大津京を訪ねるコース        平成30年10月21日(日)





毎日ウオークの例会です、真面目に参加していますが、

また来月は他の予定とぶつかってしまいますので、欠席します。

さわやかな秋晴れの下、琵琶湖の西岸大津から唐崎まで歩きました。

667年、中大兄皇子はここで天智天皇として即位。

残念ながら僅か5年で崩御なされ、その後皇位継承を巡り、壬申の乱が勃発。

息子の大友の皇子と弟の大海人皇子(天武天皇)の争いです。

結局、大海人皇子(天武天皇)は飛鳥に戻って即位します。


コースはJR大津駅から琵琶湖岸出てから浜大津へ、琵琶湖疎水の取水口くを

見て、三尾神社、三井寺の門前を通って皇子山競技場方向へ、

大津宮の錦織遺跡を見て、近江神宮へ、住宅地の中、開発調査出来たところが、

大津の宮跡と認定されますから、街中に飛び地で宮跡と認定されています。

全体を展望できる宮城跡遺跡はありません。

近江神宮は紀元2600年祭に合わせて昭和15年に創建された新しい神社です。

毎年の正月のカルタ大会が有名です。百人一首の第一番の札は天智天皇の歌です。

「秋の田のかりほ(仮庵)のいほ(庵)の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ」です。

今日はここで昼食です。午後は更に北へ、南滋賀町廃寺跡を見て、

志賀の大仏を目指します。途中百穴墓群があります。

昨年冬、高齢者大学の現地見学会で、崇福寺の廃寺跡を訪ねたときに、

百穴墓にも入らせてもらいましたし、その北の線刻仏、崇福寺の廃寺跡

にも行かせてもらいました。思えば人の行かないような場所に沢山行って

います。但し、当方の記憶力に難ありです。

倭(しどり)神社を最後にして、JR唐崎駅がゴールです。

倭神社は古墳の頂上に作られた神社のようで、祭神は天智天皇の后倭姫です、

古墳の被葬者も同じの可能性が高いようです。

今日も楽しい汗をかかせてもらいました。スタッフの皆さまありがとうございます。


コース       10km        時間

JR大津駅(スタート) - 琵琶湖疎水取水口 - 三尾神社 -
    9:40             10:10         10:20 

三井寺前 - 近江大津宮跡 - 近江神宮(昼食) -南滋賀廃寺跡 -
 10:35       11:20      11:40-12:15      12:35

志賀の大仏 - 志賀八幡神社 - 倭神社 - JR唐崎駅(ゴール)
  13:00        13:20      13:30      13:45

琵琶湖疎水
取水口 
 近江神宮
 倭(しとり)神社

 一覧のページへ