古代ロマン・継体天皇ゆかりの道を歩く    平成31年4月6日(土)






大阪・オレンジクラブ一歩会の例会です。

継体天皇は謎の多い天皇です。

先ず出自です、応神天皇5世の孫と云われていますが、武烈天皇の

後継者がいないとしてもそこまで遡らないといなかったと云うのも疑問ですし、

5世の孫と云うのも如何かと云う人もいます。

がしかし、当時の常識とすれば、5世位遡るのは簡単なことと云う人もいます。

日本書紀には湖西の高島郷ここ三尾の生まれと云われています。

母振姫は垂仁天皇の子孫と云われていますので、この時点で父(彦主人)が応神天皇の

子孫だと認識されていたのではないでしょうか。

5歳のとき父が亡くなり、母の実家である越前の国高向で育てられたと云われていますし、

その母も18歳の時に亡くなられたと云われています。

と云うことで、その継体天皇のゆかりの地を歩きます。この安曇川駅からスタートして、

最初は安閑神社にある「神代文字の石」の見学です。

一見したところ、以前九州の装飾古墳の絵を思い出させるような文字です。

次に三尾の里の継体天皇の「胞衣(えな)塚」と呼ばれている処に立ち寄ります。

その次は「鴨稲荷山古墳」へ、立派な石棺が展示されています。この地の有力者でしょうね。

次は父の彦主人(ひこうし)王の墓です、ここも「宮内庁陵墓参考地」とされていて立ち入り禁止です。

近くに母振媛のお産のときの「もたれ石」があります。

途中に「条里制の遺産」の表示がありました。

健康の森梅の子運動公園で昼食をして、その後、彦主人王、降姫を祀る「三重生(みおう)神社」へ

寄って、元の「安曇川駅」がゴールでした。

快適な湖西の地のウオーキングでした。スタッフの皆さんも遠い湖西の地の案内ご苦労さまでした。


コース         13km        時間

JR安曇川駅(スタート) - 安閑神社・神代文字石 - 胞衣塚 - 鴨稲荷山古墳 -
   10:15               10:30           10:40      10:50   

歴史民俗資料館 - 条里制遺産 - 彦主人王の墓所 - もたれ石 - 
   10:55         11:30       11:55          12:05  

健康の森梅の子運動公園(昼食) - 三重生(みおう)神社 - JR安曇川駅(ゴール)
     12:15-45                12:50              13:30  

鴨稲荷山古墳の
  石棺 
 彦主人王の墓所
 菊の紋のある
 三重生神社
    由緒書

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