幻の都・恭仁京は橘諸兄の本拠地へ         平成30年5月22日(火)






恭仁京です、一度は行かねばと思っていた、聖武天皇の都跡です。

ある案内書に聖武天皇の彷徨と記されています。そう740年「恭仁京」遷都、744年「難波の宮」遷都、

745年「紫香楽の宮」遷都、「平城宮」遷都とまさしく彷徨ですね。

聖武天皇になってから、長屋王事件、河内・大和での地震、疫病の流行、藤原弘嗣の反乱、

鹿児島大隅海底火山噴火、肥後地震、美濃地震と相次ぐ中、大仏の建立、全国に国分寺の建立と、

忙しいことです。

その恭仁京は木津川の北側瓶原(みかのはら)に造成されましたが、5年で遷都、その跡地に国分寺が建立

されて、現在は、山城国分寺跡(旧恭仁京跡)とされています。

今日はその前に「海住山寺」に登りました。そう山の上にあります。登山のような急傾斜の道でした。

立派なお寺です、国宝の鎌倉時代1214年築の五重塔です。裳階がついています。

今日のコースをもう一度辿ると、加茂駅から東に山裾を巡る農業用水路の土手を北上し、

木津川の恭仁大橋から更に北上、北の山裾を巡る用水路の「大井出用水」の看板を見て、「海住山寺」へ。

下りて、先ほどの用水路の「千本杭」、用水路の水を2方向に分岐させるのに杭を沢山打って分岐させたもの。

その後、やっと恭仁京跡で昼食です。昼食後にまた勉強です、文化財保管センターで、恭仁京の再現ビデオを

視聴して、加茂駅がゴールでした。さわやかな一日、楽しいウオーキングでした。


コース          12km       時間

JR加茂駅(スタート) - 恭仁大橋 - 大井出用水路看板 - 海住山寺まで800m - 海住山寺 -
    10:05          10:30        10:55            11:00          11:15-25  

海住山寺まで800m - 千本杭 - 恭仁京跡(昼食) - 文化財保管センター - JR加茂駅(ゴール)
    11:40         11:55     12:00-45         12:50-13:15           13:40  

  国宝 五重塔
  海住山寺
 恭仁京跡
同地
大極殿跡
同地
国分寺跡碑

 一覧のページへ