雪のある冬山は本当に久しぶりの参加です、アイゼンをつけての歩行も初体験です。
今日はこちら大阪でも朝から雪、そして三峰山も大雪の中でのスタートです。
ところが、スタートして30分で一人が体調不良でリタイアします、結局参加は11名の少人数です。
雪は相変わらず降り続きますが、さすがに人気の山だけあって登山者は多いです、観光バス4台の外
一般乗用車10台以上が駐車場にいました。
お陰で、昼食は山小屋に入れず、粉雪を避けながら外でします。当方持参のお湯でインスタントコーヒー
を飲んで一息つきます。
とにかく一面真っ白な雪です、途中、「ここから木曾御嶽山が年に数回みえます」、「ここから見えるのは高見山
です」、等の立て札、ガイドも八丁平で、天気が良ければ「ここは眺望が素晴らしいところ」と案内します、
がなにせ何も見えません、すべてが真っ白な世界です。まるで異次元の中を歩いているようです。
下山はしんしんと降り続く雪の杉木立の中をひたすら下ります、アイゼン様のお陰で、滑らずに済みました。
でも皆さんの云うような、「冬山が好き」には未だなれそうにありません。春や初夏、また秋なれば、花も咲き誇り、
小鳥も元気です。そういう時期の山歩きは、まるで天国を歩いている感じがします。ごめん。
帰りのお風呂は「姫石(ひめし)の湯」です、ここは昨年末の12月30日「伊勢迄歩講」で休憩したところです、
その時も今日のような雪の中でした。今日順調だったのはここまで。
今回大変だったのは、この後です、国道西名阪が雪のため通行止めになったのです。165号線に皆が集中、
「榛原」駅の近くから、何があったのかとにかく全く動きません、我慢するしかありません。ガイドが道路地図を
入念チェックやっと途中から左折して県道へ逃れます、ところがこの道は峠越えの道です、車は少ないのですが
雪のため途中で捨てたわけではないでしょうが諦めた10台以上の車を避けながら慎重に慎重に下ります。
宇陀から橿原への道へ出て一安心、今度は南阪奈道が通行止めとのこと。
ともかく柏原から高速道へ、大雪の中、結局1時間程の遅れですみました。途中降りて道案内をしたガイドさん、
雪の下り道を慎重に運転した運転手さん若いのにご立派でした。
コース 時間
梅田 − 針テラス − 青少年旅行村(登山口) − 山小屋(トイレ) − 展望所 − 分岐点小屋(昼食) −
7:50 8:40-55 9:45-10:00 10:40-50 11:25 11:50-12:15
山頂 ー 八丁平 − 分岐点小屋 − 不動の滝 − 青少年旅行村(登山口) − 姫石の湯 −
12:45-50 12:55 13:15-25 14:05-10 14:35-15:10 15:30-16:30
ー 梅田
20:10