大比叡 848.3m 平成20年3月8日(日)
比叡山の山頂までは一度は登りたい、と思っていたのでこの企画を知り参加しました。
もちろんここも関西百名山の一つです。
頑張って集合場所の叡山電鉄「修学院」へ急ぎます。
駅から少し離れた「鷺森神社」からのスタートです。もう200名以上が来ています。
先日NHKで千日回峰の酒井阿闍梨から「きらら坂」の途中で猪と遭遇した話を聞いたばかりです。
千日回峰ではきらら坂から赤山禅院を往復することがあるとのことですので、今日は楽しみにして来ました。
きらら坂は急登の古道です、きららとは雲母のことのようです。岩が大きく凹んだ道となっています。
細い山道になって30分、見晴らし台まで続きます。遅れないように休憩もそこそこに登り続けます、
「千種忠顕」の碑でやっと小休止にします、足利尊氏に敗れた後醍醐天皇の寵臣とのことです。
ケーブル比叡駅を経由して山頂駐車場を横切って、頂を目指します。雪が多いです。
まさか比叡山でアイゼンが必要とは思わずに持参していません。
山頂は木々の中、雪多くて三角点も埋もれてしまっています。
登頂写真を撮って貰って元の駐車場で昼食とします、琵琶湖も大原もそして比良の山々もよく見えます。
帰りは雪の下りです、雪道の下りは嫌ですね、カカトに力を入れて歩かないと滑ります。
カカト歩きは膝に負担をかけることになるんです。とにかく小走り気味に下山します。
展望のよい見晴らし台では望遠鏡の人達に遭いました。当方は鞍馬寺を覗かせて貰い、以前鞍馬山から
弁慶の比叡山はこう見えると言われて見たことを思い出し感慨一入です。
実はみなさん探鳥の人達のようでした。いいですね、羨ましいかぎりです。広い大空を飛ぶ隼を追っかけていました。
道は一旦、少し登り返して松尾坂を下ります、雪が少なくなると、今度はゴロゴロした石の上に枯れ葉の柴が
積もった下り道が続きます。登山靴は足首が保護されているので安心です。
NTTドコモの中継アンテナが見えてくると、すぐケーブル八瀬駅そして叡山電鉄「八瀬比叡口」駅がゴールです。
コース 時間
京阪「修学院」 − 鷺森神社(スタート) − きらら坂入口 − 見晴らし台A − 千種忠顕の碑 −
9:55 10:00-05 10:20 10:50 11:15-20
ケーブル比叡駅 − 駐車場 − 比叡山山頂 − 駐車場(昼食) − 見晴らし台B − ケーブル八瀬駅 −
11:30 12:00 12:10-45 13:10
13:50
叡山電鉄「八瀬比叡口」(ゴール)
13:55